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はじまりの詩  作者: pino
1/1

謳を歌う

冬から春へと移り変わる空に

溶ける僕の淡い恋心




手の平の中で散り咲く

君の為に流した涙色想い




胸の奥

熱く熱く咲き誇る愛の華



君を想えば想う程に

深く深く根付いていく




僕の心に絡みついて ほどけない



暗く暗く深く染まっていく

闇の中で


現実と幻想が混ざり合う

君が生み出した架空のendless・dream




抜け出せないまま

甘く甘く沈んで逝く



何処まで堕ちれば

君の心の光まで辿り着ける?




手探りで見つけ出せるのは

遠い昔


過去に置き去りにしたはずの記憶の

断片




繋ぎ合わせて

つぎはぎの思い出






嘲笑う夜の月



僕に牙を剥く紅い棘




囁くように君が呟く

最期の言葉




それは僕の心を掻き乱して

傷をつけた




全ては愛しかったはずの

妄想の玩具だったのに―






闇の中

投げ捨てられた想いが

今も僕の心のドア叩く






ねぇ、逝きたいよ 君の元まで

辿り着けるのなら

この身投げ出しても良かった




君となら

永遠を誓えた




淡く淡く溶け出していく

涙の中に閉じ込めた願い




この世界のどこかに

君に繋がる景色があるんだろう




この空の向こう側に

君に繋がる色があるんだろう




描いていくよ




僕の夢 君がいる空に




闇に呑まれてしまいそうな夜も




小さくても小さくても

微かな光が存在するのなら



僕は、ねぇ………




ほら。生きていけるから







生と死の間で揺れる蝋燭の炎




吹き消す吐息




心の奥に沈んで逝くword






全て偽物だとしても




君へと続く答えは―‥







永久の眠りの中






開花の刻を待つ.





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