活発少年7
こうして…
白血球部隊とマクロファージ部隊が手を組み、
ブドウ菌愚連隊を倒し…
「シロレンス隊長…!!カサブタホールドが…!!」
「よし…!任務完了だ…!!」
闘いは時間との勝負であった!!
ある一定時間を過ぎると、ブドウ菌愚連隊が侵入してきた入り口はカサブタホールドにより閉ざされていく
…それまでに白血球部隊とマクロファージ部隊はブドウ菌愚連隊を追い出さなければならなかった…
「今回はいつもより危険な戦いであったな…」
「アニキ!オレのおかげだろ?ウップ」
「…卑劣ではあったが、まぁ、そうだな」
「今夜はゆっくり寝かせてくれよなアニキ~」
「それとこれは別だ」
「ウップ…今日はさすがに呑めねぇぇよぉぉ…」
「マクロ、ファージ、いつもありがとな!マクロよ、今夜ぐらいはゆっくり休ませてやってくれないか?」
「…シロレンスがそう言うなら…仕方ない…」
「シロレンス隊長…ありがとっす~…ウプす」
「はっはっは!じゃあ、またな!」
こうしてシロレンス達は決死の闘いを終え、帰路につく
「ホワットよ!今帰ったぞ!」
「パパ!おかえりなさい!」
「アナタ…おかえりなさい…!」
「ホワイラ…ただいま…」
妻のホワイラはシロレンスを優しく抱きしめた…
「おいおい…ホワイラ、どうした?」
「んーん、どうもしないわ…ただ抱きしめたくなっただけよ…」
「パパとママ抱き合ってるー!」
「こらこら!うるさいぞ!」
「アナタ…愛してるわ」
「ホワイラ…オレも…愛してるよ」
「パパー!早く遊んでよー!」
「分かった、分かった!よし、遊ぶか!」
こうして、
活発少年のすり傷はシロレンス達の死闘のお陰で
治癒していくのであった…