声が聴きたかったんだ。
どうして 誰も 差し伸べてくれないの
ブクブク 沈み行く 奈落に
仕方なかったけれども
まだずうっと 幼かった あの日々は まるで蜃気楼
いつしか忘れて一人きりで 誰にも頼らずになっていて
それが当然だろうと 思ってた 冷たいごはんを運び 嗜む
空腹を満たすためには それ以外 何も要らないでしょう
心と脳ミソ 欲望は別物なんだ
余計じゃあないか そんなの
だったら全部 なかったことにすれば良い そうだろ
繋がりなんて 何の意味があるんだ
腹の足しにもなりゃしないじゃあないか
生きてりゃ、そのうち。
いいことも悪いことも。