表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

異空間保護機構新規採用職員教育用総合資料

文書名  :異空間保護機構新規採用職員教育用総合資料

文書番号 :NGA-HRB-827-A

発行日  :1980/5/11

作成者  :NGA人事局採用部教育課

承認者  :局長会議議長

分類レベル:機密(複製可)

閲覧権限 :1

配布範囲 :NGA全隊員

改訂履歴 :Version 9.8 / 2025/8/15

注記   :本資料の一部は閲覧不可能となっている(隠蔽局検閲済)

第1章 - 本資料の目的 -


第1条(本資料の目的)

 本資料は、異空間保護機構(以下NGA)に新規採用された職員が円滑に任務が遂行できるよう、NGAの基礎的知識を習得するために作成された。


第2条(本資料の使用時期)

 本資料は、新規採用された職員の初期研修時に使用する。



第2章 - NGA概要 -


第3条(NGAの名称)

 組織の正式名称は「異空間保護機構」である。略称としてNGA (Nexus Guardian Authority) を公式文書で用いることもある。


第4条(本機構の目的)

 NGAの目的は、以下の通りである。

・異世界召喚・転移・転生した邦人(地球文明における人類)の保護

・異空間領域に存在する文明からの地球文明の保護

・異空間領域に存在する文明との接触 / 交流

・魔法の研究 / 開発

・魔法に関連する物体の回収 / 解析


第5条(NGAの規模)

 NGAは第2条の目的達成のために必要な人員・装備を確保しており、総職員数は約50万人程度である(40万人規模の常備軍を保有)


第6条(NGAの意思決定機関)

 NGAは評議会を最高意思決定機関としてもち、その下に統合司令部・倫理委員会・局長会議・軍司令部がそれぞれの職務内での意思決定を行う。


第7条(NGAの組織構造)

 NGAには意思決定機関の元に内務局、外務局、研究局、人事局、施設局、隠蔽局、財務局をもつ。



第3章 - NGA規則概要 -


第8条(NGA職員に関わる規則)

 NGAには職員の安全 / 品位を守るために以下の規則を持つ。

・異空間保護機構職員行動規範(NGA職員の一般的な心得)

・NGA外部社会適応行動要領(対外カバーストーリーの指南書)

・他宇宙における行動規律(他宇宙における活動時の指南書)

・NGA任務遂行時行動規範(任務内容に疑問を抱いた時に読もう)

・異空間保護機構職員品位規程(NGA内部施設における服装 / 礼節)

・異空間保護機構職員解雇要領(職員解雇時の対応)


= 以下はSCL4以下の職員の閲覧が禁止されています =

・異空間保護機構職員安全確保規程(NGA職員の社会からの存在抹消に関わる規定)

・異空間保護機構背信行為取扱要領(内部告発 / 裏切り者 / 規律違反者の処理)

・異空間保護機構優良職員再雇用要領(優秀なNGA職員を強制的転生および記憶処理で再雇用)

・異空間保護機構精神安定維持規程(思想統制 / 定期的な心理検査 / 記憶改変措置の義務化)

 注記)上記3つは(削除済)大佐の離反後、倫理委員会によって削除されました

 注記)「異空間保護機構優良職員再雇用要領」は一部改定後、評議会によって再採択されました

・異空間保護機構殉職者取扱規程(職員の殉職 / 行方不明 / 異世界内死亡に関する処理・隠蔽)


第9条(情報保護に関わる規則)

 NGAは、あらゆる国家・団体から秘匿された組織である。秘匿性を保つため以下の規則がある。

・異空間保護機構情報取扱規程(機密文書 / 情報の保存 / 破棄 / 口外禁止に関する規則)

・異空間保護機構隠蔽要領(自宇宙 / 他宇宙におけるNGAの秘匿手順)

・異空間保護機構架空国家制定規程(NGAを国家と偽装する際の方針)

・NGA情報漏洩対応要領(情報漏洩時の対応)

・NGA保護対象者取扱規程(NGAによって保護された邦人に対する口止め)

・NGAセキュリティクリアランス規程(SCLの運用指針)


第10条(NGA行動指針)

 NGAの行動指針を定める重要な文書を以下に示す。全職員が一読することを推奨する。

・異空間保護機構基本任務規程(NGAの基本任務を規定)

・非干渉 / 秘匿原則規程(NGAの他宇宙に対する不干渉・技術移転の禁止を定めた基本方針)

注記)昨今の情勢をかんがみ、一部の技術移転が許可されました

・NGA異世界における技術移転方針(NGAの他宇宙友好国に対する技術移転に関する基本方針)

・異空間転移被害者保護要領(NGAの邦人保護に関する要領)


= 以下はSCL2以下の職員の閲覧が禁止されています =

・他宇宙干渉指令(他宇宙に干渉する際の条件・方針)


= 以下はSCL5以下の職員の閲覧が禁止されています =

・最終防衛行動計画(地球文明圏防衛のための最終計画)

注記)最終的にはNGA職員 / 資産の全損を容認



第4章 - NGA組織詳細 -


第11条(内務局)

【実働部】

・警護課(職員の警護、異世界帰還人の経過観察 / 就労支援等)

・防衛課(敵性異世界勢力による侵攻の阻止 / 防衛)

・警務課(勢力圏内施設の警備)

【外交部】

・交渉課(地球圏国家 / 組織への干渉)


第12条(外務局)

【実働部】

・保護課(異世界に拉致 / 転移 / 転生した地球人類の保護 / 支援)

・偵察課(異世界の偵察)

・干渉課(敵性異世界勢力に対する武力行使)

【外交部】

・交渉課(異世界国家およびそれに準ずるものとの外交)

・諜報課(異世界国家およびそれに準ずるものに対する諜報・工作等)

・異文化交流課

 ・言語係(異世界文明における言語解読)

 ・文化係(異世界文明における文化調査)


第13条(研究局)

【調査部】

・探索課(異世界の探索 / 調査)

・回収課(地球圏における魔法性物体の探索・収容)

・管理課(魔法性収容物の管理)

【研究部】

・1課(変幻子 / 科学の基礎理論の構築)

・2課(変幻子 / 科学の応用理論の研究)

・3課(高濃度変幻子物体の解析・複製)

【装備部】

・応用課(研究成果に基づく装備開発)

・武器課(変幻子 / 科学の兵器転用)


第14条(人事局)

【採用部】

・採用課(職員の募集 / 採用)

・教育課(新規採用職員の教育)

【給与部】

・給与課(給与管理)

・人事課(人員の部署移動など)


第15条(施設局)

【医務部】

・治療課(現代医学 / 変幻子利用による治療)

・衛生課(衛生指導等)

・研究課(異世界における医学の研究)

【清掃部】

・通常清掃課(一般施設内の清掃)

・特殊清掃課(特殊状況における清掃)

【調理部】

・調理課(職員への食事提供)

・特殊調理課(他宇宙の食材 / 料理の研究、調理等)

【調達部】(消耗品 / 設備 / 装備等の調達)


第16条(隠蔽局)

【情報保護部】

・隠蔽課(地球圏・異世界文明圏における情報操作・NGAの隠蔽)

・諜報課(地球圏・異世界文明圏における諜報活動・工作等)

【人事課】(隠蔽局の人事)

【調達課】(隠蔽局での消耗品 / 設備 / 装備等の調達)


第17条(財務局)

【資金調達部】

・運用課(資産運用による資金調達)

・企業課

 ・国内係(地球圏でのフロント企業の運営 / 管理)

 ・異世界係(異世界文明圏でのフロント企業の運営 / 管理)

【経理部】

・予算課

 ・出納係(NGAにおける出納管理)

 ・資金管理係(予算編成等)

・監査課(資金利用の監視)

注記)財務局経理部監査課は、実際は評議会直属でありNGA内の内部調査を担当しているというのが公然の秘密である。


第18条(NGA常備軍)

 NGAは40万人規模の常備軍を持ち、統合司令部の統一的管理のもと、内務局実働部および外務局実働部に配属されている。


第19条(NGA施設)

 NGAは地球全土に施設を保有している。


= 以下はSCL2以下の職員の閲覧が禁止されています =

1.中央本部施設(コード:AURORA)〔山梨県 / 青木ヶ原〕

 NGAの中枢。評議会、研究所、収容所、訓練施設、観測所、転移装置などNGAの活動に必要な全ての設備を備える。中央本部施設のみでの活動が可能で他施設は補助的役割に限られる。本施設は青木ヶ原樹海の地下に秘匿されている。


2.外洋監視拠点(コード:TIDAL)〔東京都 / 小笠原〕

 艦艇 / 航空機の外洋展開拠点。通常は海洋研究センターを装っている。


3.第1収容施設(コード:POLARIS)〔北海道 / 知床〕

 異世界由来の生命体 / 物体を収容 / 研究する隔離施設。地下に存在に秘匿されている。


4.第2収容所(コード:ALTA)〔長野 / 白馬〕

 自宇宙で回収された高濃度変幻子物体を収容 / 研究する隔離施設。山小屋に偽装。


5.NGA邦人保護施設(旧第3収容所)(コード:LUMINA)〔東京 / 芝浦〕

 NGAによって他宇宙から保護された邦人の社会復帰を支援。一般的な商業ビルに偽装。


6.NGA軍拠点(コード:ONYX)〔大分 / 佐伯湾〕

 NGA軍の実戦訓練を行う拠点。大規模な模擬フィールドを構築している。また、NGA艦艇 / 宇宙艦艇の整備拠点としての機能を持つ。外部には林業試験場として偽装。


7.偽装庁舎(コード:CITRINE)〔愛知県 / 名古屋〕

 一切の機能を持たない施設。NGAの協力者には「NGA東海地区事務所」として周知されている。


8.偽装倉庫群(コード:ASH)〔大阪府 / 大阪港〕

 民間の倉庫を転用した偽装施設。形式上は「物資保管庫」として扱われるが、実際には防衛機能以外の設備を持たない。


9.海外補助拠点

 a. 隠蔽支局(コード:AZURE)〔スイス〕

  LHCによって海外研究機関が変幻子発見を防止することを目的とする施設。大学研究室を装う。

 b. 観測小屋(コード:CRIMSON)〔チリ〕

  南半球を常時監視する観測拠点。気象観測所を装っている。

 c. 収容庫(コード:OBSIDIAN)〔マダガスカル〕

  海外で収集された高濃度変幻子物体の一時保管。



第5章 - 変幻子と魔法 -


第20条(変幻子)

 変幻子(Versilon)とは、超弦理論の応用によってNGAが発見した素粒子であり、開いた弦と閉じた弦の両方の振る舞いが可能であり、その振動パターンはあらゆる既知・未知の素粒子へ干渉 / 変換可能である。自宇宙では変幻子の密度が低いため検出は困難だが、日本は他空間と比較して変幻子の密度が高い傾向にある。


第21条(変幻子と魔法)

 NGAは魔法を変幻子によって生じる物理現象として定義している。


第22条(変幻子の操作)

 変幻子は、機械の補助のもとに任意の素粒子に波動擬態させることが可能である。これを利用することでNGA職員は、魔法を行使することができる。多数の事例報告から、他宇宙に存在する生命体の一部は機械の補助なく変幻子を操ることが可能と判明した。また、地球文明圏人類の一部も能力の差はあるものの同様の特性を示すものが報告されている。これは、魂が変幻子によって形作られていることと関連があると推定される。


第23条(魔法の一時生成型と恒久生成型)

 物質を利用する魔法には、一時生成型と恒久生成型の二つが存在している。

・一時生成型(魔法で生じた事象はしばらく経つと崩壊 / 消滅)

・恒久生成型(魔法で生じた事象は恒久的に存続)

それぞれの違いは以下のように説明される。

【一時生成型】

1.変幻子が擬態することで物質を形成

2.真空でランダムな粒子Xと反粒子-Xが発生

3.変幻子が限界距離を下回った粒子Xの波長に同期

4.変幻子と粒子Xの置換が発生

5.事象を構成する素粒子はランダムなものに変化するため、事象は崩壊

6.崩壊後の残存素粒子、対消滅、変幻子の定常状態への移行が時空の歪み、変幻子の偏在として観測可能

【恒久生成型】

1.変幻子が擬態することで物質を形成

2.真空でランダムな粒子Yと反粒子-Yが発生

3.変幻子の擬態波長と同一の、特定の粒子Y'と変幻子が置換

4.変幻子と反粒子-Y'が対消滅(厳密には変幻子は基底状態として存続)

5.事象を構成する素粒子はすべて自然生成されたものと同一のため、事象は存続


第24条(変幻子と魂)

 NGAにおいて魂とは、各個体固有の変幻子による持続的秩序構造を指す。本構造は肉体的要素の存否にかかわらず保持され得るものであり、当該構造の喪失をもって生命の消滅と定義する。従って、魂とは概念ではなく、変幻子に基づく科学的存在と位置付けられる。各魂には固有波形があり、同一の波形を持つ者は存在しない。NGAはこれを身元確認の識別子として用いている。また、魂は個人性・記憶・意思を包含するものであり、外部操作により抽出・記録・複製することが可能である。魂は、その完全性は保証されないが、別の魂と同期していない肉体に移行する場合がある。また魂は正式には「変幻子魂体(IVC)」と呼称する。


第25条(変幻子と神)

 NGAにおいて「神」とは、広域に分布する変幻子が高次の相互干渉網を形成し、自律的な意思決定を可能とする巨視的エネルギー存在(以下「超変幻知性体(SVI)」という。)を指す。当該存在は物理的実体を持たないが、その行動は変幻子の密度変化や物理的干渉として観測される。超変幻知性体はその発生由来に基づき、以下の三類型に分類される。

<自然発生型神格 ― Aeon>

科学名:巨視的変幻子網存在

宇宙全体にわたる変幻子の自然な結合・干渉によって形成される。

その思考様式は人間の理解を超え、単なるシグナル伝達から高度な知性まで多様。

個別の存在というよりも、宇宙規模の背景意識として観測される。

<人為発生型神格 ― Egregore>

科学名:精神変幻子集合存在

多数の魂の相互作用、特に信仰行為によって生起。

その思考は信仰内容に大きく誘導され、教義や儀礼に従った意思決定を示す。

信仰の衰退とともに消滅するが、ごく稀に独立した意識体へと成長する例がある。

<人工生成型神格 ― Logos>

科学名:人工変幻子計算存在

科学実験・技術操作によって人為的に構築される。

宇宙全体を一つの計算機としたような存在であり、プログラム的挙動を基本とする。

まれに自己拡張により、高度AIと同等かそれ以上の知性を示す場合がある。



第6章 - 標準設備 / 装備 -


第26条(NGAの個人用装備)

 NGAは職員が安全に任務を遂行できるよう様々な携帯可能装備を所持する。

・変幻子携帯端末(PVT)

変幻子測定器カウンター

・15式多目的防護服スーツ

携帯型変幻子固定装置シールド

個人浮遊補助装甲ウィング

・携帯型変幻子誘導端末


第27条(NGAの設備)

 NGAではその目的達成のため様々な設備を保有する。

・変幻子計算機

次元境界干渉装置ゲート

・広域変幻子観測機

・複合変幻子固定装置

・変幻子拡散装置


第28条(NGAの武器)

 NGAは地球文明圏を保護するため様々な武器を保有する。

・通常兵器

・変幻子利用兵器(魔法を行使する兵器)



第7章 - 情報管理 / 通信 -


第29条(SCL)

 NGAには情報管理の最適化のためSCL (セキュリティクリアランスレベル) が制定されている。SCLは基本的には、職員の階級に基づいたレベルを付与されるが、任務で必要と認められた場合には、限定的により高度のSCLを付与されることがある。

<各SCLの権限>

X(NGA全体を統括するレベル。閲覧記録は残らない。)

6(評議会専用文書以外の部門横断的にアクセス可能。)

5(原則所属部門内でアクセス可能。必要に応じて他部門情報閲覧可。)

4(部門内重要資料が閲覧可能。部門外は基本不可。)

3(自部門内限定。部門横断情報には原則アクセス不可。)

2(運用サポート・書類管理が主。)

1(部署内の日常業務資料のみ。)

0(公開情報・一般業務資料のみ。機密にはアクセス不可。)


第30条(他宇宙の命名)

 NGAでは日々新たな宇宙を特定しているが、宇宙の特徴を容易に理解するための命名規則を持つ

<命名規則>

[系統]-[変幻子密度]-[魔導文明等級]-[科学文明等級]-[物理法則差異]-[危険度] / Catalog[発見番号(アルファベット + 3桁)]

例)A-1-6-3-0-SUP / A001(自宇宙を同規則で命名した場合)


1. 系統(ST)

A(生命体の存在する宇宙)

B(恒星が存在する宇宙)

C(原子が存在する宇宙)

D(虚空)

E(現在の技術では干渉不可能)

X(現在の技術では干渉不可能-侵攻の恐れあり)

Z(宇宙が崩壊済み)


2. 変幻子密度(VDC)

0(変幻子が存在しない)

1(変幻子が臨界点以下存在する)

2(変幻子が臨界点以上存在する)

3(変幻子が飽和点以上存在する)


3. 魔導文明等級(MCDI)

0.0(魔法の存在を認識せず)

0.5(神話・伝承のみ)

1.0(個人レベルでの魔法使用確認)

1.5(魔法基礎理論の文書化)

2.0(国家機関による魔法研究)

2.5(魔導具試作、戦術利用開始)

3(魔法の産業化、民間利用普及)

4(魔法を用いた同宇宙内の次元への干渉が可能)

5(他宇宙への干渉が可能・個人での侵入は可能)

6(物理法則への介入・他宇宙への大規模侵攻が可能)


4. 科学文明等級(SCDI)

0.0(石器・骨器文明、火の利用限定的)

0.5(金属加工初期、農耕定着)

1.0(水車・風車等自然エネルギー利用、青銅器〜鉄器)

1.5(羅針盤・活版印刷、初期化学・天文学)

2.0(蒸気機関、産業革命初期)

2.5(電力・通信網の普及、近代工業)

3(宇宙開発初期段階)

4(惑星で利用可能なすべてのエネルギーを使用および制御できる)

5(恒星系の規模でエネルギーを使用および制御できる)

6(銀河全体の規模でエネルギーを制御できる)


5. 物理法則差異区分(PLV)

0(全ての素粒子が同一)

1(物理定数に変更があるが特別な装備はいらない)

2(物理定数に変更があり対策装備を推奨)

5(物理法則の差異が存在)

X(多元干渉防護装備無しでの生存は不可能)

Y(多元干渉防護装備の停止直後に崩壊)

Z(多元干渉防護装備による崩壊の阻止が不可能)


6. 危険度(TL)

SAFE(危険要素なし)

LTP(軽度危険(野生動物等))

MTP(中度危険(限定的武装勢力))

HTP(高度危険(国家規模の敵対意図))

CTP(致命的危険(惑星規模災害・強力魔導兵器))

IER(即時撤退推奨(文明全域敵対・恒星系規模兵器))

SUP(プロトコル下での生存可能・全滅リスクあり)



第8章 - 補足 -


第31条(NGAにおける階級)

挿絵(By みてみん)


<司令部>

評議員(SCL:X、NC:王、評議会の構成員 / NGAで最も偉い)

司令長(SCL:6、NC:公爵、局のトップ)

上級司令(SCL:5、NC:侯爵、部門のトップ)

司令(SCL:5、NC:侯爵、課のトップ)

上級調整官(SCL:3、NC:子爵、局の事務員のトップ)

調整官(SCL:3、NC:子爵、部門の事務員のトップ)

事務長(SCL:2、NC:男爵、係の事務員のトップ)

一等事務(SCL:1、NC:男爵、事務員)

二等事務(SCL:1、NC:男爵、下っ端事務員)


<実働部>

元帥(SCL:X、NC:王、軍担当の評議員)

大将(SCL:6、NC:公爵、軍の指揮官)

中将(SCL:5、NC:侯爵、軍団の指揮官)

少将(SCL:5、NC:侯爵、師団の指揮官)

大佐(SCL:4、NC:伯爵、連隊の指揮官)

中佐(SCL:4、NC:伯爵、大隊の指揮官)

少佐(SCL:4、NC:伯爵、中隊の指揮官)

大尉(SCL:3、NC:子爵、中隊の指揮官)

中尉(SCL:3、NC:子爵、小隊 / 中隊の指揮官)

少尉(SCL:3、NC:子爵、小隊の指揮官)

曹長(SCL:2、NC:男爵、小隊の指揮官)

軍曹(SCL:1、NC:男爵、分隊の指揮官)

伍長(SCL:1、NC:男爵、班の指揮官)

上等兵(SCL:1、NC:騎士爵)

一等兵(SCL:1、NC:騎士爵)

二等兵(SCL:0、NC:騎士爵、新規採用の職員)

賢人(SCL:X、NC:王、変幻子適合者のNGA軍所属の評議員)

魔導将(SCL:6、NC:公爵、変幻子適合者の将官)

魔導佐(SCL:4、NC:伯爵、変幻子適合者の佐官)

魔導尉(SCL:3、NC:子爵、変幻子適合者の尉官)

魔導師(SCL:2、NC:男爵、変幻子適合者の下士官)

魔導学生(SCL:1、NC:騎士爵、変幻子適合者の訓練生)


<研究部>

研究司令長(SCL:X、NC:王、研究者の評議員)

研究司令(SCL:5、NC:侯爵、複数の研究を指揮)

博士(SCL:4、NC:伯爵、各研究の主任)

上級研究員(SCL:3、NC:子爵)

研究員(SCL:3、NC:子爵)

上級調査員(SCL:2、NC:男爵、主に現地調査を指揮)

調査員(SCL:1、NC:男爵、主に現地調査を担当)

特任調査員(SCL:0、NC:騎士爵、現地採用の職員)


<施設部>

施設司令長(SCL:X、NC:王、施設部所属の評議員)

施設司令(SCL:5、NC:侯爵)

特務清掃員(SCL:5、NC:侯爵、NGAの秘匿施設の清掃)

衛生管理長(SCL:4、NC:伯爵、医務部のトップ)

医師(SCL:4、NC:伯爵、現代医学・治癒魔法による治療を指揮 / 医療関係の研究)

看護師(SCL:4、NC:伯爵、医師の補助 / 患者の世話 / 衛生指導)

上級清掃員(SCL:3、NC:子爵)

上級調理員(SCL:3、NC:子爵)

清掃員(SCL:0、NC:騎士爵)

調理員(SCL:0、NC:騎士爵)


<外交部>

外交司令長(SCL:X、NC:王、外交担当の評議員)

外交司令(SCL:5、NC:侯爵、外交の管理)

情報統括官(SCL:5、NC:侯爵、諜報活動を指揮)

外交官(SCL:4、NC:伯爵、外交を担当)

情報分析官(SCL:4、NC:伯爵、複数の外交事案に関わる事務のトップ)

主任分析官(SCL:3、NC:子爵、個別の外交事案に関わる事務のトップ)

分析官(SCL:3、NC:子爵、外交に関わる事務)

上級情報部員(SCL:2、NC:男爵、現場における工作員の指揮)

情報部員(SCL:1、NC:男爵、工作員)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ