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真理と万物のパラダイム  作者: 奥野 丁路
第一章【葦原中津国(あしはらのなかつくに)】
3/61

02

 ――午前七時。


 専用の食器にドッグフードを注ぎながら、天野はお座りの姿勢で待つ家族の頭を撫でてやる。ユキオは食事の前でも興奮せず、ゆっくり尻尾を振りながら準備が終わるのを待っている。


「今日は色々と忙しそうだから、朝の散歩はやめとこう。代わりに、夕方の散歩は長くするから、それで簡便な」


 食事は寮の十階か学校の食堂で提供されるシステムになっており、強制ではないのだが天野に断る理由も無い。

 初日という事もあり、なるべく早く登校しておきたかったので、朝食は学校の食堂で取るつもりだった。

 まだまだ時間に余裕はあるが、初日で色々とつまずくであろう事を考えると、早めに出るに越した事は無い筈だ。


 ドッグフードを平らげ、玄関まで見送りについてきたユキオの頭を一撫でする。

 新しい生活への期待と不安を抱きつつ、天野は最初の一歩を踏み出した。





 ――葦原中津国の都市計画は、極めて規則正しく設計されていた。道路は全て片側三車線、区画は完全に碁盤目模様といった具合に。


 広さは直径約三〇キロの完全な円形で、中心部の直径一〇キロに行政や事務所などの区画、その外側に居住区画が設けられ、外周部には人の出入りを監視する為の門などの検問所が設置されていた。


 鉄道は行政区画に環状線が一本、居住区画にも環状線が一本、そして東から西に、北から南に走る十字型の路線。四本の路線は高架上に設置されており、五分に一本という規則正しいペースで運行されている。路面電車も整備されており、この規模の都市としては格段にインフラが整っていると言えるだろう。


 唯一の大学は行政区画の中心にあるが、中学高校は四校ずつ居住区画に配置されている。


 天野の通う第二高校は寮から徒歩一〇分程度。

 区画が碁盤目に整理されている事に加え、早朝でまばらとはいえ生徒も歩いているのだから、迷う心配は無い。


 葦原中津国市立第二高校。制服は紺のブレザー。ネクタイは学年ごとに三色に規定。


(髪染めは禁止になってたよな? 普通に茶色いんだけど……)


 ぐるりと周囲を見渡すと、男女共に明るい髪色がちらほらと。制服のスカートも短くなっている。ネクタイの色から判断するに、上級生になる程校則違反者が増えていくようだ。

 恐らく、どの程度までが安全ラインか見極められるからだろう。校則は細かく規定されているが、その運用はあまり厳密ではないという事か。


 高校の外観は外の学校と変わらないように思える。コンクリート製の白の塗装。四階建の直方体が二棟向かい合わせ。片方が教室棟、もう片方が特別棟となっていた。


「確か食堂は特別棟の一階だっけ。腹いっぱい食べれるのかなぁ……」


 校門を抜けてすぐに張り出されていたクラス分け。

 自分が三組である事は確認したが、越して来たばかりで知人すらいない状況では、何の感想も抱けなかった。


(……これは……何か変な機械が設置されてる。困ったぞ、どうしたら良いんだ?)


 特別棟の扉をくぐると、通路に自動改札機に似た機械が設置されていた。大食堂に入るにはここを通らなければならないのだが、これはどう見ても出入りを制限するものだ。


(いや、学生は自由に使って良いって聞いたぞ。とりあえず通って――)


 ガシーーン! ピピー! ピピー!


(え、ええ!? どうすりゃいいんだ!?)


 そのまま通過しようとしたのだが、予想通りゲートが閉じて警告音が響き渡った。慌てて機械に目をやると、ディスプレイに身分証をかざすように表示されている。


(こ、これで良いのか……?)


 おそるおそる読み取り機らしき部分に市民証をかざしてみると、データを読み取りを告げる電子音が鳴り、ゲートが開放された。


(な、なるほど……電車の定期と同じような感じなのか……ちょっと焦った……)


 兵庫の山奥と比べると、この都市は色々と進み過ぎている。順応できるのか不安を覚えつつも、気を取り直して大食堂に入る。先ずは朝食を取らない事には始まらない。


 大食堂に入ってまず感じたのは、食欲をそそる出来たての料理の良い匂い。

 一定距離ごとに和洋中の料理の大皿が並べられたテーブル。座席は地味な白の長テーブルと簡素な椅子。全校生が食事をとるだけあって、その広さは軽く千人は収容できる程だ。


(まさかバイキング形式とは……もっとこう、焼き魚に卵かけご飯的な感じかと……)


 大食堂の広さといい形式といい、まるでホテルのレストランだ。馴染みが無くてどうにも落ち着かない。気後れしつつも、無難に白米をよそい、味噌汁、焼鮭、沢庵を選んでトレーに乗せる。


「――――そう言えば、兄さんは何組だったの?」

「……三組。ああ、まじ憂鬱だ……」

「なんでそんなに落ち込んでるの? 友達がいない組み分けだった?」


 適当に空いてる席に座ろうと考えていると、近くの会話が聞こえてきた。三組という言葉に反応して視線を向けると、自分と同じネクタイの少年がいる。偶然同じクラスの人間に出会えるとは、なんとも幸先の良い展開だ。


 同じ学年のネクタイをした茶髪の少年と、その下の学年のネクタイの黒髪の少女。聞こえてきた会話の内容から察するに、二人は兄妹なのだろう。折角なので声をかけてみる。


「なあ、もしかして、二年三組?」


 不意に声をかけられ、茶髪の少年が振り返った。だが、当然ながら天野とは初対面だ。焦りとも笑顔ともつかない表情を浮かべている。

 どこかで知り合った相手だと勘違いし、必死で思い出そうとしているようだ。


「あ、いや、俺は今日から転入なんだ。同じクラスって聞こえたからちょっと声をかけてみたんだけど……」

「あ、あー、なるほどね! 俺は内田うちだ 直人なおと、よろしくな!」


 初対面だという天野の言葉に、内田が安心した様に笑顔を浮かべた。髪を染めているが、根は善良なのだろう。


「俺は天野あまの 和哉かずや。こっちこそ、よろしく。この子は妹さん?」

「えーと……妹の加奈かなです。よろしくお願いします、天野先輩」


 話をふられ、名前を答えた少女がぺこりと頭を下げた。


「立ち話もなんだし一緒に食おうぜ。ほら、隣の席空いてるし」


 両手がふさがっている天野の為に、内田が隣の椅子を引いてやる。礼を言い、天野は席についた。


「それで、三組って何かマズいの? 知り合いもいないからその辺の事がわからなくて」

「そうそう。兄さん、さっき何か言いかけてたよね?。」


 二人の言葉で思い出したのか、内田が頭を抱えて俯いた。


「そうだった……最悪な事に、門倉かどくらが同じクラスなんだよ……」


 誰それ? と首を傾げる天野だったが、加奈は青い顔で口元を押さえている。どうやら下の学年でも知っているような有名人らしい。


「兄さん、絶対に関わっちゃ駄目だからね! 天野先輩も、門倉って人には近づかないでくださいね!?」


 真剣な表情で二人に詰め寄る加奈。


「その、話が見えないんだけど、門倉ってのはそんなに危ない奴なの?」


 内田と加奈の話によると、同じクラスの門倉という男は札付きの不良らしい。入学初日に三年の不良と喧嘩し、相手の六人全員を一人で病院送りにしたのを切っ掛けに、秋になるまで毎日のように喧嘩を繰り返していた危険な男。

 何故秋までかというと、夏の終わりには門倉に手を出すような命知らずはいなくなっていたからだ。


 葦原中津国には親を亡くした生徒が多い為、荒れた生徒もそれなりにいる。門倉はそういった連中が絡んでくるのを全て叩き潰したらしい。

 噂によると喧嘩は負けなし。相手は全員病院送りだというから相当の実力者なのだろう。


 また、生徒へのカツアゲや、教師を脅してテストの問題を事前に聞きだしているといった噂もあり、同学年はもとより、加奈のような下級生達にまでその恐ろしさは知れ渡っているようだ。


「それは確かに怖いなぁ。わかった、俺も関わらないようにするよ」


 加奈の忠告に天野は素直にうなずく。こういう事は地元の人間に従うのが無難だろう。


「そういえば、天野はどうしてこんなに早く学校に? 俺と加奈は朝練があるからだけど」


 初日だから、念の為に。それを聞いた内田は感心した様に頷いている。


「そっか、天野は真面目なんだなぁ。あ、ちなみに俺はバスケ部で、加奈は陸上部なんだ。もし一緒の部活に入るんなら仲良くやろうぜ!」

「天野先輩細身だし、きっと走りや跳び系が向いてますよ。でも投げ系はイマイチかも」

「ああ、覚えとく。もし一緒の部活になったらよろしくな」


 食事をすませ、部活に向かう二人を見送る。

 とりあえず、幸先の良いスタートが切れた。門倉については少し不安も感じるが、不良なんてどこの学校にでもいるものだ。こちらから刺激しなければ大丈夫だろう。

 食後のお茶を飲みながら、天野は安堵の息を吐いた。





 始業五分前。殆どのクラスメイトは席につき、周囲と雑談に興じている。大食堂で知り合った内田は出席番号が天野の次だった為、席も後ろの席だった。

 内田と話していると内田の友人が話しかけてくれたので知り合いも増えた。


 基本的に皆、気の良い連中だった。葦原中津国の学校に転入してくる人間は大半が身寄りが無いと知っているので、気を遣ってくれたのだろう。

 内田やその知り合いとアドレスを交換すると、人との繋がりが出来たのを実感し心強さを覚える。


 気になるのは、さっきの話に出てきた門倉だ。出席番号的に自分の隣の席のようだが、隣の席はまだ誰も座っていない。

 札付きの不良の門倉とは、果たしてどんな外見なのか。やはり金髪にピアスなのだろうか。あるいはリーゼント? いや、流石に今時それは無い。


 ガラリと扉が開き、一人の生徒が教室に入ってきた。その生徒の姿を見た途端、クラスメイト達が一斉に静まり返った。朝の和気藹々とした空気は瞬時に冷え切り、誰も口を開かない。顔を知らない天野でもわかる。この男が門倉なのだと。だが――――


「おい、天野……目を合わせるなよ……!」


 小声だが、力強い囁きで内田が注意を促す。やはりこの男が門倉なのだ。

 しかし、その外見はとても不良には見えなかった。


 少し癖のある短めの黒髪。長身で、服の上からでもわかる鍛えられた肉体。不良より、スポーツマンと言われた方が頷ける。


 門倉は誰とも話す事なく、天野の隣の席に腰を下ろした。

 程なくチャイムが鳴り響き、担任の教師が教室に入ってきた。

 今日は学期の初日の為、ホームルームとその後の全校集会で終了だという。


 とりあえず、順番に自己紹介をしてもらうとの事で、先ず出席番号一番の天野が立ちあがった。


「えーと、天野和哉です。兵庫から引っ越してきました。まだわからない事ばかりなので、色々と教えてもらえると助かります」


 一番最初という事もあり、無難な自己紹介にとどめておく。兵庫、と聞いたクラスメイトが少しざわついた。

――ああ、タコ焼きだろ? いや、それは大阪。

――鹿が有名なとこだっけ? 残念、それは奈良。

――確か、たくさんお寺がある…… 惜しい、それは京都。


 漏れ聞こえてくる呟きに、心の中で突っ込みを入れる。マイナー県のつらい所だ。神戸とでも言えれば良かったのだが、自分が住んでいたのは兵庫の山奥だ。流石に無理がある。


 座ろうとして、ふと周囲を見渡す。何やら強い視線を感じたのだが、気のせいか?


 自己紹介は順調に進み、門倉の番がまわってきた。またもクラスの空気が緊張するのを感じた。


門倉かどくら 千里せんりです。よろしく」


 簡潔すぎるが、拍子抜けする程普通の自己紹介だった。声にもひねくれた調子はない。やはり不良には見えなかった。

 席に着いてからも、ふんぞり返るでもなく、まっすぐ前を見ている。本当にさっき聞いたような危ない奴なのか? 思わず首を傾げてしまう。


 そんな事を考えている内に自己紹介は終わり、一限目も終わろうとしていた。

 ベテランの風格を漂わせる担任の教師――竹村が体育館に移動するように告げると、それと同時に一限目終了のチャイムが鳴り響いた。





 校長が壇上に立ち、いわゆる『ありがたいお話』を滔々と述べている。

 こればかりは、どこの学校でも変わり映えしないようだ。それが終わると本日の授業は終了。体育館からの自由解散となった。


 部に所属している者は部活動を、所属していない者は家路につく事になる。

 内田は、よかったらバスケ部を見学していくかと尋ねてきたが、天野は街を見て回りたかったのでこのまま帰宅する事を選んだ。

 案内できないのを申し訳なく思ったのか、この街が建造された最初期から住んでる自分が色々教えてやると言いだし、また夜に集まる事になった。


 出口に目をやるが、出る人間が多くて混雑している。これではすぐに出られそうにない。

 もう少し人が減ってから教室に戻ろうか、などと考えていると、不意に背後から裾を引っ張られる。

 振り返ると、一人のクラスメイトが自分の上着の裾を掴んでいた。


 明るい茶髪をサイドテールに纏めた、可愛らしい顔立ち。身長は自分の胸元あたり。見た所、160は無い。同年代の女子の平均的な身長だろう。割と派手な外見なので、教室にいた事は覚えていた。


 言葉を交わした覚えは無いが、自分に何か用だろうか。少女がおずおずと口を開いた。


「――も、もうかりまっか?」

「ぼちぼちでんなぁ――って、いやいや! 幾らなんでもそれはない! ベタすぎて逆に新しい気もするけど!」


 反射的に答えて、しまったと口を押さえる。初対面の相手に返すにしては少し突っ込みがキツ過ぎた。


 ――いや、待て、おかしい。何故に見知らぬクラスメイトからネタを振られているのか。しかもこんな化石のようなネタ、リアルに振られたのは初めてだ。


 そんな天野の戸惑いをよそに、少女は満面の笑みを浮かべ目を輝かせている。


「いやー、嬉しいわぁ。ボケてちゃんとツッコミが返ってくるなんて何年ぶりやろうか!」


 二人のやりとりに何故か周囲の視線が集中する。そんなに注目するようなネタじゃないだろう、と思った所でようやく気がついた。そうだ、ここは関西ではないのだ。


「ね、ちょっと関西弁使っただけでこの仕打ち。居心地が悪いから標準語しか使えなかったのよ」


 不満げに口を尖らせる少女。少し話すだけで周囲に見られるのは、確かに落ち着かない。


「大阪出身ってだけで面白キャラ扱いされちゃうんだから。天野君は兵庫で良かったよね。大阪はタコ焼きと芸人のイメージが強すぎるのよ」


 ――なるほど。察するに、大阪出身の色眼鏡で見られるのが嫌で標準語で話していたが、兵庫出身の自分が来たので遠慮なく関西弁で話せるという事か。


 気持ちはわかるが、それでも『もうかりまっか?』は無いと言わざるを得ない。


 自己紹介で兵庫出身と言った時に感じた視線は、この少女によるものだったのだろう。


「ウチ――じゃない、私は三善みよし 春名はるな。今度はちゃんと覚えてよ」


 関西弁を慌てて取り消し、標準語でもう一度名前を名乗る。ばつの悪そうな天野の表情から、ちゃんと自分の名前を覚えてないのを見て取ったのだろう。


「同じ関西出身のよしみで仲良くしてね。あ、それとじろじろ見られるから、他の人がいる時は標準語使った方が良いよ。関西出身の先輩からのア・ド・バ・イ・ス♪」


 三善はおどけるようにウィンクしている。口には出さないが、ああ、やっぱり大阪人か。そんな感想を抱いてしまう。関西人同士でも固定観念テンプレはあるのだ。


 だが、兵庫から越してきたが、生まれが関東で身内もほぼ標準語だった為、天野はそこまで関西弁に思い入れが無かった。なので、使うのもどちらかといえば標準語に近いユルいものだ。ただ三善の喜びに水を指すのも悪いと思ったので、そこまでは説明しない。


「という訳で、アドレス交換しよ! メールなら好きなだけ関西弁使えるもんね!」


 天野の返事を待たず、ブレザーのポケットから携帯をすり抜き、アドレス交換の赤外線通信を開始している。ああ、やっぱり大阪人だ。予定調和のような物を感じ取り、天野は感無量といった表情で頷いていた。





 あの後、用事があるという三善を残し、天野はアドレスだけ交換して寮の部屋に戻っていた。出迎えに入口まで来ていたユキオが身を寄せてくるのを、頭を撫でて応えてやる。


 まだ昼前で何か食べたいと思うほど腹も空いていない。制服から動きやすい服に着替え、街の観光がてらに身体を動かす事にする。


「それじゃあユキオ。昼食前の腹ごなしだ!」


 散歩用のリードを見せてやると、ユキオが尻尾をぱたぱたと振って喜びを表現した。


「よし、じゃあ行くか――」


 ユキオを連れて入口の扉を開けると、ちょうど隣人が帰ってきた所だった。この機会に挨拶をと思った天野だったが、隣人の姿が目に入った途端、言葉を失い硬直してしまった。


「お前、確か隣の席の……まさか部屋まで隣とはな」


 不意打ちのタイミングで悪名高い不良とばったり出くわしたのだ。仮に天野でなくとも、戸惑い立ち竦んでしまっただろう。


「ま、俺はあまり部屋にはいないが、よろしくな。……そっちの白いのも」


 声をかけられたユキオは、それに応えるようにフン!と力強く鼻を鳴らした。


「あ、ああ……こっちこそ……その、よろしく……」


 しどろもどろの返事だったが、門倉は気にする素振りも無く部屋に入って行った。


 内田のように積極的にコミュニケーションを取るタイプでないのは確かだが、かといって威圧するような事もない。学校で様子を見ていた時も思ったが、やはり門倉はチンピラや不良といった人種では無いように思える。『孤高』という表現が一番しっくりくる。


(……後でもう一回、内田から話を聞いてみよう。もしかしたら、変な噂が独り歩きしてるのかも)


 噂で聞いていた門倉と、実際に接してこの目で見た門倉。そのあまりの落差に、天野はもっと詳しく情報を集めようと決意していた。


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