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青春

 夏休み……海……夕方……。


「よし、そろそろ帰るか」


 自分たちで持ってきた白いパラソルの下に座っているオールブレイカーこと『不死鳥ふしどり 壊人かいと』はポツリとつぶやいた。


「うん、そうだね。そろそろ帰らないといけないね」


 彼のとなりに座っている赤髪ポニーテールと赤い瞳と小柄な体型が特徴的な女子『田中たなか いずみ』は彼にそう言った。


「夏休みにみんなで海に来るのもいいものね。また来ましょう」


 腕を組んだ状態で夕日を眺めている黒髪ロングと黒い瞳が特徴的な真顔女子『梅雨原つゆはら かすみ』は、静かにそう言った。


「そうだね。でも次はもっと大勢で来たいね」


 壊人かいとの背後に立っている黒髪ショートの少年(壊人かいとの義理の弟)『不死鳥ふしどり 心悟しんご』はニコニコ笑いながら、そう言った。


「まあ、色々あったけど、なかなか楽しいものだな……。その……と、友達と一緒に海で遊ぶっていうのは……」


 壊人かいとは、ほほをポリポリと人差し指できながら、そう言った。

 それを見た田中さんは、壊人かいとにこう言った。


「あれー? 壊人かいと、もしかして照れてるのー?」


 ニヤニヤ笑いながら、彼の顔をのぞき込む田中さん。


「そ、そんなわけあるか! そ、そうこれは、夕日のせい……。そう、きっと夕日のせいだ!」


 必死に否定する壊人かいと


「えー? 本当かなー?」


「田中さん、不死鳥ふしどりくんが分かりやすくても、あまりそういうことはしないで」


 田中さんにピシャリとそう言う梅雨原つゆはらさん。


「そうだねー。お兄ちゃんは分かりやすいもんねー」


 ニコニコしながら、壊人かいとの頭を撫でる心悟しんご


「おーい、フォローになってないぞー。というか、俺ってそんなに分かりやすいのか?」


 彼がみんなにそうたずねると、みんなはクスクスと笑いながら、肯定した。


「そ、そうか……。俺はそんなに分かりやすいのか……」


 一人納得する壊人かいと……。

 今日も彼らの青春の一ページがつづられた。

 これからもこんな日々が続くだろうが、彼らの夏休みはまだ始まったばかりである。

 野良超能力者たちだって、まだまだたくさんいるし、夏休みの宿題だってたくさんある。

 しかし、そんなことを忘れて、一日楽しく遊ぶことも彼らにとっては必要なことなのである……。

 さぁ、まだまだたくさんのイベントが残っているぞ。青春の思い出をどんどん作っていこう!!

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