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痛恨の一撃
『だから、何回も言うけど私が犯人だという証拠があるのかしら?あったら出してもらいたいわね』
私は皆の前で声高らかに言った。
『もう一回言ってみな?』とエリカ
『だから、証拠はあるの?』
『もう一回言ってみろっつーの?』
『だから!』と、言おうとしたところをトシエが制止した。
突然、私の後ろにいたマリコがボイスレコーダを取り出し、再生しはじめた。
『ジジ、ジジ、、ガタンゴトン』
高架橋を電車が通る音だ。
『サイトに書き込んだの、瘡蓋?』
マリコの声である。
『誰でも言いたくないことってあるよね』
わたしの声だ。
『ギャハハハハ!お前言い逃れはできないぞ!』
エリカは声高らかに笑っている。
私はパニックになった。
『マリコ...どうして?』




