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なろうファミリーの温泉旅行番外編/神村律子さん編(200文字小説)

作者: 日下部良介

 ホテルのバーカウンター。

 鉄人に告白された。

「律子さんとなら本当の不倫をしてもいいよ」

「そうなんですか(ムフ)」

 私は無防備な微笑みを向ける。

 鉄人はこういう笑顔に弱いんだ。

「もうひと押しよ」

 隣の雫ちゃんが囁く。

 ところが、鉄人はいつの間にか眠っちゃった。

「チャンスよ」

 雫ちゃんの悪魔の囁き。

「そうなんですか(ムフ)」

 私は眠っている鉄人にそっとキスをした。

 

 翌朝、お風呂で鉄人に会った。

 死ぬほど恥ずかしかった。





律子さん、ごめんなさい!小説の中とは言え、キスさせちゃった。

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― 新着の感想 ―
[一言] 焼けますね(爆笑) 爆笑してどうする。 えっと、拝読しました。りったんがりったんらしくて良かったです。
[一言] 拝読致しました。 あらら、しちゃったのですね。されたのではなく。 まあ、一番の扱いですから、よかったです(ムフ)。 ありがとうございました。
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