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外部とのシャットアウト
どうにかしてこの窮地を脱出したい。
わたしはまだ生きたい
先に逝ってしまったヨシエのためにも、楽しい人生を謳歌したい...
冷静にトイレのなかを見渡すと武器らしいものは見当たらない。
トイレットペーパー、カーペット、サンポール、便器の掃除道具...そのなかで使えそうなものを選択する。
チェーンソーでトイレの鍵が切断され、襲ってくるシナリオを想定し、手に持つものは消臭剤とゴキジェット!
黒服がドアを開けて襲ってくるや否や消臭剤を噴射させた。
「プシューーー」
たじろぐ黒服の目に間髪入れずゴキジェットを噴射!
「喰らえ! シャーーーー」
「ぐぁぁっ、目が、目がぁー!」
黒服を押し倒し、階段をかけ降りて、一階に脱出することに成功した。
あともう少しで玄関から外に脱出できる!と内心ホッとしていたが、それもすぐに絶望へと変わっていった。
黒服は逃げ出さないように食器棚やタンスをチェーンソーで切断し、バリケードのように玄関口を塞いでいたのだ。これでは外からも入ることが困難である。外部からシャットアウトされたわたしは呆然と立ち尽くした。
「瘡蓋ぁ、許さんぞぉー!」
黒服の雄叫びが聞こえてくる。




