Ⅰ
ランバートさんとガルナさんのおはなし。
そこは静かな廃墟だった。つい最近まで人の住んでいた文化的で、賑わいのある街であったが、一夜にしてその原型を跡形もなく消し去られた。――人と人との戦争によって。
建物の一部であった白く美しい大理石の壁は粉々になり、瓦礫となってそこら中に転がっている。舗装された白い道も、今はヒビが割れ、その間からは雑草が根強く生えている。白い石畳にはその緑が、とてもよく映えた。
その混沌とした虚無の美しさはまるで美術館のひとつの作品のようであった。わくわくとしたまなざしでその場を見つめる少年は、早く帰りたげに怯えながら、後ろすぐそばを着いている若い使用人の青年と一緒に歩いていた。
見れば見るほど、廃墟が広がっている。最近まで人間が生活をしていた文化的な街であったというのに、その気配すらうかがえぬほどに壊されている。灰の臭いが微かに鼻につく。歩く度に砂利が靴と擦れる音がする。きっとこの地面も、破壊される前までは、踏めば滑らかな感触だったのだろう。
少年はその光景の重さを、より長く感じていたかった。街が壊されるということは人も殺されているということ。人が殺されることはとても痛ましい出来事である。
しかしこの廃墟を目前にして少年の心に浸されたのは、別の感情だった。こうして人の築き上げてきた文明が、完膚なきまでに破壊される。その事実から、自分はそういった苛烈な出来事が起こりかねない時代に生きているのだということを強く実感させた。
人は、かつて人の住んでいた廃墟を見て回るなど、不謹慎であると言うかもしれない。だが、知らなければいけない事実がその場所から見えてくるのだという気持ちの方が少年の心には強くきらめいたのである。
「お坊ちゃま、早く屋敷へ戻りましょう。御者を待たせては迷惑ですぞ」
「ん、もう少しだけ」
ランバートは、使用人の言葉を適当に流し、逸る足取りで廃墟を回る。
どれも同じような風景だが、その風景の中ではそぐわない何かがあった。ランバートはそれを見つけると、何なのかを確認する前に、近寄る。彼はいつもは陽気な性格だが、時に何かを見つけたり、何かひらめいたことがあると、途端に落ち着いた雰囲気になる性分であった。
使用人は、彼の様子の変化に気が付き、後を辿る。
崩れ落ちた民家と民家の間の暗い路地で、小さな子どもが蹲っているのが見える。大きな布で身を包んでいるが、間から見えている腕から、非常に痩せこけているのがわかる。
使用人はあまり関わらない方が無難だとして、ランバートの腕を引っ張って、その子どもに近付くのを止めようとした。しかし、ランバートは腕を振り払って、子どもにより近付こうとする。彼はその子どもに釘付けであった。
何者かが近付いてきたことに気が付いた子どもは、膝にうずめていた顔をあげて、ランバートの方を見上げた。
知らない者が近くにいるというのに、警戒をしない――いや、する気が無いように見える。とにかくその目は、生を感じられない程に、虚ろであった。
使用人はそんな目の死んだ子どもに怯んだが、ランバートは臆さず、優しく語りかけ始めた。
「君、名前は? どこから来たの」
子どもはその問いかけには答えず、ただぼんやりとランバートを見つめ続けた。親しみやすく、軽いノリで話しかけたつもりだったが、子どもはひとつの反応も示してこない。しばらく待っていても何も答えないので、少し心が折れかける。だが、素通りするつもりはさらさら無かった。
ランバートは、子どもに手を差し伸べた。使用人は、その子どもに近付くランバートを心配して、はらはらと気を揉ませた顔をする。焦って、ランバートを連れて行こうとしたが、ランバートはその場からかたくなに動かなかった。
ただ子どもを見つめ続けた。
子どもも、ランバートのことを見つめ続けた。
ランバートは急に、子どもの手を掴んで、無理矢理立ち上がらせた。子どもは、一瞬驚いた様子だったが、ランバートに手を引かれるままに立ち上がり、彼と並び立つ。
くすんだ薄紅のような薄紫のような、とても不思議な髪色をしており、粗雑に伸ばされているが、きっと洗えば美しい髪になるだろう。充分な食べ物を食べていないのか、その体は酷く軽かった。顔は泥だらけだが、これもまた可愛らしい男の子の顔立ちだ。
子どもはランバートを警戒しているが、敵意は向けていない。というよりも、向く気力が無いように見える。それだけではない、自分の意思すら無いようにも見えた。
心が無いのだろうか。何も、自分自身の感情を向けてこないその子どもに、ランバートは無意識に哀れに思ってしまっていた。ランバートも、同じように、子どもではあるが、彼とは圧倒的に違う点があった。彼からは、自分の意思が見えてこなかった。
そもそも心とは、意識とは、どこからやってくるのであろう。幼い頃から生まれ育った環境に居続け、周りにいる人々とふれあっていれば、自然と心が身につく。生まれたばかりの赤ん坊も、年月を経れば、やがて、人間の生活に適応していくのだ。いつの日にか、心や意識が、生まれているのだ。
その心や意識が、人の消え去った廃墟で出会った少年には、無いように思えた。もしかしたらこちらの思い違いかもしれないが、これほどまでに感情の見えてこない人間は、見たことがない。まるで、赤ん坊の時からひとりで生きてきたかのようだ。あるいは、少年になってから、この世界に産み落とされたような感じがした。少なくとも、人間の住まう社会を過ごしたことは無いだろう。
人間は、人間の社会にいなくても生きられるものなのだろうか。
もしも、そんな人間が、人間の社会に途中から参加したのならば、適応することはできるのだろうか。もう、言葉も規範意識も備えられるだろう年頃の子どもが、どんな適応の課程を辿るのか。
ランバートは、けして頭の良い子どもではなかったが、知る欲求の強い子どもであった。
「ねぇ、僕の家においでよ」
「お坊ちゃま!?」
ランバートが少年にかけた提案に、使用人は驚きの声をあげる。そんなことにも構わず、ランバートは少年に語り続ける。
「美味しいご飯も、あったかい寝台も、僕の家にはたくさんあるよ。全部あげる。だから、僕のお家においで。僕の友達になって」
使用人は、もはや止められることはできなかった。今までも、ランバートはこれと決めたら、絶対に、何を言っても止めない性分であったからだった。ただ口をあんぐりと開けて、これからどうすればいいか、彼の父親には何と説明すればいいかを、深刻に考え始める。
少年は、ランバートの言葉を理解したわけではなかった。
しかし、別にどうしたい気持ちも無かったので、ランバートに着いていった。
いかにも待ちくたびれたと言いたげな、迷惑そうな顔をしている御者に、ランバートはもう一人乗せてくれと、頼んだ。御者は眉間のしわをより深めたが、黙って了承をしてくれた
馬車に揺らされる帰り道、ランバートが少年に、名前は何かと訪ねる。当然、今までも何も答えてくれなかったのだから、反応すらも示してこなかった。ランバートはいよいよ、この子はやはり、少年になってから、この世界に産み落とされたのだろうと感じた。見た目は自分と同じぐらいの年齢だが、おとなしい赤ん坊なのだ。
赤ん坊であるなら、名前を与えてあげなくてはならない。
「ガルナ。君の名前はガルナだ。ジャクルメもこの子のこと、そう呼んであげてね。今日からガルナは、僕たちの新しい家族だ」
ランバートは使用人に陽気に言った。ジャクルメは困ったような顔はしたが、半ば諦めているので、ランバートの笑った顔を見るなり、少し顔が綻んだ。
ランバートの家柄はあまり名のある家ではないが貴族である。とても和やかな風のそよぐ、田舎の草原の丘の上に、彼らの住まう屋敷がそびえ立つ。ランバートはそんな生家が大好きであった。都会には母が生きていた時に、家族と使用人たちと共に行ったことがある。確かにいつもとは違った世界に触れることができて、楽しい場所ではあるが、やはり一番はこの広い青空を仰げる郊外が良かった。のんびりと仕事をしている村の人々も、遠くに見えるぐらいに、この場所は広く見渡すことが出来る。都会のように刺激的なものはなかったが、都会とは違った穏やかな雰囲気が良さのひとつだと思った。
屋敷に帰ると、早速他の使用人たちが旅行から帰ったランバートを出迎えた。皆旅行の無事を喜んだが、ランバートが連れてきた少年――ガルナを彼らに紹介するなり、それぞれ不安そうな表情を見せた。
「旦那様に、何とお伝えすれば良いか……」
使用人は口々にそう言った。ランバートは気にしていない素振りをしたが、皆がそのことを心配するだろうということは当然わかっていた。
「まぁ僕が何とか言うよ。心配しないで!」
そんなことよりもガルナの体を洗って、服を与えてあげて、と言うと、使用人たちはすぐに取りかかってくれた。
体を洗ったり、体を拭いたり、服を与えるまでの課程はランバートも付き添った。ガルナは水をかけられると、びっくりしたのか、ひゃっと言って、浴場の端に逃げた。少しかわいそうだったが、無理矢理にでも体を洗い、服を着替えさせる。水に濡れた髪が重たく、鬱陶しいようだったが、丁寧に拭いてあげて、心地よい肌触りの服を着せてあげると、警戒した雰囲気は和らいでいった。
服はランバートのおさがりであった。ガルナはランバートよりも背が低かったから、裾が床に付く程長い。時々足をひっかけて、転びそうになるが、ランバートは常にガルナのそばにいたので、しっかりと支えてあげた。
お腹もすいていたようで、風呂の間に作られていた食事を出してあげると、すぐに平らげる。ランバートは普段食べている、何の変哲も無い食事に食いついているガルナを見て、何処か新鮮な誇らしさが心の中に生まれた。
それからはずっと、ランバートはガルナの兄になったような気分で、彼と過ごし続けた。ガルナもランバートのことを慕い始めたようで、ランバートを見つけるとすぐに近寄ってくるのが、とても可愛らしい。まだ反応は薄いが、徐々に彼の感情が見えてきているような気がする。ランバートにはそれがとても嬉しかった。
少し屋敷の生活に慣れてくると、ランバートはガルナに言葉を教え始めた。獣でもない以上、きっと言葉も覚えてくれる。そう信じて毎日幼児向けの言葉の本を読ませた。
しかしこれがかなり難しく、いつも家庭教師のしているような教え方をガルナにしてみても、元から言語に触れた生活をしていないから、あまりにも浸透してくれる気配が無かった。家庭教師にも協力してもらいながら一緒に勉強していたが、ガルナも集中力に限界があり、なかなか覚えようとしてくれない。
ランバートは彼が「赤ん坊」であることを思い出した。元から日常生活に在る言語を聞いていなければ、いくら本を読ませたところで覚えることは難しいだろう。もっと簡単な手ほどきを与えてやらなければならない。
ランバートは、ものの名前や、簡単な動詞の、"音"という記号を覚えさせることを意識して教え始めた。家の中や庭にある物には指を指して、ゆっくりその名前の音を聞かせた。動詞は、実際にやってみせることで、その言い方を覚えさせた。ひとつひとつ、丁寧に復唱。まだ教えてない動作や物があれば、すかさず教えた。
ランバートは早く、ガルナとお話がしてみたかったのだった。
ガルナも、ただじっとして本を眺めるよりも、いろんな物を見たりして教わることの方が、興味を示してくれているようすだった。
ガルナと、ひたすら言葉を勉強する時間は、自分の勉強が滞るものの、とても新鮮で楽しい時間だった。
しかし楽しい気分だけではなかった。ランバートは顔には出さないが一つ、悩みがある。 それは父、アルヴァが出張からもうすぐで帰ってくることだった。
アルヴァはこのオルストロ家の当主であり、彼が仕事をしてくれることで、この家の安泰が守られている。そんな頼もしい父だが、ランバートは彼のことが嫌いだった。いちいち説教じみた言葉がとてもうるさい、厳格な性格がとても苦手だった。
実は以前はそんなに仲が悪いわけではなかったが、母が死んでから、アルヴァとランバートは険悪な仲が続いている。具体的な理由はない、ただ段々関係に亀裂が広がっていき、修復不可能になってしまったのだ。
後で考えればいいとだけ思っていた、ガルナを屋敷に迎え入れてほしいという頼みだが、帰ってきたその日まで何と言えばいいのか考えつかなかったので、父に伝えておいて欲しいと使用人に適当に頼んでしまった。
アルヴァは使用人から話を聞くと、遠い国から帰ってきた直後で疲れているだろうに、すぐにランバートに会いに行った。父の顔は、とても不機嫌そうだった。
「ここは孤児院ではないぞ、ランバート」
とても冷たい声で言い放った。すぐそばにはガルナがいた。おそらく父の放った言葉を理解していないと思うが、ガルナの前でそんなことを言う父がランバートは許せなく思えた。
「孤児じゃないよ。もうこの屋敷の子どもだ。僕の弟だ」
「屁理屈言うな、情けない。何か問題を起こしたら、すぐに追い出すからな――廊下にある壺を割ったのはその子どもではないだろうな」
その言葉に、ランバートは心の中で動揺した。実は先日、廊下に飾られてある高価な壺を、ガルナが誤って落として割ってしまったのだった。父が出張から帰ってくる前に綺麗に処分したが、父はいつも家にいないくせに、そういうところはいちいち勘が良い。ランバートはますます嫌気がさした。
「僕だよ。その、ごめんなさい」
あまり彼に頭を下げたくはなかったが、せっかくできた弟分を失いたくはない。
ランバートは父に平手で頬を殴られ、飛ばされる。
「お前は将来、この家を継ぐ人間なのだぞ。もう少しは緊張感を持てないのか」
冷静な父ではあるが、かなり苛立っているようで、勢いよく扉を閉めて部屋から出て行った。
ランバートは殴られた頬をさすりながら、アルヴァの出て行った扉に向かって舌打ちをする。
「別に怒らないでいいじゃん、美形が台無しだよ。ね、ガルナ」
ガルナはぼんやりとランバートを見つめ続けた。その瞳を見て、ランバートは、人に暴力を与えてはいけないということも教えてやらねば、と思った。
二人の周りの空気が沈む。ランバートは情けないすがたを見せたことを情けなく思った。
「気分転換にお庭に行こう」
ランバートはガルナの手を引いて、庭へと向かった。
屋敷の庭は、腕の良い庭師が管理しているだけあって、非常に美しかった。まるで都会の貴族の屋敷の庭園のように、花や草木の配置が隅々まで計算しつくされている。切りそろえられてある千草に、様々な色の花がよく映えている。その場にいるだけで、先程まで落ち込んでいた気分も癒やされていくようだった。
庭師は近くの村から定期的に来て、作業をしてくれるが、ちょうど昨日それを終えたばかりなので今日はすがたが見えなかった。水やりなどは、使用人がやってくれている。その使用人もまだ水やりに来ていなかったようで、花壇の土は乾いている。ランバートはじょうろに水を溜めて、ガルナと一緒に水やりをし始めた。
「ガルナ、これはね"じょうろ"って言うんだよ」
「"じょうろ"」
最近は、教えた音という記号を復唱してくれるようになった。時々自分の名前を言ったり、ランバートを呼びかけたりもするようになった。しかし固有名詞や動詞を単独で言うだけで、組み合わせて会話文として話すようなことはまだ無い。ランバートは、お話ができるのもあともう少しだろうと思う半分、まだどれだけの時間がかかるのだろうかとも気が逸った。
「これは、"かだん"。その中にあるのが、"つち"、"はな"……」
もう癖になったように、ランバートは物の名前を言い続ける。ガルナもそれを復唱する。
屋敷から使用人が出てきた。どうやら水やりの時間になったので庭に来たようだ。
水をやっているランバートとガルナに、女の使用人は優しく声をかける。
「あら、ありがとう、坊ちゃま。お礼に、お昼ご飯の後にケーキを焼いてあげましょうね」
「ほんと!? やったー!!」
ランバートは上機嫌に、じょうろを振り回した。
じょうろから出た水が、小さな虹を彩る。ランバートは一瞬だけ見えたそれに気が付き、すかさずガルナに教えようとする。
「あ! 今の見えた!? "にじ"、だよ。"にじ"」
「"にじ"……?」
一瞬しか出なかったから、ガルナは何を指しているのかわからない様子だった。ランバートはもう一度じょうろに水を溜めて、虹を表した。
「これ!! "にじ"!!」
「"にじ"」
もっとその七色を見せたくて、ランバートはじょうろを様々な角度で流しながら、長く保たせる方法を手探りする。それに夢中になり続け、しばらくすると、ガルナがランバートの服の裾を引っ張った。
「ランバート」
虹を作るのをやめて、ガルナの方を向いたのは、名前を呼びかけられた時だった。ランバートはガルナに向き合った。
「どうしたの、ガルナ」
ガルナは何か言いたそうなようすだった。何を言ってくるのだろうかとランバートはわくわくしながら、それを待った。
ガルナはもう一度、口を開いた。
「おなか、すいた」
ランバートの脳に先に出た台詞は「もうすぐでお昼ご飯になるよ」、だった。しかし、それが口から出るより前に、とんでもなく驚きの出来事が起きたのだとようやく気が付く。
ガルナが、初めて己の意思をランバートに伝えた瞬間。自分に甘えてきた瞬間。そして、会話が成り立った瞬間であったのだ。
ランバートは嬉しさに思わず奇声をあげた。そして高揚とした気分のまま、ガルナのことを抱き締めた。それが力強くて、苦しくて、ガルナは少し抵抗したが、そのままランバートに抱き上げられて、ぶんぶんと振り回される。
その後、ガルナは圧倒的な速さで言葉を覚えていった。やがて日常生活の会話も最低限できるようになると、文字を教え始めた。文字も覚えることが多かったが、会話ができるようになり、世界観の広がったガルナは、文字を覚えることに対して今まで見せなかったほどの集中力を見せた。本を読めるようになるのも、すぐのことだった。
オルストロ家は人のなかなか通らない田舎に立っているが、都会で作られた新聞が定期的に届けられる。いつも流し見する程度でしかランバートは読まないが、文字を覚え立てのガルナは新聞にも興味を示した。
そしてとある見出しの言葉に注目したようで、ランバートに尋ねて来た。
「天使、って何……?」
ガルナが示してきた新聞をランバートは手に取り、それを眺めながら教えてやる。
「人間を襲う、とても怖い奴らだよ。この大陸をめちゃくちゃにしてくるんだ」
低い声で言ったからか、ガルナは少し怯えたように、表情を固まらせる。少し申し訳ない気持ちになって、次にランバートは優しい声で、ガルナをなだめた。
「でも大丈夫。この地域に来たことがないから、心配することはないよ」
ランバートがそう言ったので、ガルナは安心した。しかし、自分たちが住んでいる同じ大陸で、そんな恐ろしい連中がいることを知って、静かな恐怖が心の中に浸った。




