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第7話 要の門と夜空

 日中の暑さはだいぶ収まった。けれど陽が落ちても相変わらず湿度は高い。


 ウッドデッキに腰かけ、風呂上がりのトロピカルドリンクを飲みながら夜風に当たるイズは隣で膝を抱えるエリウェルに目を向けると瞼が重そうだ。


「なあ、エリウェル。眠いなら無理して付き合わなくてもいいぞ? ルシアだって無理しなくていいって言ってたし」


「ううん。平気だよ……。イズと一緒にいる……」


 そう答えるもエリウェルは眠そうだ。昼間は休みなくバイトをした後、夕暮れまでずっと海で遊んでいた。それから外でバーベキューをしてお腹がいっぱいになるまで食べて、それからお風呂に入ってまったりお喋りしてから今はルシアを待ちながら夜空を見上げている。


 眠くなっても仕方がない。だからエリウェルを先に寝かせそうとしたのだが、どうしてもイズと一緒が良いと言ってきかない。


 イズはふと考えてエリウェルに肩を寄せた。


「俺の肩に頭乗せていいぜ? 腕組むと乗せやすいかも」


「うん。ありがと……」


 エリウェルは素直に腕を組んでイズの肩に頭を乗せてきた。髪の毛から花のような甘い香りがする。お風呂にあったシャンプーの匂いではない。エリウェルはお洒落好きなので売店で何か高級なシャンプーでも買ったのだろう。おねだりしてもいないのにルシアが色々とエリウェルに買い与えているのをお昼に目撃した。


 そこで疑問に思う。イズはルシアからお小遣いを貰ったが、おねだりしても売店では何も買ってくれなかった。一方、エリウェルはお小遣いを貰って売店でも色々と買ってもらっていた。これは不平等ではないだろうか。


 今日はもう売店も閉まったし、エリウェルも眠そうなので我慢する。けれど明日、今日のことをネタにしてルシアをゆすろうと決意した。


「またなんか悪だくみ考えてる? 悪い顔してるわよ?」


 声がして顔を上げようとしたらルシアが体を密着させながらイズの隣に座ってきた。イズの顔を覗くルシアの顔はにやついている。悪だくみを考えると普段なら困った顔をするはずだが、今日はやけに気持ち悪い。


「そういうルシアも悪い顔してるぞ?」


「悪い顔なんてしてないでしょ。ただエリウェルと良い雰囲気だなーって思ってさ。なかなかやるじゃない、イズ」


 このこの、とでも言いそうな感じで肩を押しつけてくる。絡み方が面倒くさい。


「俺まだなにもやってないけどな。それにしても今夜のルシアは気持ち悪いな」


「気持ち悪いとか言わないでよ。失礼ね。――まあ、今日はそんなこと言われても全然平気だけどねー」


 ルシアのニヤニヤが止まらない。そんなルシアに気持ち悪さを感じながら耳を傾けるとエリウェルの小さな寝息が聴こえた。肩を貸した途端眠りについたようだ。それだけ疲れていたのだろう。


「来るの遅いからエリウェル寝ちゃったみたいだぞ」


 そう告げるとルシアはエリウェルの顔を覗き込んできた。イズも隣に目を向けるとエリウェルは膝を抱えながら肩に頭を預け、器用に眠っている。


「やっぱり疲れて寝ちゃったのね。悪いけどイズ。もうすぐ見れると思うからしばらくその体制でエリウェルを寝かせておいてくれない?」


 そう言ってルシアは優しい顔をした。ルシアはたまにこうやって優しい顔を見せることがある。普段は年齢など気にせず他者と接するイズだが、このときばかりはルシアに大人の女性を感じる。そんなこと絶対に本人には伝えないが。


「当たり前だろ。後でちゃんとベッドにも送り届けるよ」


「あらあら。イズ。あんた良い男じゃない」


「まあね」


 そんな話をしていると突然、視界に彩が現れた。顔を上げるとピンク、青、紫、緑、赤色に塗られた光のカーテンが夜空に広がっていた。


 その光景はとても幻想的で美しい。けれどそれ以上に圧巻されたのは夜空を割くように大きな黒い穴と白い穴が発生したことだ。


 よく観察するとその二つの穴を中心に色とりどりの光のカーテンが広がっている。


「見なさい、イズ。あれが要の門と呼ばれているものよ」


 要の門。ルシアがイズに見せたいと言っていたものだ。


「あれが要の門か。綺麗だな」


 そう感想を述べるとルシアはクスッと笑う。


「確かに綺麗ね。要の門は超常の災害以降に世界中で自然発生するようになった空間の歪み。けどその発生頻度はごく稀だから目にする機会はとても少ないわ。でもこの地域ではああやって頻繁に空間の歪みが生じるのよ」


「あの黒い歪が異世界を繋ぐのに重要な門の役割をしてるんだろ? ルシアの授業で教わったな。けどあの歪だけだと異世界に行き来できないんだよな?」


 超常の災害以降、メルトリア、ディアタナ、地球は互いに往来可能となったことは知っている。けれど頻繁に往来できるのならもっと異文化交流があってもいいはずだ。そうならないのにはどうやら理由があるらしい。


「ええ。そのとおりよ。とても強い重力が空間を圧し潰して異世界への通り道を作っているの。だから生身であの空間に入ったらバラバラになるわ。仮にバラバラにならなかったとしても通常の時間軸が消失しているから空間を通り抜けるのには途方もない時間が経過するでしょうね」


 けれど、と言ってルシアは微笑む。


「構成物質全てをアクソロティウム素粒子に置き換えることができれば話は別。歪の入口に引きずり込まれたとき、瞬時に量子化すると時間の制約を受けずに向こう側の世界に吐き出される。それから元の物質に再構築すればいい」


「なんか難しくて言ってることあんまりわかんないけど、人間にそんなことできるのか?」


「ええ。それが可能な人間をアクソロティ協会では大魔導士と呼ぶの。アクソロティという機械の依存から解放され、肉体を構成する全てをアクソロティウム素粒子に置き換えて魔術を行使できる本物の魔術師。ちなみにマレージョが世界を渡るときも同じ原理を使ってるのよ?」


 マレージョという言葉を聞いてふと疑問に思った。マレージョはメルトリアに移住したくて戦争を始めたらしい。仮に戦争に勝って移住することになったらどうやって世界を渡るのだろうか。


「ふーん。でもそうしたらさ。もしマレージョたちが戦争に勝ってメルトリアを占領して移住するってなったら大変じゃないの? みんなで大移動するの? 荷物もあるだろうし引っ越しも大変だよな?」


 そう問いかけるとルシアは声をあげて笑った。


「イズらしい面白い着眼点ね。でも確かに今の答えだけだと必ず衝突する疑問よね。結論だけ言うと、異世界に渡れる飛空艇があるの。造船するのが大変だからそんなに何隻もないんだけどね」


「そうなんだ。それなら引っ越しも簡単だな」


 ラミアーヌ島を旅立って半年以上が経過し、イズは東大陸から西大陸までやってきた。これだけでもイズにとっては大冒険だったが、メルトリア以外に世界が二つもあるのだから驚きだ。まだまだ冒険するべき場所はいっぱいある。


 メルトリア各地を制覇したら次はどこの世界に行こうか。そんなことを考えながらイズは夢を膨らませる。


「おや? 先客がいたようだね」


 声が聴こえて斜め向かいに目をやるとマリーンとエフォートの姿があった。二人は本日の接客が終わったのか昼間よりラフな格好になっている。


「よっ! マリーンおじさんにエフォート。二人も要の門を見に来たの?」


「ああ。この場所から見る要の門は綺麗だからね」


「だよなー! 俺、初めて要の門見たんだけど凄い綺麗でびっくりしたよ」


「マーレマレマレマレ! ならば存分に見ていくがいい。運が良ければ間抜けなマレージョが空から落ちてくるかもしれんぞ?」


「マジ!? マジで落ちてくんの!? 俺、間抜けなマレージョが落ちてくるとこ見てみたい!」


「マーレマレマレマレ! すまない! マレージョギャグだ!」


「嘘かい!」


 マリーンとエフォートが笑い声を上げた。ルシアはマリーンたちと喋っていても無視を決め込んでずっと夜空を眺めている。日中のやり取り以降、ルシアはマリーンたちと距離を置いているようだ。


 ルシアやレテルの情報が八貴族に漏れていると日中話していたので、マレージョとあまり関わりたくないのかもしれない。かといってイズとエリウェルにはマレージョと関わるなとは言ってこない。


 ルシアなりにマレージョを見極めているのかもしれない。


「なあ、マリーンおじさん?」


「なんだね?」


「マリーンおじさんはディアタナか地球って行ったことある? 俺、メルトリアを冒険し終えたら他の世界も冒険したいんだよね」


「冒険か。それはいいな。非常に羨ましい。――しかし残念ながら私はメルトリアのことしか知らんのだ。なんならこのチャンドゥア地方から出たことがない」


「嘘ばかりですね。それともお得意のマレージョギャグですか?」


 ずっとマリーンたちに知らん顔をしていて、ようやく口を開いたと思ったら悪態をつくルシア。けれどマリーンは気にする様子もなく笑い声を上げる。


「マーレマレマレマレ! さて、ギャグだろうか。本当だろうか」


「マレージョが生まれ故郷を知らないわけないでしょ。私をからかってます?」


 そう言って訝し気な目で見つめるルシア。なんとなく察してはいたがどうやらルシアは勘違いしているらしい。


 日中、マリーンはいくらでも滞在して自分たちを見極めればいいと言っていたが、あまりルシアを勘違いさせておくのはよくない気がする。


 きっとマリーンは悪戯好きでルシアに対する冗談のつもりなのだろうが、同じ悪戯好きから言わせてもらえれば見極めが大事だ。超えてはならない線を超えると大きな問題になりかねない。


「なあ、ルシア。勘違いしてるかもしれないけどマリーンおじさんもエフォートもシャーデットにいるマレージョたちも全員人間だぞ?」


 訝し気なルシアの目線がこちらに向いた。


「なに? あんたまで私をからかう気? また完璧で究極な人間とか言うんでしょ?」


 マリーンを拒絶してしまっているせいか簡単に聞き入れてくれない。やっぱり早めに誤解を解いたほうがよさそうだ。


「ルシアってマレージョの八貴族全員の顔と名前知ってるの? マリーンおじさんって八貴族に入ってるの?」


「八貴族代表の顔と名前は知ってるわ。戦時中に何度も戦ったもの。マリーンさんのことは知らなかったけど……十年以上あれば貴族の代表も変わることはだろうし、そもそも貴族って家柄のことを言ってるから知らないマレージョなんてたくさんいるわよ」


 そう返されてしまうとは想定していた。やはりマリーンに直接答えてもらうしかないな、と思っていると肩が軽くなった。


「わあー! 凄く綺麗! 要の門が開門したんだね」


 エリウェルが起きたようだ。目を輝かせながら夜空を見上げている。


「エリウェル。もう大丈夫なのか? 眠かったらまだ寝てていいぞ?」


「ううん。もう大丈夫。でもイズって凄く寝心地いいんだね。よかったらまたお願いしたいな?」


 嬉しそうな顔でおねだりしてくるエリウェル。普段何かをおねだりするときは気恥ずかしそうな様子で控えめに言ってくるのに今は随分と積極的だ。もしかしたら寝起きで頭が回っていないのかもしれない。


 そんなエリウェルの新たな一面が見れてとても面白い。


「おお! もしかして俺って枕として優秀なのか? もちろんいつでもいいぜ! 俺のマクラ使いたかったらいつでも言ってくれ!」


「うん! ありがとう、イズ! でも私ばかりじゃ悪いからさ。今度は私がイズに膝枕してあげるから――ってルシア様!?」


 驚愕するエリウェルの目線を辿るとニヤニヤして気持ちの悪いルシアの笑顔があった。途端にエリウェルの顔が真っ赤に染まる。


「あ……あの! えっと! これは……その……ちが、違うんです!」


「あらあらー? 別に恥ずかしがらなくていいのよ? エリウェル。お邪魔だろうから私たちは席外すわね?」


「え……あっ!? マリーンさんとエフォートさんまで!?」


 ルシアと同じくマリーンとエフォートも満足げな笑みを浮かべている。いつものエリウェルに戻ってしまった。せっかく積極的なエリウェルが見られたのにとても残念だ。けれどエリウェルが正気に戻ってくれてちょうどよかったかもしれない。


 イズは慌てふためくエリウェルの顔を覗く。


「なあ、エリウェル。マリーンおじさんとエフォートってマレージョじゃなくて人間だよな?」


「えっ!? えーと……うん! 二人の遺伝子配列から異質同体を確認できるけど……塩基配列や染色体数とかを総合的に比較すると人間の遺伝情報に近い。多分、人間を核として後天的に遺伝子操作されたんだと思う」


「へ!? なんだって!?」


「あ……。えーとつまり……。人間とマレージョが合体した存在かな?」


「おおー! マジか!? すげー! 人間とマレージョって合体できんの!? 誰だよそんなすげーことやるやつ! エリウェル詳しいみたいだけど何か知ってんの!?」


「うん。お母さんに教えてもらったことがあるの。八貴族でこういったことが得意なマレージョがいたって。本人はほとんど戦場に姿を現さないんだけど凄く嫌な戦い方をするからお母さんはそいつ大嫌いって言ってた。そのマレージョはみんなから博士って呼ばれていて……確か名前は――」


「――狂気の天才科学者ヴォイニッチ。人間を攫って改造し、生物兵器として戦場に投入するような最悪のマレージョよ」


 恨みのこもったルシアの言葉。昔のことを思い出したのかルシアの表情は苦しそうだ。そんなルシアを見たからだろうか。マリーンとエフォートは少しだけ神妙な顔をしている。


「という話なんだけどマリーンおじさん。そろそろ本当のこと教えてよ」


 そう問いかけるとマリーンは小さく頷いた。


「みんなの言うとおりだ。私は……いや。このシャーデットにいるマレージョは全員ヴォイニッチ様に改造された元人間だ。我々はこのチャンドゥア地方の住民だった。しかし十年前の超常の災害で押し寄せたマレージョたちに捕縛され、マレージョに生物兵器として改造されたが使われることなく、今はヴォイニッチ様の配下として人目を忍び、ひっそりとシャーデットを経営しながら生きながらえている」


「そっか。大変だったんだな。――でもみんな楽しそうに暮らしてて良かったよ!」


「ずっと悲しんでもいられんからな。――それにしてもイズとエリウェルは子供なのに随分と観察眼があり知識も豊富なようだ。二人は何者かな?」


「俺は勇者見習い。エリウェルは医者の卵だ」


 そう言って胸を張るとマリーンとエリウェルは声を上げて笑い、エリウェルも口に手を当てながら笑っている。


「ちょ、ちょっと待って! 私にも色々質問させてよ!」


 焦った様子で話しに割り込んでくるルシア。イズたちは互いに顔を見合わせた後、マリーンは頷いた。


「どうぞ。お母さん。答えられる範囲でお話しますよ?」


 ちょっと不満げなルシアだったがすぐに質問を口にした。


「さっきヴォイニッチの配下って言ってたけどもしかして私たちの情報って筒抜けなの?」


 もっともな質問だ。それは一番気になる。イズたちがここにいる情報が漏れているならシャーデットに滞在し続けるのは危険だ。


「ヴォイニッチ様から命令が下って必要な情報を報告することはある。けれど命令があってそれを行うだけだ。今、そのような命令は下ってない。そもそもルシアさんたちがここに来るなど想定していないのでしょう。ヴォイニッチ様は今、一か月後のティンバードール襲撃計画でお忙しいようですから」


「へえ。ヴォイニッチのティンバードール襲撃計画ってのはレテルの子供達奪還作戦と関係あるのかしら?」


 そう問いかけるとマリーンはニコっと微笑んだ。


「ここにいる我々マレージョはアクソロティで生命活動を制御されております。いかなる方法であれ、特定の情報をヴォイニッチ様以外に漏洩すると肉体細胞が死滅するようプログラムされているのです。――ご理解くださいますかな?」


 ヴォイニッチに命を握られていると言われればもう何も言えない。ルシアは心の優しい女性だからきっと重要な情報だとしても目先の命を選ぶ。それはいずれ足元をすくわれる原因になるかもしれない。だとしてもルシアは目の前の救える命をきっと選ぶ。そんなルシアだからこそイズは信頼を置いている。


「わかりました。ヴォイニッチが良からぬ計画を立てていると知っただけでも十分な情報です。どのみち私たちはティンバードールに行くんです。そこでヴォイニッチを待ち構えればいいんだもの」


「はい。そうしてください」


「あと一つ聞いてもいいですか?」


「どうぞ」


「では……なんでマリーンさんの笑い方はマレージョをもじってるんですか? それにマレージョギャグってなんですか? マリーンさんは元人間なんですから無理にマレージョっぽくしなくていいのでは、と思うのですが」


 ルシアは冗談ではなく真面目に聞いているようだ。そんな問いかけをされたマリーンはエフォートと顔を見合わせ、それからルシアに笑みを向けた。


「ユーモアです。日中、エフォートがイズに似たようなことを言ってたでしょう。毒針を生やしていたほうがかっこいいからと。せっかくマレージョになったのですからマレージョっぽくしたほうがかっこいい。そうは思いませんか?」


「は、はあ……」


 あまり納得言っていない様子のルシア。そんなルシアが面白くてイズ、エリウェル、エフォートは笑い合う。


「まったくルシアはわかってないな。カッコいいは男のロマンなんだぞ? ――だよな? マリーンおじさん? エフォート?」


「マーレマレマレマレ! そのとおり!」


「はい。イズの言う通りです」


 そうしてみんなで笑い合うが、未だにルシアは納得がいっていないようで困ったような顔をしていた。

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