10話 少女
天界
「母様!ニアーナ姉様が自分の人間界で肉体を持って顕現しています!」
フレイヤが慌ててライアの部屋に飛び込んできた。
「姉様が時々いなくなるから不思議に思って見ていたら、こっそりと人間界に行っていましたよ。本来、私達は人間界で顕現する時は精神体でしか顕現出来ないのに、何で人間の肉体で顕現出来るのですか?」
フレイヤがグイグイと迫って来ているが、ライアは優しく微笑んでいた。
「あらら、気付いたのね。」
真っ赤な顔でフレイヤがライアを睨んでいる。
「母様・・・、知っていたのですか?私がどれだけ人間界に行きたいか知っているのに・・・」
「それは分かっているわよ。でもね、ニアーナの方法はあたなには出来ないの。」
「どうしてです?」
「あなたはまだ若いから世界を管理していないし知らないのよね。世界を管理する際には、その世界の生物の肉体を義体として与えられるのよ。精神体だと行動が制限されるから自由に動けるようにね。ニアーナの場合は人間の肉体を義体にしているのよ。ただし、その義体を使えるのは管理している神だけなのよ。他の神からの干渉を最小限度に押さえる為にね。しかも、義体に入っている時はかなり能力も制限されるし、使うのは一長一短ね。」
「そうなんですか・・・」
納得したような感じのフレイヤだったが、思い出したように慌てている。
「母様!姉様はそうやってアルと会っていますけど、そんな事をしていたら、アルが姉様と一緒になってしまうかも・・・、姉様はまだ母親としての感情でアルの事が可愛いと言っていましたけど、最近は少し様子が変なんですよ。」
ライアの視線が鋭くなった。
「やっぱり・・・、フレイヤもそう思った?」
「ええ、どうも怪しいです。まるで母様が父様を見るような感じでアルの事を話していますからね。」
ライアが呆れた表情になった。
「ふふふ、それはあなたも一緒よ。あなたが彼の事を話す時は本当に嬉しそうだからねぇ~、ニアーナもあなたにそっくりな表情をするようになってきたのは私も分かっているわ。」
フレイヤの顔が真っ赤になる。
「そ、それは・・・、私ってそんなに分かりやすいです?」
ライアがニタニタ笑っている。
「分かりやすいってものじゃないわよ。本当にすぐに顔に出る子ね、あなたは・・・、女神として世界を管理するようになった時は、もう少し表情を抑えるように努力しないといけないわね。」
「あっ!話が逸れたけど、ニアーナはまだ自分の気持ちに気付いていないけど、間違いなく彼に心を惹かれているみたいよ。彼の父親のギルガメッシュさんにね。」
「へっ!」
フレイヤが硬直している。
「あら、分からなかったの?そんなのも分からないなんて、恋愛に関してはまだまだね。間違い無くニアーナも恋をしているわね。まさか、自分の管理している世界の人間とは・・・、過去にも前例はあったわ。まぁ、私も同じだったからね。ふふふ・・・」
「母様もですか?」
「そうよ、トールは元々は私の管理していた世界の人間だったのよ。勇者だったけどね。私が好きになってね、私は人間として付き合って彼と一緒になったのよ。そして彼が人間としての生を全うした時に魂が昇華して天界の神になったのよ。」
「し、知りませんでした・・・」
「知らないのも当たり前よ。知っているのは父様だけだからね。私みたいな例は滅多に無いわ。」
「だから、ニアーナに関しては彼を取られる心配は今のところは無いと思うわ。まさか、ニアーナが恋をするなんてねぇ~、男に全く興味が無かった子で心配してたけど、一体どうしたのかしら?やはり彼の影響かもしれないわね。だけど、いつ彼に恋心が移るか分からないわね。まだ子供だからそんな気は無いかもしれないけど、大人になったらどうなるか分からないわ。早くあなたが彼をモノにしないとマズいわね。のんびりしてられないわ。」
「は、はい!」
フレイヤが元気よく返事をしている。
「ただ、今のニアーナの方法はフレイヤには無理ね。あなたが管理している世界じゃないからね。色々と調べたら方法があるにはあったわ。だけど、神でも無理な方法だったわ。1人の人間を殺す事になってしまうの・・・、無理矢理に人を殺す事は神としては許されない行為よ。それに、その人間が持っているスキルも関係するからね。そのスキル自体もレア中のレアだし、持っている人間が死に瀕しているタイミングがあれば可能かもしれないけど、それこそ、神ですら陵駕する奇跡でも起きない限りは無理よ・・・、残る方法は、彼が勇者として使命を全うし、魂が昇華されて天界の神の仲間入りになるのを待つしか方法が無いかも・・・」
「そうですか・・・」
フレイヤはガックリしているが、ライアは優しく微笑んでいた。
「フレイヤ、諦めたらダメよ。まずは6歳の魔法を授ける時に話をするチャンスがあるからね。その時なら私からニアーナに話をする機会を持ってもらうように言っておくわ。あの空間なら直接話も出来るからね。今までみたいにモジモジして出てこれないって事はしたらダメよ。ちゃんとあなたの気持ちを彼に伝えなさい。分かった?」
「は、はい・・・」
「本当にあなたは・・・、恋を自覚したらとても奥手になってしまったのは計算外だったわ。何度も話をするチャンスがあったのに、それを遠くからこっそりと見ているだけだなんて・・・、普段のあなたから想像出来ないわね。それも可愛いわ、ふふふ・・・、でも頑張りなさいよ。」
アルの知らないところでフレイヤの告白計画が進んでいた。
ゴトゴト・・・
「父さん、初めて馬車に乗ったけど、かなりキツイね。腰が痛くなっちゃうよ。」
「アル、贅沢を言うな。村には滅多にしか行商人は来ないし、今回はゴンさんが村の買い出しに町まで馬車を出してくれたから一緒に行けるんだからな。それにこの馬車は幌付きだし、野宿も可能だから長旅には必要な馬車だぞ。我が家には馬車は無いし、一緒に乗せてもらえるだけでも感謝だぞ。少し遅れたけど、やっとアルも教会に行けるな。どんなスキルを授かるか楽しみだよ。」
「うん、そうだね。ゴンさん、ありがとう。」
ゴンさんがニカッと笑ってくれる。
「いいさ、ギルのところにはいつも世話になっているからな。マリアンヌさんの魔法のおかげでみんな元気だ。それに、ギルの狩りの腕は一級品だからな。肉にも困らないし、本当にみんな感謝しているよ。町まで乗せて行くくらいお安い御用だよ。」
しかし、前世も含めて初めて馬車に乗ったけど、思った以上に細かい揺れが酷い。舗装もされていない土の凸凹道だし、サスペンションも無いからショックがダイレクトに伝わってくる。思った以上に大変な乗り物だと実感している。
それにしても、前世の記憶が蘇ってから3年が経ったけど、段々と自分の言動が子供に戻っているみたいだね。最近は心の中でも俺って言わなくなって僕とスムーズに言うようになってきた。ふとした事でボロが出ないように注意しよう。
村から教会のある近くの町に行くにしても、馬車で1週間ほどかかるので気が重くなってきたよ。そう考えると、地球の車って本当に快適だったなぁ~、村を出て3日目、あと4日もあるのか・・・
おっと!サーチに反応だ。フォレスト・ウルフが6匹、こちらに近づいてきているな。
(威圧!)
殺気をフォレスト・ウルフに向けて放つと、クルッとUターンして逃げていくのがサーチを通して分かった。
「いやぁ~、今回の旅は全くモンスターが出てこないな。こんな快適な旅は初めてだよ。まぁ、ギルが片っ端から片付けてくれるから、出てきても問題無いけどな。狩りもそうだけど、ギルは強いってものじゃないよ。」
ゴンさんがニコニコしていると、父さんが少し恥ずかしがっていた。
(最初の頃の威圧は周りにダダ漏れになっていたから、ニアーナ母さんから指向性を持たせるように訓練しなさいと言われたんだよね。頑張って練習して、おかげで殺気を狙ったところに飛ばせるようになった。まさか、こんな旅に役立つとは思わなかったけどね。)
しばらく進んでいくと、またもやサーチに反応があった。いきなりの反応なのでビックリしたけど確認すると・・・
(こ、これは!)
1台の馬車に十数匹のモンスターが群がっている!
(襲われている・・・、どうしよう?このままでは・・・)
「ゴンさん!馬車を止めるんだ!」
父さんがいきなり叫んだ。ゴンさんが驚いた表情で父さんを見ている。
「ギ、ギル・・・、何があった?」
父さんが真剣な表情で僕のサーチの反応があった方向を見ていた。
「微かだがフォレスト・ウルフの鳴き声が聞こえる。それも大量にいるみたいだ。しかも、風に乗って微かに血の匂いもしている・・・、マズイ・・・」
「父さん!何でそんな事が分かるの!」
「アル!黙っていろ!集中出来ん!」
父さんの剣幕に思わず黙ってしまった。こんな真剣な父さんは初めて見た。
「もう助けられるか分からんが・・・、ゴンさん!例の物を!」
ゴンさんが頷くと荷台に置いてある荷物の中から1本の剣を取り出した。とても立派な剣だ。普通の人が持っているような剣ではないのは僕でも分かる。何でこんな物があるのだ?
「そんなにマズイ状態なのか?」
恐る恐るゴンさんが剣を父さんに渡すと、父さんが神妙な表情で頷いた。
「あぁ、だが見捨てる訳にはいかない。行ってくる。」
父さんがキッと視線を奥に向けると何か呟いている。
「風よ我に纏いし力となれ。」
フワッと父さんが浮かんだと思った瞬間に、ホバークラフトのように地面を滑空するかのようにあっという間に僕の視界から消えていった。
「ゴンさん・・・」
「アル、心配するな。ギルの強さは俺が良く知っているからな。でもビックリしただろう。ギルはお前にはあんな姿を見せたくなかったんだよ。アイツの強さは桁違いだ。お前の両親は訳ありな感じででこの村に来たけど、俺達は聞かないし聞くのも失礼だからな。だから、アル、お前も気にすんなよ。」
「うん・・・、分かった・・・」
しばらくゴンさんと待っていると、父さんがトボトボと戻ってきた。
「ゴンさん、すまない・・・、この子だけしか助けられなかった。この子の両親が覆いかぶさってフォレスト・ウルフから守っていた。正に身を呈して子供を守っていたよ。」
父さんの腕には僕と同じくらいの女の子が抱きかかえられていた。どうやら気を失っているようだ。
「襲われていたのは行商人一家みたいだな、それに護衛の冒険者も4人いたけど既に事切れていた。」
父さんが僕の隣に彼女を座らせた、しかし、気を失っているから倒れそうになったので慌てて支えてあげ横にさせた。
「アル、ちょっと待っててくれ。俺はゴンさんと一緒に行って弔ってくる。あのまま放置だと浮かばれないからな。これが旅をする者の礼儀だよ。」
「ゴンさん、悪いけど手伝ってくれないか。」
「もちろんだぞ。アル、その子を頼んだぞ。」
「うん・・・」
これが異世界・・・、地球にいた頃とは信じられない世界だ。今までは人の死に遭遇した事が無かったから実感が湧かなかった。でも、こうして簡単に人が殺されてしまう世界なんだ。
去年、魔族と遭遇して殺されそうになったけど、ここまで死を身近に感じなかった。あの時は興奮していて冷静ではなかったからか・・・
随分待っているけど、なかなか父さん達は帰って来ない。多分、遺体を埋めるのに時間がかかっているんだろうな。さっきの会話でも6人分だし、仕方ないか・・・
それにしても、父さんと母さんって本当に何者なんだろう?普通の農民でないのは間違いないと思う。僕が勇者だと言えないように、2人にも秘密があるのは間違いないだろう。前に母さんがニアーナ母さんに逃げ出したって言っていたから、間違いなく駆け落ちなんだろう。
まぁ、ゴンさんの言葉じゃないけど、聞くのも失礼だよな。今は家族と一緒にいるのが幸せだし、余計な事は言わないようにしよう。僕の言葉で家庭崩壊が起きたら大変だし・・・
そういえば、最近、ニアーナ母さんが父さんにアプローチをかけている気がするんだけど気のせいか?僕としてはニアーナ母さんも父さんのお嫁さんになってくれるのは大歓迎だよ。2人がどうなるか楽しみにしておこう。
「う~ん・・・」
(あっ!目を覚ましそうだ!)
「はっ!ここは?」
彼女が目を覚まし、ガバッと起き上がってキョロキョロしている。
「ここは僕達の馬車の中だよ。父さんが助けてくれたんだ。」
しかし、僕の言葉を聞く素振りも無くキョロキョロしている。
「何で私しかいないの?みんなは?お父さんは?お母さんは?あなた誰?どうなっているのよ!」
(マズイ!パニックになり始めている!)
「マインド・ヒール!」
彼女の体が薄ら輝いた。険しかった目つきが落ち着いた感じになってきた。この魔法は精神安定の魔法だ。これで落ち着けば良いんだけど・・・
「ここは?」
落ち着いた感じで僕に話しかけてきた。どうやら少し冷静になったみたいだ。
「安心して、ここは僕達の馬車の中だよ。もう安全だよ。僕の父さんが君を助けてきたんだ。」
突然、彼女の目から涙が流れてきた。
「私1人だけしかいないの?やっぱり夢じゃないんだ・・・、みんながいきなり倒れて、急に目の前に魔物が現われて・・・」
(確かにさっきのサーチの反応は変だった。突然モンスターが姿を現すなんて、普通ではあり得ない。)
「魔物が私に襲いかかろうとして・・・、お父さんとお母さんが私の上に被さってきて・・・」
蹲ってしまいガタガタ震えている。
さすがにこのままではマズイ・・・、彼女の隣に座って手を握ってあげる。
いきなり彼女が抱きついてきた。
「お父さん・・・、お母さん・・・」
ブルブルと震えて今にも泣き出しそうなくらいに目に涙が溜まっていた。
そっと優しく抱きしめてあげた。
「良いんだよ・・・、思いっきり泣いても・・・」
(今はこんな言葉だけしか言えない・・・)
「うわぁあああああああああああああああああん!!!」
我慢が限界になったみたいで、とうとう大声で泣き出してしまった。
僕は彼女が泣き止むまでずっと抱きしめていた。
「アル、悪い、待たせてしまったな。」
父さんの声だ。戻って来たみたいだ。
そっと父さんが馬車の中にいる僕達を覗いた。
「わ、悪い・・・、お邪魔したみたいだな・・・」
(ち、違うよ!)
彼女は既に泣き止んでいたけど、ずっと僕に抱きついていたからなぁ~、心細いのだろう、だからそのまま抱きついていた状態になっていた。それを父さんが勘違いしたみたいだ。
「す、すみません・・・」
彼女が慌てて僕から離れた。顔が真っ赤になっている。
「いや、俺の方こそスマン・・・、君しか助ける事が出来なかった・・・」
父さんがとても済まささそうな表情で女の子を見ている。
「い、いえ・・・、助けてもらっただけでも嬉しいです。本当にありがとうございます。」
「このまま放っておけないし、取り敢えず町までは一緒に行こう。着いてから今後どうするか考えるとするか。」
彼女がペコペコ頭を下げていた。
「お、お願いします。」
ゴンさんも戻って来たので再び馬車が動き出し。町ヘ向かう事になった。
進み出してすぐに彼女の馬車があった場所にたどり着く。
馬車は街道の脇に片付けられ、往来の妨げにならないようになっていた。
その奥には真新しく土が掘り返された跡がいくつもあった。多分、ここに遺体を埋めたのだろう。
「お嬢ちゃん、最後の挨拶をしていきな。」
ゴンさんが彼女に話し、みんなでその場所に行った。
彼女は半分呆然とした表情でジッと土が盛られている場所を見ていた。
「お父さん・・・、お母さん・・・」
ポロポロと涙が零れ、再び僕に抱きついてきた。父さんとゴンさんは静かに黙祷をしている。
随分と時間が経った感じがした。みんな彼女の気持ちが収まるまで待っていたのだろう。
父さんが優しく肩を叩く。
「落ち着いたか?それじゃ行くか?」
彼女はまだ泣いていたが静かに頷いた。
その日の夜・・・
僕達の馬車は野宿をしていた。夕食も終わり父さんとゴンさんが交代で見張りを行っている。僕と彼女は子供なので普通に休む事になるのだが、さすがに申し訳ないのでこっそりとサーチで索敵を行い、近づくモンスターは殺気を飛ばして追い払う事にしている。
今のところは1匹も現れていないけど油断は禁物だ。
心細いのだろう、ずっと僕の隣から離れない。
そういえば名前を聞いてなかった。あれからお互いずっと会話をしていないけど、せめて名前だけでも聞いておかないと・・・
「話をしても大丈夫?」
ゆっくり頷いてくれた。
「町についてからはどうするかまだ分からないけど、お互い名前を知らないと不便だしね。僕はアルバート、みんなは僕をアルって呼んでいるんだ。君の名前は?」
「フレア・・・」
「良い名前だね。おとぎ話に出て来る女神のフレイヤ様みたいだよ。」
「ありがとう。」
初めて彼女が微笑んだ。
「私の名前はね、お母さんが付けてくれたんだ。私って髪の毛が赤いし、将来は女神様のように美人になって欲しいと願いを込めての名前なんだって。」
確かに彼女の髪の毛は赤い。この世界は色んな色の髪の毛の人がいるから、最初の頃はビックリしたよ。僕達家族3人は金髪だけど、狭い村の中でも青色や緑色の髪の毛の人がいたしねぇ・・・
「将来は美人になるようにって事だけど、君は今でもとっても可愛いと思うよ。将来は間違いなく美人になると思う。僕が保障するよ。」
お世辞でない、本当に彼女はとんでもない美少女だ。こんなに可愛い子は地球にいた頃でも見た事がない。
「ふふふ、お世辞でも嬉しい・・・、ありがとう、私を元気づけてくれて・・・」
そう言って、僕の隣にピッタリ寄り添って腕を抱き締めてきた。
(うわぁ~、さすがにちょっと恥ずかしいよ。)
そして、僕の顔をジッと見つめている。
「私の事はフレアって呼んで、お願い・・・、私はあなたの事はアルって呼ぶね。」
ギュッと力を入れて僕の腕を抱き締めている。
「不思議・・・、こうやってアルに抱きついていると落ち着くの。だから、今夜はずっとこのままでいて・・・」
「分かったよ。」
しばらくそのままの状態でいたけど、フレアから寝息が聞こえてきた。
(良かった、落ち着いたみたいだ、しかし、どうしよう?一晩中このまま?う~ん、ちゃんと眠れるのだろうか・・・)
時々、父さんやゴンさんが覗いていたけど、僕たちの様子を見てニコニコ微笑んでいたのは気になる・・・
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