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73/116

73.川

 愛美は、明らかに藍色のスクール水着を着た上に黄色のTシャツを着て、カーキ色の短パンに、カラフルなビーチサンダルを履いていた。


 小麦色の肌のすんなりした足に俺の目はすいつけられるようになり、慌てて愛美の首元を見て、そのまま目線を上にあげる。


 愛美の短い髪が理知的なおでこを晒している。夏のそろそろ強くなる日差しにも負けなさそうな愛美の大きなアーモンドアイがきらきら光りにやわらかくきらめいて見えて、綺麗だと思った。


 「……まさかとは思うが……お僕も、行くの?」


 俺と言いそうになって、慌てて僕と言い換えると、愛美は満足そうに頷いて言った。


 「当然!僕の秘密の飛び込みスポット教えてやる!良い川があるんだ!冷たくて気持ちいぜ」


 俺は、彼女の様子に、頷いた。

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