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枕の下に 希望の上に(1)

バグ

作者: 袋小路 めいろ

人畜無害のひけらかした心臓を

けたたましいクラクションで

狩り取って行く人間

柔らかい少女は

気高き女王蜂だから

捏造と熱望を持って

時間に囚われる

熱した少年は

静寂の皇帝蟻だから

伝法と展望を持って

苛立ちから逃れる

純正品を納品される

時間軸の中に






春になったら訪れる

五月病という特殊コマンドは

場所によっては空回りして

人によっては心を突かれる

度数の高い酒は

強いライトみたいに

身体に貼られた

病は気からは

気体の事か 気道の事か

居眠りの先にある

幸福という公式サイト





新緑の色が変わる瞬間を

見ていたいのは

卑猥な感情から来る

海底の綻び

埃まみれの本体が

心底鈍い音を出すから

頭に響いて湿っていく

誰でも白い画用紙とは限らない

誰かが叫んだ意味は

あの人には伝わらない

遠慮なく塩胡椒

レモンをかける





笑顔の裏側を知りたいなら

人に対しての優越感を

捨てるべきだ

細くなっていく時間の先は

シワくちゃの暗闇の中に

落とし込まれていく

分かり易い形が

いつもあるとは限らない

考えられない人から

ランクが決まっていく

当たり前な競争は

どんな綺麗事も覆していく

ワンクリックで終わる

身体からの分泌液が

どんなに多かろうと


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