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【初配信】はじめました! 安藤ロイド【♯新人Vtuber】  作者: watausagi
第五章 さよならを見据えて
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第五十九話 ご都合主義というなかれ

◇◇◇◇◇


 私がカイザーさんの家を離れた後、世間では引退RTAばーちゃるちゅーちゅーばーこと夢見テルさんが話題だった。表向きは家庭の事情という事になったが、テルさんのした事はアイドリームの耳には入ってしまった。


 結果、面白い事が起きた。


 あのアイドリームの方達が! あのエリザベスさんを嫌っていて(?)私にも遂に謝らなかったあのアイドリームの方達が、夢見テルさんの為に私達スクエアへ土下座したのだ。


 夢見テルさんはアイドリームに所属しながらスクエアに何の許可もなく応募してすました態度でスクエアの一員になった……という事になっている。そこには山よりは低く海よりは浅い理由があると私達は知っているのだが、やってる事は紛れもなく契約違反にあたりぶっちゃけ炎上ものどころじゃない騒ぎ。


 そこへ、事情を知ったアイドリームのメンバーが勢揃いでやって来て、夢見テルさんの為に頭を下げたのだ。これには私もテルさんに同情した。もしも自分がテルさんの立場なら、居た堪れなくなって死ねる。


 その甲斐あってか(はたまた対価の神様が後始末を取ってくれたのか)、何のお咎めもなくテルさんはひっそりとアイドリームに戻っていった。灰被り姫の活動再開と夢見テルの引退を結びつけられた者は誰もいない。


 引退RTAの話題も時間が経てばすぐに収まる。ばーちゃる界隈はあの子のくしゃみが尊いとか、あの子の声がえっちぃとか取り留めもない事で盛り上がり、いつもの平和な時間に戻っていく。


 おっと、平和でいられない子もいた。アイドリームのメンバーから謝罪という名目のもとお食事会に誘われたエリザベスさんだ。


「一緒について来て下さいまし!」


 いやー流石にそれはですね? 私は遠慮しておきます、といいますか。多分私が隣にいるのを見るとあの人たち機嫌悪くなりそうだし、こういうのはやっぱりエリザベスさん本人が一人で行くべきだろう。私の言葉にエリザベスさんも納得したのか


「そ、そうですわね。これは私の問題ですもの。行きますわ私」


 後から聞いた話だと、それはそれは参加者全員がぎこちなく決して心地の良い時間ではなかったらしいけれど、確実に一歩は進んだはずだ。あ、でも仲良くなり過ぎないでくださいね? アイドリームに戻りますわ! なんて言われたら私悲しいですわ。なんちゃって。


 私はというと変わらず自由なばーちゃる生活を続けていた。今のところ日常に変わった事はない。対価の神様が言っていた前世の記憶を思い出しつつある、という自覚もない。


 ただ、小葉といる時間が多くなった気がする。夏休みだからと言われたらそれまでなのだろうけど、小葉は何かと理由をつけて遊びにくる。


 まぁいいんだけどね。だってその度に香澄ちゃんの私に対するスキンシップが多くなるし、ぐへへ。


 ──振り返れば、あっという間に解決したにも関わらず、何故か夢見テルさんの事件はながーい時間をかけてしまった気がする。何故だろう。いやはや全くこれについては見当もつかないけどね!


 夢見テルさんの事件と同じように、私に対する問題もシュババっと解決してくれればいいのになぁと思いながら、私は今日も日常を謳歌する。

◇◇◇◇◇

書いててこの展開あんまりお、面白くないッ……って分かると執筆が遅れるどころか文字を入力するのも苦痛だよね。現実逃避気味に別の作品のプロットを考えるからもっと執筆が遅れる悪循環。私のアイデンティティであると同時に弱点でもあった感想欄も見れてないよゴメンね。でも完結はしないとね、それがケジメだよね。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 一人のV好きとして言おう。 おもしろかったぞ [一言] 自分でも面白くないって思ってるものを無理に書く必要はないと思う。 ここは強制されて書く場所じゃないから。 だからダイジェストで後日談…
[一言] ハーメ○ンから、来ました~
[気になる点] ハッピーエンドを気にしすぎてる気がします。 [一言] ほかの作品のプロット立てながら書くと、気が楽って聞いたことがあります。なんでも、書いてる気になるからなんだとか。
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