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暑い懐 作:abakamu

どうも。掬片の会会長?のabakamuです。

下手の横好きな詩ですが、読んでいただけると幸いです。


というかようやくここまで来ましたよホント……。

長かった。実に長かった(編集作業が)

編集していたら(長くなりそうなので以下略


今回は陸上について、書いてみました。

ネタも所々に入り、中々自信の持てる作品になっているかと思います。

(元々『陸上部員の憂鬱』に入れる予定だったという事は言えない……)


では、どうぞ♪

燦々と照りつける太陽

散々とした競技場(トラック)


木陰で休む小鳩達は

空に羽ばたき消えてゆく


走り続ける僕の背に

靡く風流消え去って

走り続ける僕の背に

照らす光はあるものの


隣に走る友の陰は

瞬く間に赤を指す


暑い、暑い夏が来た。



汗を滝の様に流し

その一秒を駆け抜けたら

水を滝の様に浴び

その一秒を噛みしめる


滝壺の修行に耐えながら

ひたすらに走り続ける僕


嗚呼。


苦しい思いはしたくない。

辛い思いもしたくない。


淡い真紅に染まりながら

ひたむきに走り続ける僕


暑い、暑い夏が来た。



毎日を走り続けるこの星と

毎日を彩るこの自然は


僕の思いを受け止めてくれるだろうか?


現実(いま)に立ち止まり、思う。

競技場(トラック)を駆けながら、思う。


吹け、風よ。

靡け、雲よ。


僕はここにいる。

僕はここにいるんだ!!


虫が夏の火に焦がされて

暑い、暑い夏が来た。



小賢しい僕の耳に

聞こえるは同輩の声

今に瞬く僕の目に

映るのは八重の友の顔


滝壺に埋まった紅葉葉は

水を彩り流れゆく


届きそうで届かない

目の前の友の後ろ身を


目指すのは人の宿命か

目指すのは僕の宿命か


ペンキで自分を塗り替える

淡い、荒い、青い色


夜空に輝く星どもは

連なって為さぬ物もある


赤い流れ星と共に

暑い、暑い夏が来た




隣で走る鳥の背は

風に揺られて消えてゆく


その懐かしい面影に

意識が遠くなってゆく

〆が僕っていうのもなんか恥ずかしいのですが……。

ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございます♪

そして感想欄へ……(殴


それでは、掬片の会に参加してくださった皆さんと読者のみなさんに感謝の意を表し、締めさせていただきましゅ。


作者マイページ(abakamu)

http://mypage.syosetu.com/280532/

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