プロローグ
—プロローグ—
皆さんは天国と地獄、、、あると思いますか?俺はあると思ってます。まぁ、もちろん半信半疑だけど、あると思ってた方が人生親切にいれると思うんです。じゃあ、仮にあると仮定して天国は何を地獄は何を思い浮かべますか?俺は天国は天使が微笑んでる眩しいくらいに明るい楽園、地獄は悪魔が薄気味悪い笑みを浮かべている暗くて苦しい牢獄。そんなことを思っていれば地獄になど絶対に行きたくありません。さて、こんなことを考えてるうちに時間が来てしまいました。そう。俺は今日、、、死にました―
「No.8番。死因、刺殺。―以下略。」
以下略っておい!!って口が、、、開かない??
目も開かない。何も臭わない。あれ呼吸ってどうやって、、、?
「よし。じゃあ、召喚するか。」
え、召喚って???あれ。うわぁぁぁ!!―ヒュン
体が分解されてるような感覚を覚え何だか眠くなってくる。。。
「寝るのはまだ早いよ?」
「うわぁ!!なに?誰だよ!ってあれ喋れる。。どゆこと?ここは?」
「質問が多いよNo.8。」
「そのNo.8ってやつやめてほしいな。」
「まぁ、今だけだよそう呼ばれるのは。とりあえず僕の名前はミサラ。地球の神さ。今は君の生きてた世界から天国と地獄の狭間。通称三途の川へ送り飛ばされる途中ってとこかな。」
「ほうほう。それで誘惑にも負けるな的な試練が与えられて誘惑に勝ったら一命を取り留めることができるてきな??でもそれって今言われたら俺勝てちゃう気がするんだけど、、、。」
「いやいや試練はするけど誘惑とかは関係ないよ?」
どうやら人間界で伝わる「三途の川」とは少し違うらしい。
「じゃあ、なんの試練?」
「戦いの試練だね。他の人とバトルして勝てれば天国。負ければ地獄。」
「ん、、、?あれ??それってどっちでも死んでね?」
「そりゃそうだよ。今頃君は火葬されてる頃だから戻ったって骨だよ?」
ははっと笑いながらミサラは言った。
「うーんまとめるとどうゆうことか聞いてもいい?」
「うん!いいよ!とりあえず三途の川バトルには勝たなければならない。なぜかと言うと天国じゃないと次の世界に生まれる時に人間じゃなく魔獣やただ食べられるための動物、カエルや蛇とか嫌な役になってしまうか、地獄にずっと居座って辛いことをさせられるかの二択。。。いや頑張ればそこから天国に行ける可能性もなくはないんだけど、、、勝てるなら言う必要なし。ってことで言わないね。」
めんどくさいから端折ったてきなことですねこれは。はい。もし負けたら責任をとってもらいましょう。
「ほうほう。さっき魔獣とか出たけどなに?地球以外にも生まれる可能性あるの?」
「そうだよ!楽しそうでしょ!」
「興味はあるなぁ。」
「でしょでしょ~。まぁ、とりあえず三途の川バトルに勝てるように頑張ってくれれば僕てきには全然グッジョブだから頑張って!君は素晴らしいことをして死んだ英雄だから僕の加護とスペシャルプレゼントをあげるよ。さぁ、頑張って次も人に生まれ変わるんだよ!じゃあね~」
「お、おい!まだ聞きたいことあるん―」
途端に青い光が差し込み最後にミサラが満面の笑みで俺に手を振ってるのはかろうじてわかったかがそこからの記憶は途絶えた。
「ふぅ。行ったか。さようなら神の天敵No.8。未来を変えるものよ。」