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こちら学園探検部 ~別名指輪物語、正確には『ハーレム王と指を指される僕と変人女子高生達の輪による同好会の物語』~  作者: 於田縫紀
第2部 二つの塔 第4章 再挑戦! 二つ目の塔

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第64話 ある夕食風景

 本日の夕食は味噌と生姜仕立ての鍋。

 要は白菜と人参、白滝、つみれ、薩摩揚げ、豆腐、豚肉。

 そんな感じに具材を適当に入れた味噌鍋だ。

 最後にうどんをいれる関係上、御飯は五合と控えめに炊いている。

 取り敢えず鶏ガラスープの素と蕎麦つゆで出汁にしてあとは味噌味というしごく簡単な料理だ。

 ちなみにテーブルの上は以下の通り。

  ① テーブルの上に例の背板を敷いて

  ② その上にガス缶接続口とバーナー部が別体式になったガスバーナーを置き

  ③ 更にその上に鍋代わりの大型フライパンを置いている。

 何だか家の中でも微妙に登山気分が抜けない。

「随分色々なガスバーナーをお持ちで」

「便利そうなアウトドア用品を見るとつい買ってしまうんです。これはちょっと怪しいメーカーの製品なんですけれどね。ガセットガスもアウトドア用のガスも両方使えて便利なんです。重心が低いから風にも強いし。火力はちょっと弱めなんですけれどね」

 気を抜くとアウトドア道具のうんちくが山ほど出てきそうだ。

 あまりつつくのは止めておこう。


 さて鍋は既にある程度煮えてから持ってきた。

 だからいつでも食べられる状態だ。

 そんな訳で。

「いただきます」

の後には激烈な空中戦が展開される。

 こんな鍋でもやっぱり花形は肉。

 あれよあれよという間に全滅してしまう。

「朗人、追加無いのですか」

「取り敢えず今ある野菜と他の具材を食べた後です」

 勿論こんな事態は予想されているので、予備はしっかり取ってある。

 でも今出したらすぐに無くなるのは明白だ。

 ここは少し他の具材で胃袋を満たして貰おう。

 そんな訳で鍋の中が寂しくなったのを見計らってから残しておいた具材なり肉なりを投入してキッチンのガスで加熱。

 ほぼ野菜が食べ頃になったのを見計らってから持っていく。

「よし、第二回、戦闘開始なのですよ」

「先生も負けないですよ」

「よし、返り討ちにしてやる」

「私も最善を尽くします」

 おいおいおい。

 そんな感じだと僕が取れるのはせいぜい肉一切れくらい。


 でも実はまだ奥の手は残っている。

「ほどよく減ったので、ここで最後の肉とうどんを投入しますよ」

「あ、それ汚いのです!」

「汚いのは佳奈美の喰意地です」

 更にちょい味変に玉子ととろけるチーズも投入。

 これがなかなか万能でよろしい。


 そんなこんなで。

「よし、満足したのです」

「美味しかったね」

と夕食は終わるのだけれども。

「実は先生!最後のおつまみを残しておきました」

 先生がそう言って立ち上がりキッチンへ。

 お盆に缶ビールとウーロン茶、更にアウトドア用らしい小型のフライパンを持ってくる。

「実は昨日ビデオで見てから、先生これをやりたかったんです」

 フライパンの中には厚切りベーコン。

 完全に昨日のアニメに毒されているな、先生も。

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