大敗
スマホ返されました。
いつもは呑気な門番が立っているはずの紅魔館の門。しかし今日、ここは激戦区と化して沢山の負傷者が倒れている。
搬送役も今は戦闘に参加しており搬送が全く行えないため、レイムの怨恨に取りつかれて、怨恨の化身が山ほどいる。
霊夢達の戦力は減りゆく一方、レイム達の戦力は増える一方である。
早「はあっ!」
またレイム側の戦力には、一人一人の戦闘力は低いが、数が多く、さらには自爆する厄介な敵、苦痛塊もいる。
早「きりが無い…この雑魚どんどん増えてますね…」
西「落ち着きましょう、霊夢と魔理沙なら、きっとやってくれるから…」
紫「今はこらえながら怨恨の化身を倒していくしかないわ…」
早「はい!」
今は戦える状態の人数の方がよっぽど少ない。
自機の5人と幽々子と紫、聖とさとりぐらいだ。
聖「でも、私達と霊夢達、妖夢達以外みんなやられてます…怨恨の化身は本体よりも戦闘力が高い…とても不利な状況ですね…」
咲「奴らの弱点は何かしら…」
?「ごちゃごちゃ言ってるところ悪いが、お前らには勝ち目はないよ。」
咲夜達の前には、怨恨の化身が数人いた。
紫「妹紅…」
怨妹「お前達も怨恨の化身を作るんだ」
怨パ「幻想郷、外の世界も含めて何もかも終わりだと思った方がいいわよ」
怨天「私達に倒されなさい」
怨村「さあ、覚悟はいい?」
早「みんな…」
咲夜達を、怨恨妹紅、怨恨パチュリー、怨恨天子、怨恨村紗が包囲していた。
西「どうする?」
紫「とりあえず倒すしかないわね…」
?「いや、それは無理だわ」
後ろを見ると、怨恨レミリアが妖夢とさとりを引きずっていた。その横には、怨恨妖夢、怨恨さとりが歩いていく。
早「妖夢さん!さとりさん!」
聖「まずい…もう私達しかいない…」
紫「みんな、とりあえずやれるところまでやるわよ、いい?」
平常の戦士全員が頷いた。
怨妹「さて…始めるか…!?」
咲夜達が体勢を取った時、怨恨妹紅に剣が刺さっていた。
怨妹「お、お前は…」
霖「みんなやられているようだね…僕も久しぶりに参加するとしよう」
そう言うと霖之助は剣を引き抜き、咲夜達の前に立った。
紫「なんであなたが、ここに!?」
霖「怨恨塊と戦ってるって聞いてね、君たちだけじゃきついと思って」
咲「随分と嘗めてるわね」
聖「でも、あなたは戦闘が苦手なのでは?」
霖「嫌いなだけだ、それに、君たち女の子の弾幕ごっことは違って、男たちは普通に命を取るような戦いもあるからね」
すると、レイムと戦ってる霊夢が…
霊「霖之助さん…?」
霖「霊夢か、でももうボロボロじゃないか、それに魔理沙も」
魔「香霖か…お前、何しにここへ…」
すると、レイムは…
レ「な、なんだあいつの潜在能力は!?測り知れないぞ…」
霖「怨恨塊か…君には前お世話になったね」
レ「く…まだあんなやつがいたなんて…」
霖「僕は君…お前に以前両親を殺された…それに今、幻想郷のみんなを苦しめた…」
霖之助は剣を抜いた。すると、紅魔館に雨が降り注いだ。
霖「お前は…僕が葬る!」
霖之助はレイムに飛び出した。
魔「よせっ!香霖!」
レイムは笑みを浮かべながら右手に力を込めた。
レ「私を葬るなど…何万年も早いわ!」
すると、レイムの鉄槌が、霖之助を目掛けた。
霖「………」
レ「な、何!?」
霖之助はそれを片手で受け止め、平気そうな顔をしている。
霖「世界の絶望は、この程度なのか?」
レ「ま、まだだ!」
レイムは距離を取り、スペルを宣言をした。
レ「神霊『夢想封印 集』!」
霊夢の夢想封印よりもかなりの威力を持つ夢想封印が、霖之助を襲う。しかしこれを霖之助は剣で弾幕を切り裂き、またもや平然と立っている。
レ「な…」
霖「今度はこっちからいくぞ。」
レ「!!」
次の瞬間、霖之助の左手は、レイムの腹を貫通していた。
その様子を見ていた霊夢達は…
霊「す、すごい!」
魔「香霖があんなに強かったなんて…」
紫「店主が圧倒してる…」
咲「幻想郷にこんな人がいたなんて…」
怨妹「信じられない!」
怨レ「あのレイムが負けている!?」
すると、霊夢達の近くに、レイムが落下してきた。
レ「はぁっ…はぁっ…」
霖「どうした?僕が葬るのは何万年も早いじゃないのか?」
レ「畜生…なぜだ…」
レ「なぜ私を超えるやつがいる!私は…怨恨塊だぞ!!」
するとレイムの周りに黒いオーラができた。
レ「こうなったら…全てをぶち壊してやる…この私の最高の力で…」
霖「最初からフルパワーで挑めばよかったのに…」
すると霖之助は、ポケットからあるものを取り出した。
魔「あれは!!」
霖「そうだ、これは君も使ってるミニ八卦炉だ。これで、止めを刺そうか。」
レ「うおぉぉぉぉ!!!!!!」
霖之助のミニ八卦炉に、金の光ができた。
すると、レイムの体から黒いオーラが溢れている。
レ「私に止め?そんなことできたらいいね!」
レイムも御札とお祓い棒を取り出した。
霖「これで終わらせる…」
霖之助はミニ八卦炉を構えた。
レ「勝つのは私だ!」
レイムも霊力を高める。
霖「『真・マスタースパーク』!!!」
霖之助のミニ八卦炉から、魔理沙のマスタースパークよりも全然太く、火力が高いレーザーが発射した。
レイムは…
レ「悪霊『夢想封印 絶』!!!」
レイムも凄まじい弾幕を放った。
2つのスペルがぶつかりあい、火花を散らす。それを霊夢達はただ眺めるしかなかった。
霖「ううっ……!」
レ「うおっ…!!」
2つのスペルは真ん中で爆発を起こした。
周りの敵、味方関係なく吹っ飛ばされた。
霖「はぁっ…はぁっ…」
疲力をかなり使った霖之助の後ろに、黒い影が…
霖「うわっ!!」
霖之助の腹部を、黒い雲が貫いていた。
霖「こ、これは…」
怨「貴様の肉体を借りる…ここまで強いやつの肉体だ…これでできる怨恨の化身だ…最強で…誰も敵わない強さに私はなれる!」
霖「く…くそっ…」
霖之助は倒れた。腹部には黒い跡がついていた。
魔「香霖!」
霊夢達が霖之助のもとへ寄った。
霊「嘘…霖之助さんの化身なんて作られたら!!」
紫「最悪の事態になったわ…」
霖「ううっ……」
咲「意識が覚めたわ…」
霖「す、済まない…僕のせい…うわぁあああ!!!」
一同「!!!」
霖之助の腹部から、黒い男性の肉体、森近霖之助そっくりの塊が出てきた。
霊「なんて…威圧感…」
霖「くっ…これが僕の…」
怨「ついに手に入れた…最強の肉体を!!」
そう言うと怨恨塊は、空に立ち、右手を上げた。雨はまだ降り続いている。
怨「そして…私の!!」
すると紅魔館門周辺が大きいサークルに包まれた。
怨「私の!!…勝ちだ…」
霊「!!!」
そのサークル内が光に包まれた………
次の瞬間、静寂が訪れた…
霊夢達は石化しており、何も出来なくなっていた。
倒れている者、立っている者、苦痛塊や怨恨の化身までみんな石になっていた………
怨「これで…終わった…」
怨恨塊は飛び去った………
眠い…昨日書き始めて今日投稿できました…
早苗「こんな時間に書いて私を後書きにする必要あったんですか?」
眠いからとりあえず徹夜してゲームそうな人読んだ。
早苗「あなたと同じにしないでください…私だって眠いんですよ…」
早く終わらせたいからさっさと告知して。
早苗「内容忘れました。」
は?
早苗「もうリセマラで2日オールしてるから眠くて眠くて」
早苗さん、あなたとなら仲良くなれそうです。
早苗「じゃあ今度一緒にスマ〇ラでもしません?」
いいね、俺最近おまかせしか使わなくなったんだよね(笑)
早苗「私もです。使い手決めると飽きますからね〜」
と、長いトークが延々と続いた。
早苗「もう終わらなくていいから寝ましょう」
今回はこれで終わりです。次回もまた見てくださいね〜
早苗「おやすみなさ〜い」