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突然の電話
校則では携帯電話は持参してはならないというルールはない。
大半のひとは携帯を持ってきている。部活のためコミュニケーション、塾の配車で家族と交信したりと用途は様々だ。
学校の先生に届ければいいものの、本人に渡したかったので1日保管することにした。
山田のスマホはパスワードロックがかかっていた。
何をしようとしてるんだろ、わたし。
風呂上がり、突然スマホが鳴った。
わたしは恐る恐る、携帯に出てしまった。
「もしもし?」
「もしもし?あれ?」 山田の声だ
「山田くん?」
「そうだよ!あ!携帯うさぎ小屋に忘れてたんだね!」
山田は相変わらず頭の回転が早い。
スマホは明日学校に持っていくことに
この電話が後々わたしの身を守るものとなる。




