コンビニのトイレ
【主人公】27歳・男性・旅行ライター
――本当に何にも無い所だったなぁ……。
取材の帰り道……道路わきの向日葵の花がほとんど枯れてしまった八月下旬の国道を運転中、僕は無駄足を踏みまくりで書いたこの役立たずな取材メモをどう原稿にするか悩んでいた。
僕はフリーの旅行ライターだ。出版社からの依頼で国内外の観光地へ出向き、周辺の観光スポットやお店などをひとりで取材して記事にしている。
今回は由緒ある寺で毎年秋に行われる大祭のため、あらかじめ周辺の観光スポットや宿泊施設そして飲食店などを取材するという依頼を受けたのだが……
途中出会った老人に「こんな所(寺以外に)何にもねぇよ」と言われた。まさにその老人が言う通り……本当に寺以外何もなかった。
寂れた土産物屋と、何の特徴もない飲食店が数軒あるのみ……これは正直に原稿を書くと営業妨害、盛って書くと読者への詐欺行為になりそうだ。
読者に嘘はつけない、かと言って地元の人の生活を奪うこともできない……これは僕の書き方次第、責任が重くのしかかる。
そんなことを考えていたら、遥か前方にコンビニの看板が見えた。この辺りはコンビニが少なく、一度逃すと次のコンビニにはそう簡単に巡り会えない……悩んでいたら疲れたので僕は早めに休憩をとることにした。
※※※※※※※
国道沿いにあるコンビニに車を停めた……駐車場がやけに広い。そういえば行き帰りのどちらも大型トラックをよく見かけた。きっと大型車が停められるように駐車場を広めにとってあるのだろう。その割に、駐車場には僕以外に停まっている車が見当たらない……時間帯のせいなのか?
それにしても、周囲に民家のない場所にポツンと建っているこのコンビニ……果たしてドライバーだけを相手に商売が成り立つのだろうか? と余計な心配をしていたが、近くにある交差点の左手……の遥か先に住宅地らしきものが確認できた。
僕はここでトイレ休憩と……それだけで帰ったら気まずいので、夕食用に弁当か何か買って帰ることにした。まだ家まで距離がある……のんびりファミレスなんかで食事などしている暇はない。適当な所に車を停めてさっと食べてしまおう。
車を降りてコンビニに入る……少し古めかしい感じがするコンビニだ。今どき自動ドアじゃなくて手動のドアかよ……。
中に入ると、レジに二十代後半か三十代くらいの女性の姿があった。客が入ってきたのに挨拶すらしない……田舎のコンビニだなぁ、都会だったらすぐ口コミサイトに悪口書かれるぞ……。
とりあえずトイレが先だ。本音を言えばあのような無愛想な店員に声を掛けたくなかったのだが一応礼儀だ。僕は挨拶もしない女性店員に向かって「すみません、トイレ貸してください」と声を掛けた。
女性店員は無表情のままコクッと頷いたのでそのままトイレに向かう。女性店員の顔は少し美人風だったが、病的ともいえるほど顔色が悪かった……とてもじゃないが客商売には向いていない。
トイレは窓側、雑誌コーナーの奥にあった……成人向け雑誌が置いてある場所の隣だ。トイレは二ヶ所あって、その中の「男女兼用」とプレートに書かれたトイレに入ろうとした……そのとき、
『だからさぁ……えっそうそう! 今帰る途中だよ……』
どうやらトイレに「先客」がいたようだ。若者のような男性の声……誰かと電話をしているらしい。仕方ないなぁ……僕は〝コンコンッ〟とドアをノックして「次待ってますよ」とアピールした。だがこちらの要求など意に介さない様子で電話の声は続いていた。
トイレの前に立ってばったり顔を合わせると気まずい。かと言ってトイレから離れると、たったひとつしかない男性用(正しくは男女兼用)トイレを他の客に取られてしまう……まぁ他に客はいないのだが。
そこで僕はトイレの近くで先客……つまり電話の男が出てきたことを確認できるよう、手前の雑誌コーナーで旅行雑誌を読みながら男が出てくるのを待った。
今回僕が取材したのと同じ地域が紹介されている旅行雑誌を読み始めた。何てことだ……結局僕が取材したのと同じスポットしか紹介されていない。やっぱり何もない場所だったんだ。
僕は旅行雑誌を読みながらトイレの方をチラッチラッと何度も様子をうかがっていたが、電話の男が出てくる気配は全く感じられなかった。
コンビニに着いたときはさほど尿意を感じていなかったのだが、だんだん尿意が迫ってくると焦りと怒りが同時に噴き出してきた。僕は旅行雑誌を棚に戻すともう一度トイレの前に立った。
『えぇ~、違うって! バッカだなぁ~……』
バカなのはお前だ!! 何でお前はひとつしかないコンビニのトイレで長電話してんだよ!? 非常識にも程がある! ふざけんな!
まったく最近の若者は……って僕も一応若者だが。
時間も尿意も余裕の無くなってきた僕は、トイレのドアを足蹴にして中にいる男をぶん殴ってやりたい気分だった。たがこんな所で客同士のトラブルを起こしても時間と労力の無駄だ。僕は急いでレジに向かうと、無愛想で顔色の悪い女性店員に向かって訴えた。
「すみません! さっきから男性用トイレに入ってる人が電話してて全然出てこなくて困ってるんですけど……」
すると……僕の訴えを聞いた女性店員は一瞬目を見開くと、
「でしたらお客様……隣の女性用トイレをお使いください」
感情のこもっていないか細い声で僕にそう答えた。
「えっ、いや……でもよろしいんですか?」
思いがけない提案に僕は困惑した。他に客がいないとはいえ、さすがに女性用トイレを使うのは気が引ける。
「大丈夫です。もし女性のお客様が使われるようでしたら私が事情を説明いたしますので……」
「そっ、そうですか……じゃあお借りします」
若干の後ろめたさを感じつつ、僕は女性用トイレを借りた。他に客がいない……とは言っても素性のわからない成人男性が使ったら感じが悪いだろう。僕はできるだけ臭いとか残らないように気を遣いながら用を済ませた。
『いやだからそれは帰ってから話すって! だからぁ、愛してるよぉ……』
僕がトイレから出てからも、男性用トイレに入っているこの男はまだしゃべっている。話の仕方から電話の相手は彼女か奥さんだろうか……。
帰ってから話すって……じゃあこんな所で話してないでとっとと帰れ! トイレに入る前は殺意にも似た怒りを覚えていたが、もう用を済ませた後……すでにコイツのことなどどうでもよくなっていた。
トイレから出たので弁当か何か買おう……とりあえず小腹が空いた。僕は車の中でも手軽に食べられそうな、おにぎり二個とペットボトルのお茶を手に取ってレジに向かった。
「あっ、先ほどはどうも……」
レジにはさっきと同じ女性店員がいた……というか店員はこの人しか見当たらない。一応、便宜を図ってくれたので僕はこの女性店員にお礼を言ったのだが……
〝ピッ……ピッ……〟
さっきは親切だった女性店員は再び無愛想な態度でレジを打っている。お礼に対して何の反応もなく、おにぎりだから必要ないのになぜか割り箸をレジ袋の中に入れた。あれ? そういえばレジ袋が必要かどうかも聞いてこないし有料レジ袋のお金も取っていない……いいのか? こんないい加減なやり方で。
何か変なコンビニだなぁ……と、レジ袋をぶら下げて店を出ようとしたとき、
「あっ、あのっ……」
突然、無愛想な女性店員が僕を呼び止めた。
「あっ……はい?」
そして振り返った僕に女性店員は妙なことを尋ねてきた。
「お客様……『あの声』が聞こえていらっしゃった……のですよね?」
※※※※※※※
えっ、『あの声』って……トイレの話し声のことだよな?
「あ……はい」
「お客様……大変申し訳ありませんが、少しお時間を取らせて頂いてもよろしいでしょうか?」
さっきまでずっと無言で無愛想だった女性店員が、なぜか急にペラペラと話しかけてきた……何なんだ?
「え……えぇ、少しくらいでしたら」
「ありがとうございます。ではすみません、もう一度トイレの所まで来ていただけますか?」
女性店員は妙なことを言い出すと、レジのカウンターから出てきてトイレの方に歩き出した。意味がわからなかったが僕は店員の後について行った。
『あっはは、そうそう! だからさぁ~』
男性用……ではなく男女兼用トイレの前に来たが、あの男はまだ電話しているようだ……ったく、いつまでしゃべってるんだよ!?
〝ガチャッ〟
すると女性店員はいきなりドアノブを回しドアを開けた。えっ!? 突然の出来事に僕は呆気にとられた。そういえば話し声が聞こえたので僕は確認していなかったが、どうやら電話の男は内側からロックをしていなかったようだ。
だからといって何勝手に開けてんだよこの店員は! もしかしたらまだ用便中でパンツ下ろしているかもしれないというのに……頭おかしいのか!?
だが……そこにあったのは予想外の光景だった。
『あぁそれな! だからさぁ~もうちょっと待てって……』
声は聞こえるがトイレには誰もいない……えっ、録音した音声でも流しているのか? でも何の目的で? すると女性店員はとんでもないことを口にした。
「これは……地縛霊です」
「……地縛霊?」
女性店員の口から飛び出した突拍子もない言葉に初めは何の戯言かと思っていたが、よく見ると誰もいないトイレの中に何か言葉で言い表せないようなモヤッとしたものが見えた。いや、正確には「感じた」と表現した方がいいのかもしれない。
「ほとんどのお客様はこの声が聞こえません。ですがごく稀にこの声が聞こえるお客様がいらっしゃるのです。あなたはこの声が聞こえた二十九人目のお客様です。そこで……お客様にお願いがあるのですが」
「え……なっ、何ですか?」
思わず反応してしまった僕に、ドアを閉めた女性店員はこう言った。
「すみません、ちょっと店の外に来ていただけますか?」
※※※※※※※
女性店員に案内され店の外に出た。ここは駐車場に面する店の外壁、先ほどのトイレはこの壁のちょうど向こう側にある。
「あっ……」
僕はその壁の下を見て背筋が凍り付いた。そこには空の花瓶と線香立てが置いてあったからだ。
「お客様……お願いがございます! こちらの壁に……手を合わせていただけないでしょうか? 声が聞こえた方に地縛霊を供養していただきたいのです」
と言うと女性店員は、店の中に置いてあった白い菊の花束……つまり仏花を僕に手渡した。そういえばお盆が終わったのに何で仏花を売っているんだろう……と店に入ったとき違和感を覚えていた。
僕はこの異常な現象、そして女性店員の真剣な訴えを無視することはできなかった。僕は仏花を花瓶に差すと、今度は店員が線香に火をつけた。僕は煙が立ち込める線香を線香立てに差すと壁に向かって手を合わせた。
……真相はこうだ。
声の主は二十代の男性、このコンビニのから少し離れた場所に住む会社員だそうだ。トイレに入って電話していたところ、居眠り運転のダンプカーがこのコンビニに突っ込み……ダンプカーのドライバーは命に別状はなかったが、この男性は即死だったそうだ。よく見ると壁には修復した跡が見える。
この人は新婚で、仕事帰りにこのコンビニへ立ち寄ったそうだ。即死だったのでもしかしたら自分が死んだことを理解できていないのかもしれない。なのでまだ奥さんと話を続けたかったのだろう……地縛霊となってこのトイレに居座り電話をしているらしい。
そして偶然にも今回僕が取材した寺……そこの僧侶がこのコンビニに立ち寄った際「地縛霊の声が聞こえた三十三人に供養してもらえれば成仏できる」と告げたことでこの女性店員は、声が聞こえた僕に供養をお願いした……ということだ。
女性店員は「ありがとうございました」と言って僕を見送ってくれた。僕も、何かきっと良い事をしたのだろう……という曖昧な気分で家路を急いだ。
途中、出版社に連絡するために停めた車の中で先ほど買ったおにぎりを食べた。だが不思議なことにどのような味だったのか全く覚えていない。おそらく食べた瞬間は美味しいと感じていたはずだが、すぐに記憶から消えていった……中の具材が何だったのかさえ思い出せない。
その後、家に帰った僕は原稿を当たり障りの無いように書きあげたが……もちろんコンビニのエピソードを書くことはなかったし、記憶の片隅に仕舞い込んでからずっと引き出すこともなかった。
だが……話はこれで終わりではなかった。
※※※※※※※
あれから一年後……
僕は再び、あの寺がある地域を取材で訪れた。まぁ前年と特に変化なし……正直前に書いた記事をそのままコピーしてもいいくらい代わり映えのしない場所だ。そんなやりがいのない取材を終えた帰り道、僕はふと思い出した。
――そういえばあのコンビニ、どうなったのだろうか?
僕は取材よりもそっちが気になっていた。取材に向かうときは別ルートで行ったのでコンビニの前を通らなかった。なので帰り道はコンビニがある方へ車を走らせてみたのだが……
――あれ?
確かこの辺から看板が見えていたはず……見落としたのかなぁ、景色は一年前と何ら変わっていないがコンビニの看板だけが無くなっていた。
店の前……だったはずの場所に車を停めた。そこに建物はなく、あるのはロープが張られ雑草だらけになった広い更地と「管理地」と書かれた看板だけだ。
――そうか、閉店してしまったのか……あの地縛霊は成仏したのかな?
よく見ると空地の手前、歩道の脇に花瓶が置かれ花が飾られていた。花はしおれてはいるが枯れていない……誰かが定期的に飾っているようだ。僕はその花の前にしゃがむと手を合わせた。そのとき……
「あら、お知り合いの方ですか?」
……花束を持った見知らぬ中年女性に声を掛けられた。
※※※※※※※
この中年女性は近くの交差点の左手にある住宅地に住んでいる人で、事故で亡くなった男性の家の隣人だそうだ。わざわざバイクに乗って何もないこの空地にやってくるらしい。
「いえ、知り合いじゃありませんが……」
僕はこの中年女性に、以前コンビニで体験したことを話した。地縛霊の声……などという突拍子もない話など信じてもらえないと思いつつ正直に話した。
するとこの中年女性は何となくだが納得してくれた。女性の話だとこのコンビニには僕が体験したこと以外にも摩訶不思議な現象が度々起こっていたらしい。それで更地になった今でも、隣人だったこの女性は花を供えに来るそうだ。そしてしおれた花をビニール袋に入れた中年女性は僕にこんなことを聞いてきた。
「ところで……お兄さんは地元の方じゃなさそうね?」
「えぇ、僕は一年前に立ち寄ったんです。で、今日たまたま近くを通りかかったもので気になって……それにしても閉店していたとは……」
すると僕の言葉を聞いた中年女性は動きを止めて驚きの声を上げた。
「まぁ! お兄さん、何言ってるの!?」
「えっ?」
まるで「正気か?」と言わんばかりに中年女性は僕の目を見た。そして……信じられない事実を僕に告げた。
「このコンビニが閉店したの……今から四年前よ」
〝ブワァアアンッ!!〟
一瞬、周りが「ゆめのなか」にいるような感覚に包まれたが、国道を猛スピードで通過した大型トラックによって現実に引き戻された。だが話の内容は空想の世界としか思えないものだった。
「えっ、四年前!?」
「そうよお兄さん! 一年前はコンビニの建物はあったけどボロボロの空き家だったのよ」
えっ、どういうことだ!? 僕が最初に立ち寄った一年前、すでにコンビニが無くて廃墟になっていたというのか?
だとしたら!? あのトイレやあの雑誌、あのおにぎりや……あの店員さんは一体……そっそうだ!
「あっ、あの店員さんは!? 若い女性の店員さんがいたんですけど……」
すると「若い女性の店員」という言葉を聞いた中年女性は何か心当たりがあるようで、僕に……
「お兄さん、その店員さんって……どんな感じの人?」
と聞いてきた。僕は自分の記憶を頼りに、その中年女性に店員の特徴を事細かく説明した。女性はうんうん頷くと
「間違いないわ……その人は亡くなった男の人の『奥さん』よ!」
「えっ、じゃあ何でこのコンビニに……?」
だが僕の疑問にその中年女性はすぐには答えず、黙って下を向いてしまった。しばらくして覚悟を決めたような口調で僕にこう言ってきた。
「奥さんはね……四年前にこのコンビニで亡くなっているの」
――何だって?
中年女性の話はこうだ。
男性がトイレで事故に巻き込まれ亡くなったのは今から七年前。その後、男の地縛霊が出ると噂されたこのコンビニに、奥さんは旦那さんの霊を弔い成仏させたいという願いでバイトとして働きだしたそうだ。
そこで客として立ち寄った寺の僧侶から話を聞いた奥さんは、毎日「声が聞こえる人」を探しては供養をお願いしていたらしい。
――だが、
今から四年前、高齢男性の運転する車が駐車場から出ようとした際、ギアを間違えてコンビニの建物に突っ込んでしまった。車はガラス窓を突き破り本棚を押し込んで、反対側にある化粧品の商品棚まで進んだところでやっと停まったそうだ。
そこに運悪く雑誌の整理をしていた奥さんがいた……奥さんは本棚と商品棚の間に挟まれ救急搬送されたが……数時間後に死亡した。
時々買い物がてら、その奥さんに会っていたという中年女性の話では、旦那さんの声を聞いた……つまり地縛霊を供養してくれた人は奥さんと最後に会ったときはまだ十三人だったそうだ。
確かあのとき、奥さんは僕のことを「二十九人目」と言っていた。おそらく奥さんは亡くなった後も僕が体験したときと同じように「声が聞こえる人」を探していたのだろう。
僕はやるせない気分だった。新婚夫婦だったそうだが、まさか二人とも同じコンビニで……しかも二人とも車に突っ込まれて亡くなってしまうなんて……。
コンビニの建物があった方を向いた僕はもう一度手を合わせた。今度は男性だけではなくその奥さん……あのときのコンビニ店員に対してもだ。僕は隣人だという中年女性に頭を下げると車に乗り込もうとした。と、そのとき……
僕の目の前に、歩道を歩いている二人の男女の後ろ姿が現れた。しかも……女性の方は見覚えがある。
――あのコンビニ店員だ!
二人は手を繋ぎお互いの目を見つめながら、まるで新婚夫婦のように楽しそうに歩いていた。やがて僕の存在に気がついたのか二人は振り返ると僕に向かって深々と頭を下げた。そして再び歩き出すとそのまま夕日に照らされたその姿は少しずつ薄くなっていき景色と同化していった。
二人がうっすらと消えかかったとき、男の人……もちろん旦那さんだろうが、奥さんに何か話しているように見えた。口の動きから察すると
「家に帰ろう」
と言っているようだった。
悲しい別れをした二人は……今、ようやく一緒に「帰り道」を歩み出した。
最後までお読みいただきありがとうございました。
トイレをテーマにした私の短編集「トイレdeパニック」の一作品です。普段は下品なコメディー作品を書いていますが、色々な表現方法にチャレンジするため書いてみました。よろしければ他の下ネタ作品と比較してみてください(笑)。