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【4】模擬戦1

王立学園の入学式は普通だった。


俺はFクラスになった。Fと聞くと最下位とかを思いがちだが父上曰く王立学園のFは規格外級または制御不能やよくわからない職業(ジョブ)の集まりだそうだ。

と言っても王立学園の生徒には最下位と言われている。


規格外級の職業(ジョブ)かぁ。楽しみだなぁ。

ちなみに俺の職業(ジョブ)『鍵』も規格外級と言われた。


まぁ。確かに神のいる場所にも行けるし、

一回行ったことある場所なら行き来可能。尚且つ、魔法も無効化可能で竜殺しの毒すらも無効化(経験談)するというチートっぷり。


職業(ジョブ)は使いこなせばメリットがでかいが使いこなせなければデメリットの方が大きくなる。

例えば前にちょっかいかけてた『魔道士』くん(名前忘れた)は魔法を効率的に使うことができ、職業(ジョブ)専用のスキルも使うことができる。


『魔道士』はA〜Fで言うところのA–(エーマイナス)に分類される職業(ジョブ)である。

勇者はSランクで同じくSランク職業(ジョブ)は『賢者』『聖女』『大剣師』『万能付与師』が今まで観測されている。


規格外級とは、Sランク職業(ジョブ)すらも凌駕しうる職業(ジョブ)であり、英雄にも厄災にもなる職業(ジョブ)のことである


〜Fクラス〜

ガラガラとドアを開けた

中には6人いた。つまり6人も規格外級、または制御不能系がいると言うこと。

FクラスのFはfantasticの頭文字のFを取ったらしい。奇抜や異形という意味から取ったのだろう

聞いたところによるとこの王立学園『シラガコ』は何万年も前にいた大英雄〔カイト・レイカル〕という者が創設して今まで続いている。


大英雄カイトは多分日本人だと思う。『シラガコ』を逆から読むと『コガラシ』となると。

いかにも名字ですよって感じ。


教室に入ったら空いてる窓側の席に座った。

しばらくしたら担任の先生が入ってきた。


「初めまして、Fクラスの担任になったキアラ・ラーナガルトと言います。これからよろしくお願いします。早速ですが自己紹介をしてから第一訓練場に移動します。」


自己紹介はいたって普通だった。強いていえば職業(ジョブ)もいうことだな。

全員の自己紹介が終わり、第一訓練場に移動する事になった。


〜第一訓練場〜

「今から1v1の模擬戦をしてもらいます。組み合わせはもう決めてあります」

1人が手を挙げて質問した


「私達は7人で奇数なので1人の相手はいったいだれがやるのですか?」

質問したのは〔ルカ・セニール〕職業(ジョブ)は『確定者』、得意魔法は確率系統の魔法が得意。


[確率系統魔法とは、文字通り発動確率があり最極魔法になると0.0001%しかないため、ほぼ発動しない。

初級(100%)は『弾丸(バレット)』『防壁(ウォール)』『能力上昇(小)(アップ)

中級(50%)は『弾槍(バレットランス)』『範囲防壁(フィードウォール)』『能力上昇(中)(ローアップ)

上級(0.1%)『弾槍乱撃(ランスロット)』『物理無効化(プレイドレイ)』『能力倍倍増(ハイアップ)

最極(0.0001%)『無限槍乱撃・極(インフィルランスサー)』『対物対魔結界(インフィルレイ)』となっている]


確定者は多分事象を確定させる力と思われる。

例えば、くじ引きで欲しいやつを必ず引くことができるとか


「残りの1人はこの私と模擬戦だ。と言っても勝負になるかすら怪しいがな」

「残りの1人って誰なんだろう」

「先に言っておこう。クロノ・ダズリュールは私とだ。」


「え?」

なんで?そんなに強くないんだけどなぁ(無自覚)

移動のは便利だけどさ〜(本人の認識→『鍵』=便利なやつ)


クラスメイトからは「マジかそんなに強いの?」とか「なんでFクラスにいるんだ?」てきな雰囲気が、、、、、、


模擬戦の順番はこうなった

一回戦目

〔ロザリオ・ブッシュ〕vs〔アイラ・ローレンス〕

二回戦目

〔ルカ・セニール〕vs〔カール・リーザル〕

三回戦目

〔ラティス・グーダイク〕vs〔リリィ・ライルオ〕

四回戦目

〔クロノ・ダズリュール〕vs〔キアラ・ラーナガルト〕

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