『百億の昼と千億の夜』の感想
貧乏人は物を溜める。本編です。
印象に残った本(マンガ本)の感想です。
『百億の昼と千億の夜』の感想です。
過日、Eテレで『萩尾 望都』特集があった。
ゲストは夢枕 獏さんしか覚えていない。萩尾 望都さん本人もビデオで出演していた。
けっこう、お歳をめされて、けど気品があり、けど普通に街を歩いてたら気付かなそう。
(失礼の段、お許し下さい)
本人の言「幼い時から、葛藤があった」が、印象的。
いろんな作品が評論されたが、ついぞ『百億の昼と千億の夜』は題に上がらなかった。
この作品が光瀬 龍、萩尾 望都の共著となっているからだろうと思う。
残念。
さて、『百億の昼と千億の夜』
これは、神(宇宙の創造主)、弥勒委員会、イエスキリストvsアトランティスのプラトン、シッタータ(釈迦)、阿修羅とその後ろに転輪王の悠久の時間、空間での戦いです。
ビックバンで宇宙が始まり、限界に達するとやがて収縮が始まる。
そのような物語です。
で、感想。
⋆悠久の時、宇宙のロマンを感じる。
⋆阿修羅が男か女か判らない。奈良、興福寺の阿修羅像に似てる。
⋆弥勒、釈迦の後を継いで56憶7千万年後に人類を救済すべく、涅槃にて修行中。
って、人類1万年後、生きているかどうか分かんないよ。それが、56憶、仏教は人間に救いは無いといっているのだな。
面白い本ですよ。