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【9.5】先生と模擬戦

ところで気になっている人がいるだろう

乱入者が来たせいで先生との模擬戦はどうなったのか

実は・・・・・


<乱入者が来た後日:第二訓練場>

「クロノ、本当にやるのか?」

「お願いします。俺は強いです。自覚もしてます。でもまだ終わりにしたくないんです。いざって時に何とかできる力が、、、、」

「思い詰めてるのはわかった。でももっと大人を頼りなさい。で、ルールはどうする?」

「《加速(アクセル)》のみ、剣技ありの近距離戦でお願いします」

「わかった」


そういうと先生が異空間から木刀を取り出して一本を俺に投げて聞いてきた

「一本で大丈夫?」

「平気です」

先生は二本持っていた。それもそうだ

先生は《双黒流(そうこくりゅう)》《双白流(そうはくりゅう)》とその元の剣技《双星流》の使い手でもあるし、尚且つあの《七星流(しちせいりゅう)》の後継者だ(訳:伝統的流派全部使える)


七星流:かつて大英雄が使っていた剣技。代々受け継がれている 片手剣用剣技

―ここから下の説明は失われた情報―

受け継がれているが現在の七星流は大英雄が使っていた時より劣化しまくっている。さらに一部の技は未完成技となってしまっている

―――――――――――――――――

双黒流:二刀流剣技の派生したうちの片方。

そしてこの技は片手剣でも使用可能

双白流:二刀流剣技の派生したもう片方。

双黒流と同じく片手剣でも使用可能


双黒流と双白流は片手ずつ同時に使うことで完成する。

―上のと同じく―

二つの二刀流剣技の派生元は双星流であり、双星流の元は七星流で結局は大英雄の技が元になっている

――――――――


「「《加速(アクセル)》」」


お互いが一気に接近した

「《断外閃》《絶剣・即》!!」

右手の剣に黒い闘気(オーラ)

左手の剣に白い闘気(オーラ)が纏った。

左手の剣が一気に加速した

間一髪のところで流した


俺は反撃するために剣技を()()()

でも俺は闘気(オーラ)の属性化はまだ出来ないけど闘気自体は使えるだから完璧でない剣技故に、、、、

「《模倣絶剣・即》っ!!」

「!。、、、ハッ!」


模倣剣技。無色闘気を纏った剣技を身につけた

流した剣を打ち出す

先生の右手の剣が少し遅れて反撃に出た

剣と剣がぶつかりあう

そして俺が剣ごと後ろに吹き飛ばされた。


「ぐっ!」

体制を整えた時にはもう目の前にいた

急いで防御の姿勢を取ろうとしたが間に合わず

「双星流《極夜》」

ドゴッ

っと鈍い音と激痛を認識する時には壁に叩き付けられていた

「かはっ!!」


急いで俺は身体の状態を施錠(ロック)した

そこに加速を切った先生が小走りできた

「すまん。少し加減出来なかった」

「大丈夫ですよ。やっぱり状態施錠(ステータスロック)をしないとやばいな。うーむ」

「なら多重結界を使ってみたらどうだ?」

「多重結界.............あ!」

「どうやらいい案が出てきたみたいだな」

「先生、ありがとうございます!それではっ」


そういうと俺は訓練場を後にした


「凄まじいな.............」

訓練場に残った先生が腕を擦りながら言ったつぶやきは誰にも聞かれることは無かった

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