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飼育係
キーンコーンカーンコーン
チャイムと同時に皆山田くんに群がった。
そのなかにマリコもいた。
わたしは正直こういうタイプは苦手だ。自分がリア充じゃないし、陰キャだし、絶対に合わない。仲良くなったら回りからまた苛められることが容易にわかりのであまり関わりたくないのだ。
授業中も、いままで黒板がよく見えていたのにデカイ体で見えなくなって逆にウザイ。
そんななか、先生から指示が出た。
「あ、瘡蓋さん。今月は山田くんと飼育当番だから色々教えてあげてくださいね」
学校でウサギとコイを飼育していて、学期毎に当番が決められており、山田くんとすることになった。
マリコは羨ましがっていたが、正直めんどくさい。




