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想定の範囲内
エリカの取り巻きたちに、張りつめた空気が漂っている。
皆、無言になった。
しばらくして取り巻きの一人、マリコが今まで重く閉ざしていた口を開いた。
『わたし...』
『わたし、書き込んでなんかないよ』
『わたしも…』とミズキが続けて言った。
『私だって…』トシエが続く。
エリカは疑心暗鬼になっている。
『ちょっと、あなたたち。書き込んでなんかないよね?』
『書き込むわけ無いでしょ』
『本当に?』
『うん、だって友達でしょ?』
みるみるうちに、エリカの顔色が激変した。
『おい、テメエ。適当なこと言うんじゃねぇよ』
エリカは私を責め立てる。
ここまでも想定内




