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34.悪魔の契約(1)

 過呼吸で倒れたお姉さんの言葉が頭からこびりついて離れない私は、その日、彼女が居ると聞いた病室に向かっていた。


 彼女の病室は……302号室……と、聞いていた。……個室。彼女の名前は、シノベ ユリ。


 すり寄る幽霊たちが私の周りで心配そうに見つめている。


 彼らは、口々に告げる。


 彼女に近づいてはなりませんと。


 私は、それでも、彼女の病室に足を進めていた。


 コンコンと、病室をノックすると、どうぞ。という声。


 戸を引くと、窓の外を眺めている彼女の姿が目に入った。


 相変わらず、透明な表情に目が引き込まれる。


 


 


 


  

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