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最終審判(ラスト・ジャッジメント)  作者: 咲羅
探偵への道標
1/8

1話 悪夢の始まり

・・・ドーン・・・

一つの銃声が時計塔の大広間に轟き、空気が凍りつく。そのとたん自分たちの周りを炎が囲い込んだ。



「キィィィィィィィィッヒィィィッヒィィィッヒィィィ」



奇妙な笑い声を上げ、銃口をこちらに向けている男…


シルクハットをかぶり、笑みを浮かべているようにも見えるピエロのお面を付け、黒いマントに身を包んでいる。この男こそ俺らの街スーロを恐怖えと陥れた張本人赤石圭一。またの名を「赤目の殺人鬼」。


赤石の銃口が向いている方向は俺の父親「佐久間藤次」である。俺の父親は頭に銃弾が打ち込まれ、想像も出来ないほどの大量の血が流れていた。



「お前らも…これで…おわ…りだぁぁぁ…」



そう言うと赤石は俺に銃口を向け、引き金を引いた。


・・・バーン・・・


音と共に右目に鋭いとげが何十本も刺さったような激しい痛みが襲ってきた。そして少しずつ意識が遠のいていった。


意識が遠のく中理解できていたことは、銃弾が頭の中で周りを焦がしている小さな音と赤石の奇妙な笑い声、そして…



「サク!!」



いつもなぜかついてくる、幼なじみの声だった…

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