最高な誕生日
今日は俺の誕生日。
今年も例年通り1人寂しくケーキを食い酒を飲むのかと思っていたら、バイオハザードでゾンビが発生し例年以上の最低な誕生日になった。
ラジオの情報で市役所がここら辺の避難場所になっている事を知り、必要と思われる物をリュックサックに詰めて背負い、木刀を持って市役所に向けて駆け出す。
近道をしようと高等学校の前の道を通ったのが間違いだった。
ゾンビになった高校生の群れに取り囲まれ掴み掛かられる。
木刀でゾンビの頭を叩き割り蹴っ飛ばし突き飛ばすが、多勢に無勢で遂に捕まり首筋に噛みつかれた。
噛みついた奴や俺の肉を喰おうと掴み掛かって来る奴等を見て、今日は最高な誕生日だと思い直す。
だって周りにいるゾンビ全部、俺の好みの巨乳の女子高生なんだぜ。