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総合魔導学習指導要領マギノ・ゲーム  作者: 天川守
第3章 秋 ~戦いの季節~
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第145話

 光の中で最初に感じたのは激しい違和感である。

 諸共滅するはずの光の中で意識を保つ。

 そんなことはあり得ない。

 自身の生存すら度外視したからこその1撃である。

 つまり――


「読まれてた、か。く、くくく、クハッハハハ。いいなー、いいぞ、おい!」


 武雄は狂ったように激しく笑い出す。

 読まれていたとしても対応できない攻撃を繰り出すつもりで準備していた。

 あの大威力をどうにか出来る障壁や系統は存在しないはずだったのだ。

 笑う彼に小生意気な後輩の声が聞こえる。


「いや、割と運ですよ。真面目なことを言うとレーザーじゃなかったら、やばかったです。少なくとも無傷はあり得なかったですね」

「はっ、良く囀る口だわなッ!」


 誰が攻撃を仕掛けて来たかのかなど考えるまでもない。

 槍を構えて強烈な速度で体当たりを仕掛けてくる影、その背後には水色と拡散した光を身に纏った少女がいた。

 乱反射する光の粒のようなものを見て、武雄はプリズムモードの秘密の一端を悟る。


「なるほど、光学術式かッ!」

「はあああああッ!!」


 正解だと言っているのか健輔が速度を上げて向かってくる。

 武雄に純魔力攻撃は利きにくい。

 しかし、単純な物理攻撃は別だった。

 直接戦闘能力、戦闘センスはそこまで高くないのだ。


「作戦は失敗、総員攻撃開始ッ!! 数で押すぞおッ!!」

『了解!!』


 武雄の号令と同時に後方からいくつかの光が健輔たちに向かってくる。

 行動としては当たり前のものだったが、その当然に狙いを済ませていたのが健輔たちであった。


「あらら、健輔の予想はドンピシャだね」


 後方、身を隠した射手が光がやってきた方向から起点を見つけ出す。

 未だに数では7対3、ここらでイーブンに近い状況に戻したい。


「いざや、打ち抜かん。未来を――ってね」


 この瞬間を狙って極限まで圧縮された3条の光が相手側へと逆進行を仕掛ける。

 真希がこの瞬間まで動かなかったのは相手の後方3名を相手取っても大丈夫なように準備をしていたのだ。

 組み上げられた簡易的な陣地は魔力を収束出来るように補助されている。

 バックス3名の内、1名が全力を組み上げたものだった。

 敵の支援射撃を全て彼女は撃ち落とす。


「ちぃ、準備がいい! お前ら、援護は期待出来ん、気合を入れろやッ!」

『応!』


 武雄側の作戦を逆手にとって、勝利を感じさせた後に反撃に転じる、健輔の策はそれだけの単純なものだった。

 受け身に回るというデメリットもあったが、初手に喰らったダメージが大きすぎる。

 この規模の博打でないと戦況をひっくり返すのは不可能であっただろう。

 そこにすぐさま全賭けを行った辺り、健輔も並大抵の精神力ではなかった。

 普通、先輩の大半が打倒されて自分が責任者になったのなら狼狽えるのが先だ。

 狼狽えるどころか、嵌め返すことを考えるのだから度胸があるのは疑いないだろう。


「それで、俺の相手はお前かい!!」

「ここで散っていけよ! 先輩!」

「断る! 儂は最後まで勝負を捨てんわッ!」

「ハッ、そうかよ!!」

「舐めんなよ、クソ餓鬼ッ!」

「人の事、見下すなよ、爺の分際でなッ!! お前の『知』とか鼻で笑えるなッ!」

「よく言ったの!!」


 子どものような舌戦と共に健輔と武雄が戦闘を開始する。

 後の2人は優香と、後衛には真希が牽制を行う。

 前衛が1人フリーになっているがどこに向かうのかはわからなかった。

 打てるだけの手を打ったが健輔にもこれ以上出来ることはない。

 相手が何人でもここまで来たらやることは1つ、勝利することだけである。


「美咲、香奈さん、サポート願います!」

『了解、存分にやって』

『ういうい、任せたまえ~』


 幸か不幸か、人数の激減によるバックスのサポートを集中させることが可能になった。

 バックス2名の補助があれば健輔はあれを使うことが出来る。


「『賢者』が肉弾戦で戦士に勝てるわけがないってのを教えてやるよッ!」

「口だけは達者だの、やれるものならやってみるろいいわッ!」

「やってやるさッ! 『陽炎』!!」

『ダブルシルエットモード、セイフティで起動します。ベーシックを優香に設定』


 完全なバトルスタイルの融合は不可能でも1部要素を付け加えることで強力にはなる。

 バックス2名の補助がないとこのセイフティモードですら起動出来るか怪しいが油断も慢心もないこの男にとって2つ名相手に手を抜くなどあり得なかった。

 健輔も相手の情報は収集している。

 おまけで武雄本人ともある程度の面識はあるのだ。

 相手がただの奇策頼りの策士でないことは知っていた。


「貰うッ!」

「は、どうかな!!」


 武雄の間合いに踏み込んだ時に、何かが起動する音が聞こえる。

 カチッ、という音は戦闘を行っている空間で何故か響き渡り、健輔にあるものを連想させた。

 

「ドアホが――隙を見せたな」

「しまっ――」


 その音がブラフだったことに気付いてももう遅い。

 爆音を響かせて、空間が大きく振動する。

 己へのダメージなど微塵も考えていない自爆戦法、一歩間違えば落ちるのは敵ではなく自分なのだ。

 そんな極限の状況で霧島武雄は常と変わらない。

 己すらも嘲笑いながら静かに一手ずつ状況を詰め直す。

 彼は玉にして指し手たるものだ。

 勘違いした魔導師はこの近接戦用の爆発能力で討ち取られることになる。

 かつて葵が無傷で制圧出来たのは彼女であったことと、武雄に格闘戦をやるつもりがなかったからこそのものだ。

 今の状況ではどちらも望めない。

 しかし、ここには彼女の弟子がいる。


「ふ、フハハハ、いいな。いいぞ、お前。これもそこまで効果がないとはな!! 『破星』の弟子はこれまた厄介だのッ!!」

「弟子じゃねーよッ!!」


 爆発、爆発――爆発、僅かでも動けば何かが反応して起爆する。

 その起爆で次の爆弾へと誘爆、予想もつかない方向からの攻撃は健輔のライフと心理的な余裕を的確に削っていく。

 四方を地雷原で囲まれているようなものだ。

 あれをすれば、もしかして。

 これをすれば、もしかすると。

 そんな風に思ってしまえば有効な動きを行うことは難しくなる。

 普通(・・)は、そのはずだった。


「ハッ、これはいかんなッ!!」


 陰鬱さなど欠片もない爽快な武雄の笑み。

 策は万事順調、運も向いていたはずだった。

 試合開始の号令直後に大規模戦術魔導で敵を吹き飛ばし、ついで味方で相手を陣に拘束しつつ再度の大規模魔導陣で味方ごと潰す。

 些か派手な号砲だったが運良く、敵の中核を吹き飛ばせたことを含めて優位だったのは間違いなく『賢者連合』だった。

 いや、今の段階でも優勢なのは彼らである。

 勢いに乗ってはいるが現段階でも不利なのは健輔たちだ。

 今こうしている時にも真希が後衛を2名程落としたおかげで数的な差は大分縮めることが出来たが既に健輔たちは少なくない消耗を強いられている。

 大規模魔導を無傷で防ぐことなど出来ないのだから、表面に出なくてもきっちりと消耗はしているのだ。

 よって、この場面での正着が武雄には見えていた。


「この状況ならば持久戦よな。幸いにも1人、空いているからの」

「っ、やらせるか!」

「お前は本当に面白いやつよの……。普通は怖がるものよ、対処できるからといって己から地雷を踏み行くやつはそうはおらんよ」

「お褒めいただき、光栄だねッ!」

「おうよ、儂の言葉に咽び泣けや」


 軽口を叩きながらも思考は続けられる。

 持久戦を行うこと自体に異論はなかった。

 武雄の推測が正しければ、九条優香はもう2人の相手をするので精いっぱいのはずである。

 大規模魔導を防いだのが彼女ならばそこは間違いないだろう。

 伊藤真希も弱くはないが『賢者連合』の残ったメンバー相手に無双出来るほどの強さはない。

 つまり、核にして最後の壁は目の前の男だった。


「……参ったの」


 このままこの戯れを続けたい気持ちはある。

 後輩の意地とやらに付き合うのも一興、その程度には彼は享楽主義者だった。

 しかし、今回はチームの行く先も懸っているのだ。

 いつもの如く遊ぶわけにもいかなかった。


「筋は2つ。このまま耐えるか。もしくは――」

 

 ――攻めるか。

 持久戦が無難で賢い選択肢ならば攻めるのは博打であり得ない選択肢であった。

 健輔の戦闘能力を甘く見てなどいない武雄にとって後者の選択肢は普通選ばないものだ。

 安全性や堅実さなども考慮すればあらゆる可能性が前者が正しいと訴えている。

 他ならぬ彼自身の直感もそこが正解だと言っているのだ。

 悩む必要は本来はなかった。

 では、何を迷っているのか。

 

「あれがそれを予想してない? あり得んだろうよ、儂の勘も鈍ったのか……いや、儂に悟らせていないのか……どちらにせよ、厄介で面白いやつよ」


 安牌と博打、どちらを取るか。

 健輔が揺さぶってきているのだとしたら大したものである。

 誰を参考にしたのかわからないが、1年生にして駆け引きというものを知っているようだった。

 

「その選択肢が戦うを選ぶように誘導しているように見えるのはあれか、『破星』の影響か?」


 笑いながら相手の策を褒める。

 こうまで誘導されると男として乗りたくなってしまうのもどうしようもない1面であろう。


「乗ってやるわ。――ただ、俺が弱いなどという妄想しとるならあっさりと命を貰うことになるの」


 結論は出た。

 後は前に進むだけである。

 フリーになっていた後輩の1人に翼たちの援護を命じて武雄は近接格闘戦を挑む。

 彼の戦い方は1対1が向いている。

 正確には1対1でないと味方が巻き込まれてしまう。

 この状況に持ち込むのも想定していたのか、どこからが計算でどこからが偶然なのかは武雄にもわからなかった。

 1つだけはっきりしているのは、昨年の『スサノオ』以来の本気の戦闘だということである。

 如何な策謀を巡らせようとも結局1番大事なものは己の実力だということを彼はよくわかっていた。


「さて、遣り合うとするかの」


 『盤上の指揮者』霧島武雄が1年生を仕留めるために本気を出す。

 武雄の戦意を感じ取ったのか、待ち望んだ展開に笑みを浮かべて相手の1年生は彼の攻勢を迎え撃つのだった。




 ――釣れた。

 健輔の心境を言葉にすればその一言に集約される。

 正直なところ万事順調に運んでいるように見せているがそこまでうまくはいっていない。

 優香が魔導陣による攻撃を防いでくれたのは奇跡の類だし、武雄がここまで粘るのも完全に予想外だった。

 それでも、彼は計算通りと笑って戦場に臨む。

 興奮していることは間違いない。

 自分の差配でチームを動かすことがこれほど楽しいとは思ってもみなかった。

 同時に普段真由美が感じているプレッシャーの重さも理解出来てしまったのだが。

 あの笑顔の裏でこんな胃が痛くなるような思いを抱えていたリーダーに尊敬の念を強くする。

 お礼ではないが、そのために勝利しないといけなかった。

 本来ならば細かいことを考えるのなんてどこまでも向いていない健輔が必死に考えながらここまで戦ったのはその一念があったからである。

 

「『陽炎』!」

『パターン切り替え。葵をベーシックに真由美を加えます』

「よっしゃぁああッ!!」


 遠距離攻撃も行える葵。

 そのように称すべき彼の切り札を持って健輔は武雄を迎え撃つ。

 ここまで来れば小難しい理屈はもういらない。

 勝つか、負けるか。

 2択しか存在しない。

 それは相手にとっても同じことだった。


「起きろ、『ミットライト』」


 戦闘中だとは思えない程、その言葉は戦場に響いた。

 それは名前だと直感出来たし、意味するところも理解できる。


『あなたはもう少し私を活用しようとしてください。道具の意義が問われます』

「高価な玩具に頼るのが性に合わんだけだ。気にするな」

『……はぁぁ、起爆式『蛇』を発動させます』

「おうよ、流石にわかっとるな」

「AI型!」

『私よりも前の型式を確認』

『教育してあげますよ、後輩』

『不要です、先輩』


 魔導機同士も対抗心のようなものを見せている。

 健輔はその様子に構うことなく拳を叩き付けようと接近しようとした。

 しかし――


「なっ」

「弾けろ」

 

 突如現れた蛇――の姿をした魔力爆弾だろうか。

 その姿のままに蛇は空を這ってぬるりと健輔の間合いに入り込む。

 相手は浸透系ではなく流動・創造系のはずである。

 遠隔操作など出来るはずがない。

 だが、現実に蛇は武雄の意思に従って動く姿を見せていた。


「くっ、だがこの程度で!!」


 操作性の代償なのか障壁で防げる程度まで威力が落ちている。

 これならばダメージ覚悟で突撃すれば有効打は取れるだろう。

 そこまで考えて、自分に怒鳴りつける。


「そんなわかりやすい穴があって切り札になるわけないだろうがッ!」

「……どうかな? もしかしたら、やれるかもしれないぞ。――挑戦してみればいい。ああ、それとも怖いのか?」

「ハッ、安い挑発だな! 自分がビビりで近接戦闘も真面に出来ないからって僻むのはよくないですよ、先輩ッ!」


 1匹、2匹と蛇が姿を増やしていく。

 恐らくこの姿こそが武雄にとってもっともイメージしやすい姿だっただろう。

 健輔が拳打を浴びせようとすると間に入って武雄を守る。

 攻撃を仕掛けてもぬるっと動き、健輔の腕に巻きつくなどしてうまく躱されてしまっていた。

 そして至近距離からの自爆、といやになるぐらい良く出来ている。


「クソッ!」

「ほれほれ、懐は空いてるぞー。来ないのか?」

 

 挑発の能力も1級品である。

 これに無傷で勝利出来た辺り、様々な要因はあれど健輔はまだまだ葵に及ばないようだった。

 能力的には劣っていても真由美の遠距離攻撃を組み合わせた分、汎用性では負けてはいないはずである。

 もっとも、付け加えた砲撃能力を1撃も放っていない以上、相手からは普通のシルエットモードにしか見えていないはずだった。


「……ここは」


 相手は明らかに懐に入ることを誘っている。

 賢い選択肢は乗らないことだ。

 普通に考えれば誘っているし、それはつまり必殺の自信があるというになる。

 ブラフの可能性もあったが踏み込まない限り、それは判別できなかった。

 乗るか、乗らないか。

 2つの選択肢が天秤に乗る。


「……ははっ、答えは決まってるよな」


 賢いのは乗らないことだ。

 だが――佐藤健輔という男はその誘いに乗りたくて仕方がない。

 相手が十全、完璧な状態でもっとも信頼する切り札を出せる状況に相手を嵌める。

 それは必勝のパターンだ。

 ならば、それを粉砕した時こちら側はどれほどの歓喜に浸れるのか。

 チームの勝敗と個人の趣向を秤にかけて――


「いくぞ、『陽炎』」

『了解しました、マスター』


 敗北の可能性は常に存在する。

 どちらかしかないのなら、前のめりに倒れることを選ぶのが健輔であった。

 蛇が乱舞する空間を見事な体捌きを持って健輔は突貫する。


「ふっ、お前も難儀な性をしとるの」


 爽快な笑み、誘えば必ず乗ってくると武雄は確信していた。

 一直線に武雄の元まで駆ける健輔、それを見つめる武雄。

 双方の視線がぶつかり合う。

 

「やれや――『ミットライト』」

『拘束術式『八岐大蛇』を発動します』


 先に動いたのは武雄だった。

 健輔に投げつけた蛇たちの尾が繋がりまるで健輔を閉じ込める檻のようなものへと変わっていく。

 拘束術式『八岐大蛇』――かつてスサノオの『侍』を葬った術式の改良版である。

 名前に反して原理は単純だ。

 相手が捌いた蛇をあえて爆発させずに四方へ放つ。

 それを連結させて蛇の檻を作って中に閉じ込める。

 武雄も中に閉じ込められるがこの包囲が完成した時点で目論見はほぼ完全に達成されているのだ。

 

「終わりよな」

『起爆』


 後は檻を爆発させて相手を葬る。

 ここまでは今までと同じだ。

 違うのは1点、中に居る武雄が魔力の流れに指向性持たせるというだけ。

 四方の爆発が全て健輔に集中する。

 2人を囲む檻が光輝き始める『盤上の指揮者』の罠はこれで完成、真実これ以上の手を打つことはもう出来ない。

 だからこそ――


「術式起動『白き閃光』ッ!!」

『承認します、発動』

「はっ――やりおるの」


 ――これを防ぐ方法はない。

 拳に集まるのは魔力の本流、依然は発動出来なかったが火力に系統の力を全て込めれば優香に遜色ない領域の技が放てる。

 虎穴に入らずんば、虎子を得ず――最初から相討ち前提だったのだ。

 

「いけえええええッ!!」

「小癪な奴よの……あの勝ち気は演技か!」


 炸裂する2つの光に飲まれて健輔と武雄は消えていく。


『『賢者連合』霧島選手と『クォークオブフェイト』佐藤選手、撃墜! 残り2名の『クォークオブフェイト』後がありません!』

『し、心臓に悪いわ~』


 『賢者連合』は残り4名。

 『クォークオブフェイト』は残り2名。

 チームの勝敗は優香の華奢な双肩に託されたであった。


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