棚が空っぽだった日、稲は青く薫った
さっきスーパーへ行った時のお話です(*^。^*)
プラの米櫃を見ると10cmくらいしか残ってなかったので……
「今日から晩御飯はパンか麺だから!そのつもりで居て!」
と、出掛ける黒姉と黄緑に言い放った。
二人の言う所によると、「外食やお弁当は普通にご飯あるよ」との事だし、問題は無いだろう。
私自身もお昼は、山と買って置いた“ぼっちちゃんのカレーメシ”を食せばいいし、ソーメンは大好物!! 何の問題も無い!
なので特に焦る訳でも無く、いつもの時間にスーパーへ行った。
相変らずガラ空きのお米売り場の棚には、噓かホントか分からないけど『本日分は完売しました』の札。 後は『お一人様1点限り』のパックご飯がいくつか残されている。
夏の盛りのこの時期は、例年なら「新米の入荷前に去年収穫されたお米は売り切りたいのでは?」と思うのだが……今年はどうなのだろう?
業者さんは笑いが止まらなかったりするのかな??
まあ“待てば海路の日和あり”とも言うし、カリカリしないでやり繰りしよう。
スーパーからの帰り道、ふと思いついて田んぼの前で自転車を下りた。
私はコメ作りをまるで知らないので理由は分からないが、水路の水は止められていて田んぼの水かさは極端に減っている。けれどもすくすく伸びて来た稲穂は青々とはしているがほんの少し頭を垂れている。
畦の際まで寄ってみると、昼の暑さに蒸されたのか、もわっとした青い匂いが立ち、ご飯の由来を実感する。
うん!きっと!
そのうちに
“米騒動”も解消するだろう。
今はただ……今週末に来るという台風が被害を及ぼさない様、祈るばかりだ。
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