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転校生とわたし
「だって、犯人が女性なら普通は下着なんか取らないと思うの」
「特に学校のなかの男子を疑ってるの」
キーンコーンカーンコーン
先生がやって来た。新しい担任でなかなかのイケメン。雰囲気は嵐の二宮和也に似ている。
チャイムがなったので全員席につく。
「みんなおはよう。今日は新しいクラスメートを紹介する。山田くん、入ってきなさい」
先生はひとりの男子生徒と共に教壇に立った。
「今日からこのクラスの一員になる山田くんだ。みんな、仲良くしてくれ。山田くん、自己紹介しましょう」
山田くんは背が高く、これもまた色白のイケメンである。
マリコの目が輝いている。
「山田ケントです。父の仕事の都合で転校しました。父はイギリス人、母は日本人のハーフです。早く皆さんとはやく仲良くできるようになりたいです。宜しくお願いします」
完璧な日本語を話す。
「そうだなぁ、席はそこの空いてるところにすわってくれ」
先生は私の前の空いてる席を指定した。
マリコの目は相変わらず瞳孔が輝いている。




