ep.565 一企業が地域経済を担う……薩摩酒造
2025年12月30日
●お茶の価格が跳ね上がった!
九州の南端に位置する頴娃町はお茶の生産が日本一となった。静岡県をとうとう追い越したと言えば、頴娃町の底力を覗える。えいこすいせい……漢字変換が出来ないぞ、当たり前だが栄枯盛衰が正しいから。「頴娃こそ彗星」少し無理がありましたわ。ま、静岡茶はそういう事。静岡県に覇気が感じられないから? そうだと書けばお叱りを受けそうだ。
リニアモーターカーは頓挫するのでは? と言うから怖い。俺の存命中に走るリニアモーターカーを見る事が出来る、と、そう考えていのは間違いだった。
頴娃茶、知覧茶は共に隣接した町だから少しは融通があってもいいと思う。多くは大手メーカーに送られてペットボトルに変身する。いや中身だぞ。
冬のお茶畑は雪を冠して白くて綺麗でも、初夏のお茶畑は寒冷紗を冠して黒い。色々と手を施してお茶の味を引き出させる為の寒冷紗を被せる。今は抹茶ブームだというも来年の事を言えば鬼が笑うから。インバウンドも陰りが見えてきたからお茶の価格高騰も収まればいいね。お茶をも中国から輸入しようとしているのか、もう大概にして欲しいと頼みたい。
全て農園の茶は機械で摘み取られる、いや刈り取られると言う方が正しい。直ぐに新芽が出るからまた刈り取られる。これの繰り返しで一番茶……五番茶? 何番茶まであるのだろうか、俺の実家は一番茶の手摘みだけだぞ、美味しいんだぞ。今は猪の住み処になっていると思われる。
八女茶は、お茶摘みの日当は女性が高い!!
昨年の夏に我が塩鯖号を繰って茶畑へと上ろうとしたが、豪雨による被害で上る事が出来なかった。もう老人ばかりの村だから里山の機能は失われてしまう。
平地の農産物はまだ可能性があるも、山間地の農業はもう終わりに近づいた斜陽産業になっているな。
●広大な芋の畑が広がる
サツマイモも地域に根ざした特産品だから、ご多分に漏れず連作されるのが普通。数年前に「焼酎ブーム」が起きて増産に向けて茶畑が芋畑に転じた。一部の茶畑はメガソーラーにも転じている。
なんでも嬉しい事は続かない、サツマイモに寄生する「ネコブセンチュウ」が増えだして増産の勢いを頭から叩き付けてきた。農薬で駆除もできないらしくて、これも地球温暖化の影響によるものだ。
サツマイモは収穫されて蒸す工場へと送られる。蒸されたサツマイモは破砕機に掛けられ潰されて、それから薩摩酒造へと送られる。国道を通れば匂いが漂うのはパン工場と同じか。
その他は「大根」の産地でもあるのは、漬物に加工されるから。人参だって負けてはいないぞ、国道沿いのお店に売られる人参は「一袋・十キロ」はありそうだから逆に買えない。芋も多くが売られている。少し狭くなったが「葉たばこ」の生産も多い。狭い畑で耕す農家の男性はマスクをしていたが、なんでだ? この農家はサニーレタスを植えてあったな。
この地で育つ美味しい野菜……それはキャベツだ! 身は柔らかくて食べたらやみつきになるからね。キャベツ畑も広がっている。
頴娃町を検索してみても上のような解説は皆無だ。まだ書いても善いだろうか、ここは黒毛和牛や黒豚の産地であるから、農協の屠畜場があり、多くの黒毛和牛はここに送られてくる。荷馬車に揺られない、全部がトラックだ。
硝子坂のテープを回しながら走る県道は長閑でいい。硝子坂は嘘です、すみません。そんなヒロシに騙されて……大関に嫁ぐ。なんで相撲取りさんと? 同郷だったとさ。
焼酎メーカー、お茶メーカー、漬物メーカー、日本たばこ産業、車エビの水産、鳥刺しの養鶏、農協が地域経済を担っている。
メガソーラーが無ければ……焼酎ブームが起きなければもっと早くに「頴娃茶日本一」となっていただろう。
最後に、漁業は冴えない燃料代も稼ぐ事が出来ないとは、もう何年前だっただろうか。港で海を覗けばハリセンボンが愛嬌良く迎えてくれていたが、昨年は見る影もなしの汚れた漁港になっていた。海底は農地の影響が強い、ヘドロの堆積が著しい。土は黒色の火山灰土だから、約7300年前の鬼界カルデラ大噴火の火砕流なんだ。
多くの火山の上にある鹿児島県は、道路のひび割れも不気味で怖いと感じる。川内原子力発電所があるからもっと怖いと思う。仮に福島のように被害を受けたら韓国・北朝鮮・中国が黙っていない、未来永劫に亘って漁業補償を集られる。それに、ロシアも追随してくるだろうね。日本海は総なべて漁業は成り立たないから、ここも廃炉にすべき。
このような恐ろしい爆弾を抱えるから、やはり廃炉がいい。
この地は九州最南端を走る列車が有名でもあるが、地域の人は殆ど利用しないようだ。大きい駐輪場はとうとう一台だけになっていたから、時代の流れを感じれば寂しい。
親父はこの鹿児島県の出身だから、俺には半分以上の血が流れているだろう、黒毛和牛の血が騒ぐ……??




