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25.苛立ち

 「ぐすっぐすっ……ひくっ……うわぁん」


 甲高い女性の泣き声に困惑して、私は、その車の前に立ったと思う。

 その車は、白い乗用車だった。

 そして、私が、初めて出会った意思のある車だった。


 「……何故、泣いているの……?どうしたの?」


 私は、困惑して、その車の前でそういった質問をした。


 私も、不安でさみしい気持ちだったから、尋ねてみる気になったのだと思う。


 車は、びっくりしたように声を上げた。


 「私の声が聞こえるのですか……?」


  

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