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復讐の念

悲しい気持ちに浸っているなか、雰囲気を壊すようにエリカ軍団がトイレに入ってきた。


『あ~もうかったるいんだけど~』


『ダルいよね』


『なんか、あいつ妙に歯向かってきたから、便器に顔を突っ込んでやったんだよ。それで、便器の水飲ませてやったら自殺だって。バカなやつだったよな。ギャハハ』


亡くなったヨシエの悪口をいい始めた。


私は堪らない気持ちになった。


お前たちのせいで!お前たちのせいで私の唯一の友達が亡くなったんだぞ。


お前たちのせいでヨシエは殺されたんだ。ヨシエを返せ!


何がかったるいだ?ふざけるな!


絶対、絶対に復讐してやる!



トイレの個室で心に誓った。


私の瘡蓋が少しずつ固くなって行くように感じた。

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