ある師の雑談
弟子ども。
偽善って言葉知ってるか。
いやまあ聞いたことはあるだろう。
けどお前らちゃんと偽善って言葉の意味は知ってるか。
偽りの善。
善であると騙る事。
まあそういった括りでこれらを偽善というんだよ。
だが善を騙る行為はともかく、上部だけ取り繕って、良い行いをする事がそんな悪いことか。
別に裏に意味があろうが、自己満足だろうが別に良い事してんだからただの善で良いだろうよっていつも思うんだよなあ。
こっからが本題だが偽善って言葉はよく使う奴が多いが、
偽悪って言葉はなかなか耳にしないだろう。
それもそうさ。
人間って生き物は善を咎めるのが好きで、悪は例え偽物であってもそれが悪であるならばそりゃあ悪いことになるからな。
だから人は偽悪という言葉は使わず悪という言葉で一括りにしちまうんだ。
お前ら機会があれば偽悪を成してみろ。
今連載で書いているものとは全く別の小説での主人公とその師匠の会話内容です。
これの大元小説はそれなりに書き込んだらupしていく予定です。(その前にグラマス書ききります....!)
年末年始はインフルエンザで死んでいて更新ができなかったのですが、今後グラマスは一週間間隔で更新していきます。