活発少年5
「なんて…凄まじい闘いだ…!!」
シロレンスとダマリアンの闘いは壮絶だった、が、
ダマリアンの部下達の数は増すばかりで、
シロレンスの部下達は苦戦していた…
「くッ…!!このままでは…我が部下達が…!!」
「シロレンスよ!!部下達の心配をしている場合か!?」
ダマリアンの猛攻がシロレンスを苦しめる!!
「ぐはぁぁ…!!」
「シロレンスよ!!これで終わりにしよう!!さらばだ!!」
シロレンスは覚悟した…!!その時…!!
「ぐあはぁッッ!!」
ダマリアンが吹き飛ぶ!!
「…!?ま、まさか!?」
「僕たちを忘れてないかい?ダマリアンよ」
「だよな!絶対忘れてたよな!」
「お前たち…!!そうか…間に合ってくれたか…!!」
そう…!彼らは白血球部隊と共に闘う強い味方!
マクロファージ部隊であった…!!
「ファージがなかなか起きないから駆けつけるのに時間がかかってしまってな…」
「ア、アニキが昨日の晩、オレに死ぬほど酒呑ますからだろーが…!」
「あれくらいで死ぬほどとは…まだまだ呑みが足らないな…酒は呑んで吐いて呑んで吐いて…」
「アニキ、分かったって…!とりあえず今はダマリアンだろ…?」
「あ、ああ、そうだったな、」
「マクロファージ兄弟部隊が来たからにはもう安心だ…」
「シロレンスよ…よく頑張ったな、流石だ、ファージもシロレンスを見習っ…」
「分かったっつーの!はいはい!さ、ダマリアン達を倒さなきゃだぜ?」
「お…おのれぇ…このダマリアン様をコケにしよってぇぇえ!!おい!デカブドウ!加勢しろ!」
「あいあいさ~」
「な、なんだアイツ!?あんなデカかったっけ!?」
「恐らく変異したのであろう…だが、僕たち兄弟の敵ではない…よな?ファージよ」
「あったりめーだ!ちゃちゃっと…!ウップ…」
「どうした?ファージよ?」
「き、昨日の、さ、酒が、ヴォェェェ……!!」
「ウッ…なんて…強烈な…臭いだ…!!」
ダマリアンとデカブドウはうろたえ、
もらいゲ●をした
「ヴォェェェ」
「ヴォェェェ」
「さ、最悪だ…」
シロレンスは…なんとか我慢した…