表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/61

悪の化身

マリコは、抵抗する気もなくその場に立っている。


『ほら!』


エリカが叫ぶと、ミズキとトシエが両脇を抱え出した。マリコの口には使用済みのナプキンが咥えられていた。



『私のこと、嫌いなんでしょ?』


マリコは恐怖のあまり震えている。顔を小刻みに震わせている。


『ふん、お前が最も苦しむところを見たいんだよ!』


『私のこと嫌いな奴はいじめたくなるの』


真っ赤になっている脇の下と太股を執拗に打ち付けている。


『ウッーッ、モゴモゴッ』


『てめえ、何言ってるのかわかんねーんだよ!』


『バシィー!』


旧校舎のなかをこだまする。


ミズキもトシエも、エリカの忠実なしもべと化していた。絶対に服従しなければならない犬になっていた。


マリコの手の甲や背中もアザだらけになっており、その部分に何度も竹刀を振りかざしていた。目の前にある光景は地獄だ。


正直、あのボイスレコーダーは罪だと思った。


それ以上にエリカの行為は人間としてあるまじき行為だ。


いや、エリカは人間ではない。悪の化身だ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ