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思いつくままに……エッセイ集  作者: 冬忍 金銀花
407/477

ep.407 東京のタワマンが舞台なのだろう、恐ろしい記事を見た


2025年7月?日


終活とは?


 東京のタワマンが舞台なのだろう、恐ろしい記事を見た。読むのに勇気が要る、俺には下がるものが無いから読めない。


 とある年老いたご夫婦がタワマンに越した。訪問される方も訪問を受ける方も鬼籍入りが近いからと、友人の方が近況報告にみえた。


「ご主人は?」

「いないわよ」

「でも同居ですよね」

「居なくなったわ」


 話がかみ合わない。それで隣の部屋のドアを開けたら……死ぬ寸前でご主人が横たわっていた……らしいと。


 いや~怖いですね~恐ろしいですよね~。後は想像されて下さい、俺は読んでないから知りません。


 長年付き添ってきた夫婦がこれか~。ご主人が亡くなってあったら、死体遺棄だの殺人だのと言われた事だろうし、年老いて牢屋が終活始めとは敵わない。


 終活について検索すれば、たちどころにAIが解答してくれる。以下はコピーなんだな。


「終活とは、人生の終わりに向けて、 自分の身の回りを整理し、……」とある。この程度の解答とは情けない、誤字も判別出来ないAIもまだまだ融通が利かない。


 身の周りを整理し……とあるも、終活はそれこそ同音異義語の「就活」と同じで、学生が就職出来るまでの活動と定義されているも、こと、終活とは、それこそ死ぬまで続く生活を指していなのかな。学生ならば就職して、はい終わり。老人ならば終活を始めて死ねば終わり、などではなかろうか。


 終活に「財産や思い出の整理ができる」とあるが、もう使わなくなった家財道具を処分することがそうなのか? 思い出の整理って、読めば心に心地よく響くも、そもそもがどうやって整理が出来るものだろうか。どなたか、是非にご教授願いたい。


「では一言で申しますと、ご享受下さい。」


 アハハ……素晴らしい解答だと思える、笑えるわ~。残された人生、為すがままに生きる、これでいいんだが、老いたら身体が動かなくなる。


「では一言で申しますと、家に放火されてご夫婦で天国へ逝かれて下さい。」


 警察や消防に判らないような放火を行い、事前に火災保険に加入して、登記簿は子供に送りつけておくこと。


 俺の脳内のAIはそのように教授してくれる。AIは間違いに気がつけるようには出来ていまい。



 一番いい方法は、延長コードのコンセント部分に、家中の埃を集めてきて覆い被せておけばいい。もちろんだが、付近とは言わず周りにも多くの可燃性のモノを置いておくこと。これで完全犯罪が出来上がる。先に一酸化炭素中毒で死ぬ方が難しいだろう、熱いのを我慢とか出来ないぞ。


 火災の原因で多いというから大丈夫さ!


 念を入れた方法は、電気代を滞納して電気を止めて貰い、夜中にコンビニで料金を支払う。翌朝になれば通電となるから、そこで「通電火災」が起きても不思議ではない。電力会社の人には可哀想だが自殺の手助けを頼みたい。



 余談ながら、火中で死んだ織田信長さんは生きていたらしい。「是非に及ばず」という言葉を残して自害したと。では誰が信長の最後を見届けて「是非に及ばず」を聞いたのか。燃えさかる火の中で誰が聞いたのか、聞いた人が生きていたならば信長だって逃げ延びてもいいよね?


 ま、「信長公記」を書き上げた太田 牛一の創作か、もしくは本当に生き延びていたのか。


 仮に、「是非に及ばず」と言い放ったのであれば、その意味は「逆境を乗り越えるぞ」という気概を表していたとか。生きたいと言う意思表示ならば、きっと生き延びているに違いない。大やけどで床に臥せていたら、生きながらえていたとしても、もう日の目を見る事はなかっただろう。


 しかしなんだ、信長さんが生きていた、と書くだけで自殺の手段が導入編とはいただけない。


 太田 牛一より愛を込めて……丑三つ時、いい夢を見られないように……と投稿す。


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