『アイニードシェルター』

⑼『アイニードシェルター』

⑼『アイニードシェルター』

㈠

シェルター、シェルターは必要です。何と言っても、アイニードシェルターなんだ、そうなんだ。天に向かって、高らかに叫ぼう、と勧誘はしないけれど、俺は一人でも、叫ぼうと思って居る。思って居るだけで、叫ばないですが。

㈡

とにもかくにも、アイニードシェルターであって、それはそれは、重要事項なんです。どうしちまっても、何かから、自身を守らなければならないという、何か意味不明な使命感に捉われて、とにかくこうして、アイニードシェルターという小説を、書いて居る。

㈢

重要なんだ、未来にとっても。俺は俺で、何かしらの役に立ちたいのであるからして、それって大切なことじゃないかな、と街行く人に言いそうになる。前に記述しましたね、これも、実際には言わないというやつですが、本当に、アイニードシェルターなんだ。