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活発少年2

「おい!血小板隊はもう出動してんだろ!?」


「ああ!今頑張って血を止めてる!」


「オレ達が行くまで頑張ってくれ…!」



そう、オレは『白血球』


しかも、左足白血球部隊の隊長でもある!


オレが行くまで頑張ってくれ…!



今日は左足膝部白血球隊は手薄だ…


ここの所大忙しで休暇を取らせていたからな…



今左膝部にいる白血球部隊は新人たちばかりだ…


クソっ…!!


こんな時に怪我なんかしやがって…!!


我らの主、さとし君に怒りをぶつけてもどうしようもないのは分かっている…だが!!


いや…さとし君に怒りをぶつけてはいけない…


さとし君あっての我らだ…


さとし君の身体を守るのが我らの義務!!


それに…今さとし君はやんちゃ盛りだ…


ふふ…オレの息子もさとし君のようにやんちゃになるであろうか…いやいや、今はこんなのどかな妄想をしている場合ではない…!!





「シロレンス隊長…!!」


「血小板隊隊長ミカエルよ!大丈夫か!?」


「なんとか…!!ただ白血球部隊が…!!」


「ぬぁぁぁにぃッ…!!」

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