ep.704 神の棲む杜……棲むとは??
投稿漏れがありました。
2026年5月8日
●神の棲む杜
難癖を付けたい訳ではないんだが、神さまは棲むものだろうか。宿るとも言えないのは当然。
棲むとは、動物に対して使う漢字であり、神さまに使うのは罰当たり。棲と栖は同意語であり大きな木に鳥が営巣する事から漢字が作られた。人の住むとは違って棲は一過性だと思うが、過去から未来永劫に亘り神さまの塒としては、いささか不当な扱いか。
烏は低い場所に営巣する年は台風が来ない……らしい。もう鳥さんは未来予知が出来てしまうのか。いや逆だったか、低いと台風が来るのか。このような民間の伝承は古くから伝えられており、昔の人たちは動物や昆虫を善く観て観察していた。
屋根瓦の下に営巣する雀は暑くて堪らないだろうから、逃げ出す事が出来ないひな鳥は死んで干涸らびる。だから雀が減少した。虫が多くなったのも雀が少なくなったから。
中国は「雀が米を喰らうからすべてを退治せよ」という事で全滅させたらしいが、翌年からは害虫被害が多すぎてお米は逆に減収した。だからと中国はロシアより雀っこを輸入したという。
雀が営巣を始めた、勿論だが隣家にである。もう随分と前に「雀を見なくなった」という事を書きましたが、数は大きく減少しながらもまだ見ることが出来ます。昨年は隣家にも営巣しなかったのに、どうして戻ってきたのだろうか。
そうなんだ、故事に倣えば……今年はエルニーニョ現象で冷夏になるのか。真夏が来る前に雀っこは巣立つだろうから、エルニーニョ現象は関係なかろう。
他にも多く方でも見受けられる……神の棲み処……神さまの居所はなんと書けばいいんだろうか。
「お前たちの信心はなくなったのか、神は余所に越す」
「そんな殺生な、どうかこのままお社に棲まわれて下さい」
「神とネズミを一緒にするな!」
「一生……信心いたします」
「いやダメだ」
「では森の鎮守に、」
「俺は梟か!」
「はい、ご神木として崇めます」
「ホッ・ホッ・ホー……末代まで祟ってやる」
絶え間なく続いていた仕事が途切れた、きっと台風の所為である。
byスイカズラ




