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助けて欲しかった自殺者。

おはようございます、こんにちは、こんばんは。牙霧蛇です。これでガムジャと読みます。今回からおはようございますも入れてみました〜!どうでしょうか。テンポ的にはない方がいいと思うんですけどね(w)まあ、そんな雑談はさておき、今回はいじめられてた子のお話です。ちょっと(いや、だいぶかな?)暗い話ではありますが、楽しんでもらえると嬉しいです!

「ああ、やっと楽になれる。」

思わず、そう呟いた僕の名は、采野美羽サイノミウこんな名前でも、男。この名前のせいで、いじめに遭い、非難され、どんなに苦しんだだろうか。でも、そんな日は、今日で終わりなんだ。

秋の冷たい風が、頑張ったな。というように、僕を優しく撫でた。ほほに伝った涙が冷たかった。ここは、入り組んだ都会の15階建て高層ビルの屋上。フェンスもないここは、うってつけだ。それに、無理くり住民を入れるために作ったマンションたちの間は、細くて暗く、人通りも少ない。無駄に助かる事はあり得ないだろう。もう、あとは飛び出すだけなんだ。この苦しみから、解放されるんだ。僕はもう一度、自分の傷ついた体を見た。ボロボロの体は、もう、耐えきれないとうめいているようだった。さあ、もう、いこう。僕は、屋上の端へと足を動かそうとした。でも、動かなかった。あんなに決心したのに、もう、遺書だって書いたのに、足がすくんでいる。心が怯えている。でも、本当に未練があるなら、こんなところまで、来るはずがないじゃないか。そう、自分でこじつけて、屋上から、飛び降りた。その途端、どっ、と後悔が押し寄せてきた。家族にお礼を言えばよかった。ずっと好きだった、美優ちゃんに告白すればよかった。美優ちゃんは、別の人が好きみたいだけど。そんな、些細な事が積もって、僕は後悔した。

「おかしいな。もう、決めたはずなのに。」

自分の弱さに笑いを浮かべるも、死は目前ということに気がつく。そうだ。僕が大好きだった、漫画の主人公は、どんな時でも諦めなくて、そしてピンチの時に助けが来るんだ。誰か、

「誰か助けてっ!」

僕は、死に物狂いで叫んだ。でも、それは叶わなかった。所詮僕は、主人公にはなれなかったんだ。そう、思いながら。気を失った。目が覚めたら、「悪役」になっていた。だから、敵を撃ってやったんだ。恋の敵を。ん?どうしてこんなところに子猫が。


どうでしたでしょうか!実際のところ、私はいじめられていた経験がないので、あまりリアルに書けないのですが、(まあ、いいことなんですけど。)今回も楽しんでいただけると嬉しいえです!

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