ぼうけんのはじまり。
ナターシャそろそろ王国行きの馬車が出発するぞ!
う〜ん そろそろ起きなくちゃ。
そう思うと彼女は、ベッドから起き大きなあくびをする、彼女はすぐに赤がベースの上品な金色の刺繍が入った制服に着替えた。
おはよう、お母さん
あら おはよう今日は早いのね、いつもならまだ寝てるのに。
うん!だって今日はようやく王国に行けるんだもん。
王国ってどんなところなのかな、たのしみだな〜
早くしないと馬車が出発するぞー
外で父親らしき男がよんでいる
おはようお父さん
おう!おはよう。さあ早く馬車が出発するぞ〜
魔物は出ないと思うが念の為気をつけるんだぞ。
うん !いってきます!
元気よく挨拶をして、馬車に乗り込む。
王国行きまもなく出発しま〜す。
馬車はナターシャが乗ってすぐに出発した。
王国行きは馬車でも5時間はかかるほど遠く村からはあまり街道も整備されていない、しかし道中の魔物はまったくと言っていいくらい居ない、いるとしても動物が変異した小さな魔獣くらいだ。
ナターシャはそう思いながら大好きな本を読んでいた、内容は騎士が姫を救うという、よくある内容である、時折外の景色を見て目を休ませていると、ふと奇妙な影が目にとまった。すぐに目をこすると、そこには何も居なかった
気のせいかな……そう思った時、先頭の馬車を護衛していた衛兵から叫びにも聞こえる声が聞こえた、
警戒せよ!! 衛兵のリーダーが剣を抜く、
呆気にとられていた兵士もすかさず剣を抜く。
敵は7体!木よりも大きいぞ!! リーダーが叫んだその時森の奥より、ドスン ドスンとその姿を現した、
ジャイアントオークだ……
呆気にとらた兵士の1人がつぶやく。
ジャイアントオークとは。
オークよりも貪欲であり。オークよりも何倍もデカく、簡素な防具を身にまとう、そして同族であるオークを食らう。
どうしてこんなに、7体もいるんだ……
驚いている瞬間ジャイアントオークは手に持った丸太のように大きいこんぼうを、振り下げる、
馬車は倒れ、馬はつぶされ。一瞬にして壊滅状態になった。