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04 協力者
適宜、前後のつながりを修正しています。
申し訳ないです。
「サラ係長、次は、現地の協力者に協力要請をしましょう」
次元をうまく移動してもらったが、その先で生活が軌道に乗るまで
サポートする存在が必要だ。
我々の未来もかかっている。
放置して、本人に任せるのでは、確実性に欠ける。
「誰がいいと思う。」
目の前に協力者のリストが現れる。
「このサリーっていう人はどうですか。」
特徴を見ると任務に忠実とある。
「いいわね。接触してみましょう。」
サラ係長が端末を操作すると、サリーにつながる。
「サリーさん突然申し訳ありません。
さっそくですが、少年をサポートしてもらいたい、対象のデータを送るので、
生活が軌道に乗るまでサポートしてやってほしい。」
画面の向こうで、サリーが情報を確認している。
「承知いたしました。部下と協力し任務を全うします。」
そういいうとサリーとの通信が切れる。
さっそく準備を始めたようだ。
「これなら、安心できそうね。彼を引き続き見守りましょう。」