26.おじいさんの手紙
やっと王都へ到着です。
森を出た騎馬の一団は、色とりどりの草花が咲き乱れる緩やかな丘を下り、春蒔きの麦が青々とした葉を風に揺らす様を眺めながら、黄色の絨毯を引き詰めたような菜の花畑の間を縫うように進んで行く。
ガルロイを先頭に一団の前方にいたリリアは、いつもなら心をときめかせる美しい景色を、背後から手綱を持つクロウの腕の中からただぼんやりと眺めていた。
「リリア、もうすぐ王城が見えてくるぞ」
突然クロウに声を掛けられ、リリアははっとして顔を上げた。
行くてには、北から連なる山脈の一番南端となる山が見えている。
一団はその山を迂回するように進んでいるようだった。
「王都は、あの山の麓にあるんだ。その都を見下ろすように、小高い丘の上に王城は建っているんだよ」
「ルイさん」
馬を寄せてきたルイが、とても嬉しそうに王都について説明を始めた。王都の様子を語る彼の目は生き生きとしている。
「この国にはお城が幾つかあるけど、王城は格別だよ。白く輝くとても綺麗な城なんだ。特に西側に広がる湖のほとりから眺める王城が、俺は一番好き。ほら、あそこに王城の尖塔が見えるよ。分かる?」
フードをずらし、ルイが指さす先を目で追う。
ルイが言うように、山陰から現れた丘の上に頂部が尖った塔が見える。
「なんて、綺麗……」
はっきりと国王が住まう城の全貌を目にした瞬間、リリアの唇から感嘆の声が漏れた。
深い青色の屋根に、輝くような白い壁の美しい建物が、晴れ渡った春の空を背にそびえ立っている。
これまでにも山の斜面に建つ城を見かけたことがあったが、堅牢なつくりの建物ばかりだった。だが王城は、大きさも優雅さもまったく違っている。
何の言葉も出ないまま、その美しい佇まいに見惚れている間に、いつのまにか土がむき出しになっていた道が、綺麗に舗装された石畳に変わっていた。
「見えたよ! 王都の大門だ!」
前方でガルロイと馬を並べていたルイが振り向き、弾むような声を上げた。
リリアの期待は否応なしに高まり、並木道を通り抜けた途端、目前に大きな門が現れた。大勢の人々が大門を行き来しているのが見える。
とうとう王都に到着したのだ。
「おじいさん、王都よ……」
胸の奥から熱いものがこみ上げて来て、声を震わせながら呟けば、クロウが馬を止めた。
大きな手がリリアの頭を撫でてくれる。その手の動きはとても優しかった。
立ち止まったリリア達の横を、背後の兵士の一団が追い越していく。
「クロウ!どうかしたのか?」
血相を変えて、ガルロイが引き返して来た。
「何でもない」
「ごめんなさい。あまりに大勢の人がいるので、びっくりしてしまって……」
「……そうでしたか──」
どこか焦っているようにも見えたガルロイだったが、気を取り直した様子で、再び馬首を大門へ向けた。
「さあ、参りましょう」
ガルロイの掛け声で、クロウは大門に向かって再び馬を歩かせ始めた。
大門と呼ばれているだけあって、アーチ型の門は天井が高く、馬上にいるリリアが見上げてもまだ十分に余裕があった。
奥行きの深さは、街壁の厚さだと教えられ、さらに驚かされる。
長い歴史の中で何度も敵の侵入を阻止してきたという頑丈な鉄扉を見た時などは、その重厚さに息を飲むほどだった。
そして門を通り抜けると、今度は賑やかな街並みがリリアの目に飛び込んできた。
広い石畳の道の両側にはたくさんのお店が並んでいて、人の多さだけでなく、物の豊富さにもまた圧倒される。
「……今日は、お祭りなの?」
「いいや。王都はいつもこんなものだ」
茫然としながら呟いたリリアの問に、クロウが律儀に答えてくれる。
リリア達は人の流れのままに、街の中心にある大広場にまでやって来た。道は広場から各方面へ向かって伸びている。
一団はここで二手に分かれることとなった。
クロウの案内でハミール・ヴァロアのところへ向うのは、リリアとシャイルだけでなく、ガルロイとルイも一緒に来てくれるとのことだった。
城へ向かう兵士達を見送り、今から向かう先が王都の片隅にある貧しい人々が暮らす場所だとクロウが告げると、シャイルの表情がわずかに曇った。
もしかするとリリア達と暮らす以前の生活を思い出していたのかもしれない。
だが、ハミール・ヴァロアはそのような場所で医師として暮らしているのだ。
クロウは馬首を広場から西へ向ける。
「さあ、行こうか」
「はい!お願いします!」
リリアの返事にクロウはしっかりと頷くと、愛馬の腹を軽く蹴った。シャイル達もすぐにリリア達の後に続く。
道は途中から裏道へ逸れ、建物の雰囲気も大通りでは赤レンガ造りの大きな建物ばかりだったのに対し、今は石造りの小ぶりの建物へと変わっていた。
だが、どの建物も熟した果実のようなあざやかな黄赤色で外壁が塗られているせいか、暗い雰囲気は感じられなかった。
クロウはさらに馬を進め、入り組んだ狭い通路の先でやっと馬を止めた。
「着いた。ここだ」
少し開いた空間に一本の木が立っていて、その周りで子供が数人遊んでいる。どうやら憩いの空間になっているようだった。
突然現れたリリア達を見て、遊んでいた子供達が慌てて家の中へ逃げ込んでしまった。建物はどれも同じで、どれがおじいさんの友人の住まう家なのか分からない。
だが、クロウは慣れた様子で馬を建物の脇に繋ぐと、リリアを馬から降ろした。
「緊張しているのか?」
「……少し──」
「大丈夫だ。俺が傍にいる」
気負った様子はなくそう言い切ると、クロウはリリアの小さな手を引き、それらの建物の一つへ迷うことなく歩いていく。
そして、扉を開けると声を上げた。
「ハミールは、いるか?」
「クロウじゃないか!」
「ジョナ」
若い男が笑顔で迎えてくれた。彼の名前はジョナというらしい。アーモンド色の髪と同じ色の瞳の好青年だ。彼はヴァロアの助手だと紹介された。
「あれ? 珍しいな。今日は一人ではないんだな。何かあったのか?」
クロウの背後にいるリリア達の姿を見て、ジョナは少し驚いているようだった。
「ハミールに会ってほしい人を連れて来たんだ」
クロウの説明を聞いたジョナは、マントを脱いだリリアに視線を止めると、『うおっ』と驚きの声をあげ、すぐににっこりと笑顔を見せた。
「運がよかったな。先生は明日から薬草を探しに遠方へ出かける予定だったんだ。今は診察中だけど、今日は特に患者も少ない。もうすぐ終わると思うから、狭いけどその辺に座って待っているといい」
「ああ、そうさせてもらう」
ジョナが鼻歌を歌いながら奥へ消えて行くと、リリアは緊張が解けないまま室内を見回す。
建物はずいぶんと年季が入っているようだったが、室内は清潔に整えられ、手入れが行き届いていて、とても居心地が良かった。
突然来てしまったが、今は過ごしやすい季節のためか、病人が少なくて本当に良かったと思う。もしも病人が多い時であれば邪魔をしてしまうところだったとリリアはそっと胸をなでおろす。
「なんだか、とてもどきどきしてきたわ。……クロウ、私、どこかおかしいところはない?」
「問題ない。エルバハルのところで借りた服も良く似合っている」
リリアのほつれた髪をそっと指先で梳きながら、クロウが目元を和らげる。
「あ、ありがとう」
ずっとそばにいるというのに、クロウに見つめられると、どうしてもどぎまぎしてしまう。
背後では、『ヒュー』と誰かが口笛を吹き、横にきたシャイルがわざとらしい咳払いをしている。
「クロウ! 久しぶりだね」
「ハミール!」
しばらくして、奥から優しい目をした白髪の痩せた男が現れた。彼がおじいさんの友人で、クロウの命を救った人。
クロウに向けられた眼差しに愛情が感じられる。
「おまえが私に会わせたい人とは誰だね?」
どこか浮き浮きとした様子でヴァロアはそうクロウに尋ねた。
視線をリリアに向けたクロウは、まるで励ますように自分の手をリリアの背にそっと添える。リリアは澄んだ黒い瞳を見つめ返し、しっかりと頷くと一歩前に踏み出した。
「リリアです。初めまして、ヴァロワ先生」
「おおっ!」
背の高いクロウの陰から現れた小柄なリリアの姿を目にした途端、ヴァロワは満面の笑みを浮かべ、歓喜の声を上げた。
「クロウ! とても美しい娘さんじゃないか! このお嬢さんがおまえの好いている娘なのだね?」
「「「「「え?!」」」」」
ヴァロワが発した言葉でリリアとクロウだけではなく、シャイルとガルロイ、ルイまで動きを止めた。
「おまえの大切な娘を私に紹介しに来てくれたのだろう?」
クロウとリリアはお互い顔を見つめる。
「あ、いや、そうだが、そうじゃないんだ!」
「クロウ。ここまで来て、何を照れているんだ。はっきりしない態度だと、すぐに振られてしまうぞ!」
「……まっ、待ってくれ──」
額を押え、珍しく動揺するクロウの姿に、リリアは慌てながらまるでクロウをかばうように身を乗り出す。
背後からは、ガルロイがシャイルを止める声と、ルイの爆笑している声が聞こえてくる。
「あ、あの! 私のおじいさんがずっとヴァロア先生に会いたがっていたんです! ウィルという名前を覚えておられませんか?」
「ウィル? それがあなたのおじいさんの名前なのかい?」
首を傾げ、覚えていない様子のヴァロアの姿に、リリアはとても悲しくなる。
不安なあまり足元がぐらりとゆれたリリアの体を背後から支えながら、シャイルが口を挟んだ。
「ウォルター・バーラントをご存じですよね? ウィルは彼の仮の名前です」
「え?」
リリアは弾かれたように背後を見上げる。
(ウォルター・バーラント? 仮の……名?)
リリアは本当に何も知らされていなかったのだ。
「ウォルター?! ウォルター・バーラントだと!」
リリアの戸惑いはすぐに吹き消された。ハミールの反応があまりに激しかったからだ。その細い体のどこにそんな力があったのかと思うほどの強い力でシャイルの両肩で掴む。
痛かったのか、シャイルがわずかに顔を歪める。
「──はい。ご存知なのですね?」
「知っているもなにも、私はウォルターを探しているのだ! あなた方は、ウォルターの居所を知っているのか?」
「……はい。ですが、……先月、亡くなられました」
「な……亡くなっ……た?」
ヴァロアの顔から一瞬で血の気が失せ、シャイルの肩を掴んでいた手が力無く滑り落ちていく。ふらりと傾いだ体を、傍にいたクロウがすかさず抱き留めた。そして、そのまま近くの椅子へ導く。
「ヴァロア先生。……おじいさんは先生にとても会いたがっていました。これを読んでいただけませんか? おじいさんが先生へ宛てて書いたものです」
項垂れるヴァロアの前に両膝を付き、リリアは燃え残った手紙の破片をそっと差し出した。
「許してください。……おじいさんは私の本当のおじいさんではありませんでしたが、私のせいで、ヴァロア先生に会いに来ることが出来ませんでした。この手紙は、偶然私が暖炉の中から拾い上げたものです。おじいさんが書いたものですが、手紙さえ出してはいけないと考えていたようです。せっかく書いた手紙を燃やしていたのです。これは燃え残ったものなので、内容は一部しか読み取ることしかできませんが、どうしてもヴァロア先生にお渡ししたいと思っていました。そして今日、やっと持ってくることができました。遅くなってしまいましたが受け取っていただけませんか?」
「ウォルターが、私に?」
ヴァロアはゆっくりと手を伸ばし、目の前に差し出されている焼け焦げた手紙の破片をそっと手に取った。そして、懐かしい筆跡をまるで縋るように読み始めた。
──つい、思い出ばかりを書き並べてしまった。年のせいだろうか。昔のことをよく思い出す。今の私がいるのは君のおかげだ。ハミール・ヴァロワよ、君に会い、若き日を共に駆け抜けて来たことを私は誇りに思い、とても感謝している。だがあの時、私が至らぬがゆえに、君の志を理解することが出来なかった。やっと理解することができたのは今頃になってからだ。とても悔いている。すまなかった。許して欲しい。今は叶わぬ願いだが、いつかまた君に会える日がくれば、君に直接この胸の内をすべて伝えるために必ず会いに行く。その時は、私が育てた自慢の子供達も一緒に連れて行くよ。今、この私が男の子と女の子の二人の子供を育てている。私を変えた子供達だ。君の驚く顔が──
読めるところはこれだけだった。
だが、読み終わると、ヴァロアは両手で持っていた手紙の破片をとても大切そうに額に当てる。
「……彼がいなければ、私は医師にはなれなかった。感謝しても感謝しきれない。許して欲しいのは私の方だ。彼の好意を無にしてしまったのは私の方だからだ。なのに……私は、謝罪はおろか、もう礼のひとつも言わせてもらえないのか──」
ヴァロアは泣いていた。
お互いこれほど想い合っているのに、どちらも相手に感謝と謝罪をしたいと強く願っているなんて、二人の間に何があったというのだろうか。
リリアももっとおじいさんのことをどれほど愛していたか、どれほど尊敬していたかをもっと伝えていればよかったと後悔は尽きない。
分かっていても過ぎ去ってしまった時間を戻したいと願ってしまう。
涙に濡れた顔を上げたヴァロアは、リリアとシャイルを眩しいものでも見るように目を細めて見つめる。
「……あなた達が、ウォルターの自慢の子供達なのだね。ウォルターが育てただけはある。本当に立派な者達だ。……リリアと言ったね。この手紙を届けてくれてありがとう。ウォルターの心はちゃんと届いたよ。私の感謝と謝罪の言葉は私が死んだのち、あの世で直接伝えることにするよ。それまでウォルターには待っていてもらおう」
シャイルと顔を見合わせたリリアは、くすぐったい気持ちで微笑み合う。まるでおじいさんに褒めてもらったような気がしたからだ。
「ふふふ。確かにあの男が子育てをしたのかと思うと、その姿を見てみたかった。あなた達にとってウォルターはどんな男だったのかな?」
「素晴らしい人でした。あの方のお陰で、命を救われた者は大勢います。私も救われた者の一人です」
「おじいさんはとても優しくて、何でも出来て、どんなことも知っているすごい人でした。大好きだったんです。……ずっとそばに居たのに、私も何も伝えられていません──」
「……そうだね。失ってから気付くことは、とても多い」
「ヴァロア先生……」
「さあ、せっかくここまで来てくれたのだ。夕飯を一緒にどうだね? たいしたものは用意できないが、私が腕によりをかけて作らせてもらうよ。食事をしながら、もっとウォルターの話を聞かせてくれないか?」
「すまないが、ヴァロア殿。今からこの者達を連れて行かねばならぬところがあるのだ」
ガルロイが本当に申し訳なさそうに、ヴァロアの前に進み出た。
「そうか……。それは残念だが、仕方がないね」
本当に残念そうに、ヴァロアは肩を落とす。その姿を見て、リリアはヴァロアの手の上にそっと手を添えた。
「先生。また来ます。その時はヴァロア先生が知っているおじいさんのことももっと聞かせてくださいね。私達もおじいさんのことをもっと知りたいんです」
「ああ、約束するよ。あなた達が再び会いに来てくれるのを楽しみに待っていよう」
ヴァロアはわざわざリリア達を見送りに出てきてくれた。
「リリア殿。今からは私の馬に乗っていただきたい」
「え?」
突然のガルロイの申し出に、リリアは慌てて隣に立つクロウを見上げた。
だが、彼はまるで初めから分かっていたかのように、驚いた様子はなく小さく頷いてみせる。
リリアはとても残念に思いながら、ガルロイの馬に乗せてもらう。
「リリア殿、フードを被っていただけますか? このまま、直行いたしますので」
「あ、はい。分かりました」
リリアは急いでフードを被り、改めてヴァロアに向き直った。
「ヴァロア先生。急にお邪魔してしまってすみませんでした。また来ますね」
「ああ、待っているよ」
「では、失礼します」
ガルロイもヴァロアに別れの挨拶を済ませ、リリアの後ろへ騎乗した。それを合図のように、シャイルもヴァロアへ二言三言声を掛け、急いで騎乗する。
「団長は心配しているんだよ。クロウやシャイルがおチビさんを連れて逃げるかもしれないってね」
「……」
リリアの姿を目で追っているクロウの隣に立ち、ルイが気づかわしげに声をかけてきた。
「でも、本気でおチビさんをつれて逃げるつもりなら、……俺、手伝うよ」
目は笑っていたが、ささやく声は真剣だった。
クロウは自分を気遣ってくれる仲間の顔を迷いのないまっすぐな眼差しで見る。
「ありがとう、ルイ。だが、リリアが自分の叔父に会いたがっている。その願いを叶えてやりたい」
「そう、分かった。クロウはさあ、自分に厳しすぎると思うよ。もう少し、わがままになってもいいんじゃない? とりあえず、俺に何か手伝えることがあればいつでも言ってよね」
騎乗するルイをクロウは感謝を込めて見上げる。
「ああ、その時は頼む」
「クロウは、おチビさんに出会って本当に変わったよ。もちろん、いい方へね」
どこか楽しそうにクロウにそう告げると、ルイはガルロイ達の方へ向け馬を駈けさせる。その後に続こうとするクロウをヴァロアが呼び止める。
「クロウ、待ちなさい。おまえ、顔色が少し悪いね。大丈夫かい?」
「……ああ、心配ない。少し疲れているだけだ」
「それは、いけないね。私が煎じた滋養強壮の薬を持って行きなさい」
急いで薬を取りに建物の中へ戻ろうとするヴァロアをクロウは引き留める。
「大丈夫だ、ハミール。俺も、すぐに行かなければ」
「そうなのかい? 絶対に無理をしてはいけないよ」
ハミールは馬に飛び乗るクロウの姿を心配そうに見上げていた。その恩人にクロウはまるで安心させるように笑顔を向ける。
「分かった。ありがとう、ハミール」
走り去るクロウの後ろ姿を見送るハミール・ヴァロアの顔には驚きの表情が浮かんでいた。
「なんて優しい目をするようになったのだろうね、クロウ」
恩人の心から喜ぶ声はクロウの耳にはもう届いていなかった。
読んでくださったみなさん、ありがとうございました。不思議なもので、誰かに読んでもらえるということは、物語を書く時に、ものすごい原動力となるようです。いつものようにシーンをノートに書き連ねていただけなら、すでに止まってしまっていたと思います。これほど『王都へ』という物語が膨らんでいくとは思ってもいませんでした。実は書きながら、私も楽しませてもらっています。では、もうしばらくリリア達の物語にお付き合いくださいね。よろしくお願いします。




