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混沌センテンス

 意味の分からない文章を書いてみたい。


 意味が分からない文章って、いざ書こうと思うと書けないですよね。


 一方、仕事とかブログとかで、一生懸命説明してるのにどうしても伝わらないことがある。


 そんなときは、自分ではすごくよく分かってるつもりでも、相手にとってはきっとちんぷんかんぷんな文章になってるんだと思います。



 意味の分からない文章を意図的に書けるようになれば、逆に、自分の伝えたいことが伝わらなくて困ったときに、自分の文章を客観的に俯瞰できるんじゃないか。


 なんてことを思うんですね。


 訓練みたいなものです。


 あと、意味不明な文章ってそこはかとなく面白いので、楽しいですよね。


 そういうのを書いてみたい。


 ちょっと書いてみます。


 意味が分からないと言われたら大成功。



***


 登る横に丸いのにシャシャッてする前の黒い四角い厚い(でも薄い)の下は板でその横に置ける。

 水が上がらないように少し上がったところに白いのの上に置くでしょ。

 その箱の、プラスチックの箱に、下に引っ張るところがあって、紙みたいなやつを入れるところの下に砂がガリっとすると後でめんどくさいから、砂を入れる前に板(箱?)をずらして砂が無いか見る必要がある。

 そのときに、板のふたの前に白い(ところどころ黒い)やつに山になるけど、邪魔にならないように椅子を乗せるけど、棒の間は山になってうざい。

 白と黒の間に切れ目があって引っ張ると白が黒の上になるから白を先に引っ張っておくと箱の前が少し空くからそのときに箱の前を見れるけど箱を動かすときに邪魔にならないように白の三角と丸の間くらいを先に引っ張る。

 緑のシートを取るときに濡れているから(時々濡れてないから)指先で触らないようにプラスチックのところだけ(でもプラスチックも濡れている)動かしてから傾けて一気に落とす。

 落とすときに袋のほうが濡れると失敗。成功したらプラスチックのほうは濡れていると外に出すけど出さないで先に箱を戻すときもある。

 コツは、袋の丸いところにプラスチックの三角のところに斜めに入れて丸いところに触らないように出っ張ったところが裏に当たるように丸いところの下まで三角のところを両方入れてから二三回振ると面の出っ張った袋に当たるからそこも左手で引っ張っておいてから右手とプラスチックの間に丸いところを押さえておいて振ると濡れないで落ちる。

 逆に言うと箱を戻すとプラスチックが濡れているか分からないから砂を落とさないようにしないといけない。



***


 ……書いてて不安になってきた。


 なんですかね、これ。


 意味不明というか、怪文ですね。


 一応あるシチュエーションをむちゃくちゃに説明してみたんですけど。


 やっぱり意図的に意味不明な文章を書くのは難しいです。



 まともな文を書いてから助詞シャッフルするだけで結構意味不明になりますが、それだけだと結構元の文を解読できちゃいます。


 それさえさせない、混沌とした文章を書くとなると、すさまじい想像力が必要です。


 伝わらない文章を書いちゃったときって、それを無意識にやっちゃってるから、自分じゃ分からないんでしょうね。


 何せ想像力がオーバークロック状態なので、混沌センテンスでさえ解読して、解読結果のキャッシュを脳内に作っちゃうんだと思います。


 つまり、キャッシュをクリアすれば、伝わらない混沌センテンスを直すチャンスはあるってことですね。


 寝るとか。


 一週間寝かせてみるとか。


 そんな感じでしょうか。



 仕事だと、今日の夕方の幹部説明までに作れ、なんて話が多いので、この「寝かせる」ができなくて混沌を作り出しちゃってる場合がままあります。


 手っ取り早くキャッシュクリアする方法って無いもんですかね。


 悩ましいところですが、まあ、クビにならない程度に。仕事のほうは。



 伝えるを楽しむのは、趣味のブログや小説の世界でやっていきます。


つづく?

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