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東方怨恨塊  作者: 岩盤浴@バスの待ち時間が長い
第1章 怨恨塊復活
4/10

怨恨の化身

藍「貴様!!橙に何をした!!」


藍は怒りに体を任せ、レイムに迫った。するとレイムが…


レ「目障りよ!!」


弾幕を展開し、藍に放った。しかし藍は弾幕をすらりとかわし、レイムの前に立った。


藍「貴様…よくも…よくも橙をぉぉぉぉ!!」


藍は拳を握りしめ、レイムの顔面に突きを入れようとした。するとレイムは、体を雲状にし、藍の突きをくぐり、藍の腹に迫った。


レ「安心しな、お前にも同じことをしてやるよ」


すると、レイムの両手に黒いオーラが発生した。


藍「し、しまっ…」


藍の視界に、黒く染まった手が迫った瞬間…


霊「はぁ!!」

レ「ぐっ…」


霊夢がレイムの脇に蹴りを入れ、レイムを吹き飛ばした。


藍「霊夢!!すまない…」

霊「謝る暇あるならさっさとやるわよ!!」


霊夢はお祓い棒を取り出した。


レ「貴様…死ねぇぇ!!」


レイムは弾幕を発生させ、殺意を二人に向けた。


藍「来るぞ、霊夢!!」

霊「わかってる!!……!?」


いつの間にか、霊夢の両腕は自由を奪われていた。


霊「くっ…」


後ろを振り向くと、猫耳をつけた小さい子どものような黒い塊が、霊夢の両腕をしっかりと絞めていた。


霊「な、何これ?」

藍「まさかこれは…」

レ「そうだ!!橙の体内に入れた怨恨塊の分身を化身にしたものだ!!」


レイムの漆黒の弾幕が、霊夢に向かって放たれた。


霊「や、やばい!!この…放せ…」


霊夢は手足をじたばたさせたが、チェンの手は離れなかった。


レ「死ね!博麗霊夢!!」


霊夢の目の前に弾幕が迫った…

霊夢は目を閉じた。




しかし、なぜか霊夢には痛みが走らなかった。

霊夢は疑問に思い目を開けると…

藍が血を流しながら立っていた…


霊「藍!!」

藍「れ、霊夢…だ、大丈夫か…」

霊「何言ってんのよ!あなたは大丈夫?」

藍「き…気にする…な…」

紫「藍!!今すぐ術を入力するわ!!だから大丈夫よ!」

藍「紫…様…私は…平気です…それより…橙を…」


藍は目を閉じた…


レ「まずは一人!」

霊「貴様…」

紫「霊夢…?」

霊「紫…橙と藍を早く…まだ二人共かすかに生きている…」

紫「……わかったわ……」

霊「貴様は…絶対に許さない!!」


霊夢は宙に舞った。そして、御札を取りだし、霊力を注いだ。

レイムも両手にオーラをまとわせた。そして……


霊「神霊『夢想封印 瞬』!!」

レ「絶望『怨恨の流星』!!」


二人の弾幕がぶつかった。弾幕は弾け、火花や閃光を散らした。

弾幕や閃光はとても美しかった。周りの人がこれを見たら幻想的だと思うだろう。その美しさを追求した遊びが弾幕ごっこだ。

しかし、二人の戦闘は弾幕ごっことは違った。その違いは…


レ「どうした?その程度か?」

霊「う…グフッ…」


レイムの弾幕が霊夢に当たった。霊夢は気力を奪われ地面に落ちた。神社の階段が崩れる音がした。

そう、これは遊びではない、命をかけた殺し合いだ。


霊「はぁ…はぁ…」


霊夢は右手をぶら下げながら立ち上がった。レイムは地面に降り、霊夢の前に立った。レイムの横にはチェンがいる。


レ「貴様は私には勝てない…もう終わりだ…」

チ「この幻想郷は、絶望と苦痛の怨恨に満ちる…」


レイムとチェンが右手を出した。そして、霊夢の心臓付近に差し伸べた。


レ「死ね…」


二人は黒いレーザーを放った。霊夢の目の前に迫った。そして、霊夢の影がレーザーに飲み込まれた…



レーザーが止んだ。レイムは跡を見る。すると疑問を感じた。おかしい、霊夢の右足はレーザー越しでも見えていた。消し飛んだとしたら霊夢の右足は残っているはずだ。


レ「ま、まさか!!」


レイムは周囲を見回す。すると、霊夢だけでなく、藍や橙、さらに紫の姿もなかった。


レ「スキマか…」


レイムはため息をついた。


レ「スキマの移動範囲は無限…今追うのは諦めるか…」


レイムは崩れた階段に腰掛けた。


レ「チェン、お前に調査を頼みたいのだが」

チ「霊夢達の居場所ですね、かしこまりました」


チェンは宙に飛び、神社から去った。

一人になったレイム、退屈だと思っていたがその時間はすぐに過ぎた。


レ「そこに誰かいるのだろ、出てこいよ」


レイムがそう言うと、草村から何かが飛び出した。その何かが、レイムの体をすり抜けた。その何かは

紙だった…


レ「!!こ、これは…!!」


レイムがその紙を見ると、その紙は何枚も増え、レイムの周辺に舞った。

その瞬間、レイムの体は、紙の空間の中にあった。


弐「今です!魔理沙、アリス!!」


その紙の持ち主、恋露弍凛が草村から出てきた。弐凛がそう言うと、神社の裏から魔理沙とアリスが出てきた。そして…


魔「恋符『マスタースパーク』!」

ア「魔符『アーティフルサクリファイス』!」


魔理沙のレーザーとアリスの爆弾つき人形がレイムに突っ込んだ。

神社が爆風と煙幕に包まれた…

ふう、疲れた~

ス「お疲れ様ね、ところで私の出番はいつなの?」

ああ、レミリアか、いつかは出すよ。

ス「で、なんで私はスなの?」

レイムがレだからレミリアはスカーレットのスにした。

ス「なんでオリキャラ優先するの?」

単に出番がまだなだけだよ。

ス「本当?」

も、もちろんさ…

ス「前回書いてた連載小説では私出番ほぼなかったよね」

う、うん…ごめん…

ス「実は私のこと嫌いなんじゃないの?」

そ、そんなことないよ…

ス「まああんたに嫌われたって私にとってはどうでもいいことだけどね」

ん?なんで?

ス「運命操って次回私とフランとパチェと咲夜の出番出すようにしたから」

うわー!!やめろー!!

ス「もう手遅れだわ」

あ、\(^o^)/\(^o^)/

ス「頑張って書けばいいでしょ」

予定変更したからひどい役になるかもよ…

ス「まあ、頑張って」

まあ運命には逆らえんから頑張るよ

ス「ではみなさん」

さようなら!!

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