シスコン王子の華麗なる復讐劇♡
短編とか言いながらちょっと長い( 'ω')
最後までお付き合いください!
遠い昔のことでした。
其の国__アルキオン王国では聡明で美しい女性と、質実剛健な王が愛し合い、結ばれ、1人の王女が生まれました。
しかし、体の弱かったその女性は__『この子をどうかお願い……』__そう言い残し、産後まもなく儚くなってしまいました。王は遺言通り王女に深い愛を注ぎ、大切に育てようと深く心に刻みました。
ですがそれを、その国の重臣達が許しませんでした。
なぜなら王が愛した女性は平民だったからです。
このままでは平民の子がこの国の王になってしまう__
それが彼らには許せなかったのです。王は悩みながらも、侯爵家の令嬢を新しい妃に迎え、そして王子が生まれました。
そしてその王子がこの僕、
オリヴァー・エルラッシュ・アルキオンである。
まず1つ言っておこう。
僕の姉は"女神"だ。
どうしてかって?野暮なことを聞くな。姉様__シャルル・エルラッシュ・アルキオン王女 は多才で容姿端麗。スタイルも抜群だし頭のキレも群を抜いている。もう一度言うが、控えめに言って"女神"だ。
特に僕に向かって微笑みながら、『オリヴァー!これ、似合うかしら?』と言って花冠をかぶった姉様を見た時なんかは危うく天に召されそうになった。
僕の両親__現国王と王妃は分け隔てなく姉様と僕を愛し、大切に育ててくれた。姉様も僕を大事にしてくれたし、僕も姉様を大事にした。そう、この世の何よりも。
姉様が平民の血を引いていることは、幼い頃に姉様本人から聞いた。でも僕はそんなこと心底どうでもいい。僕の傍に姉様がいて、笑ってくれていることがこの世の平穏であり、僕のすべてだからだ。……おっと、話がズレたな。
ここで状況を話しておこう。
今姉様は17歳、僕は16歳。通っている王立学園では、姉様が最高学年で僕が1つ下。姉様は18歳の成人と共に卒業だ。そして王族の成人といえばもちろん、次代の王になるかどうかが決まる。
僕が生まれた時に、父はこう宣言した。
__『王女か王子、優秀な方に王位を継がせる』__
ちなみに姉様が平民の血を引いているという事実は、一部の上位貴族にしか知らされていない。だから社交界や学園は今、僕か姉様のどちらが王太子になるかが議論されている。ハッキリ言うが、姉様の方が優秀だ。2人とも学年では常にトップだし、素行もマナーも礼儀も完璧。だがやはり、行政という部分では、姉様の方が優れているのだ。でも姉様は女性だから、僕が王太子になるという意見が多い。だが僕は王になりたいなんて微塵も思っていない。
だって僕が王になってしまったら、姉様は公爵家に降嫁されてしまう。姉様が僕の傍から居なくなるなんて、この世の終わりと同義だ。父と母にも、姉様に王位を継いで欲しいと進言している。僕は姉様の補佐をすると。姉様の補佐として一生お仕えすることに決めていると。だから優秀であろうとしたのだ。それ以外の理由なんてない。
そして時は流れ、木々が赤く染る頃、父が新たに宣言した。
__『王位はこの国の王女、シャルル・エルラッシュ・アルキオンに継がせる』__
この上なく幸せな瞬間だった。
姉様に頼られる日々、姉様と共に仕事をする日々、__
あぁ、天国……!!
そのまま時は流れ、姉様は卒業し王太子へ。僕も1年後にしっかり卒業し、それと同時に姉様は王位を継承した。女王になるには若すぎるとかなんだと反対していた一部の貴族どもは、姉様が優秀さでねじ伏せた。さすが姉様だ。カッコイイ!!
戴冠式の姉様はこの世のものとは思えないほど美しく、このまま死んでもいいとさえ思った。
それからというもの、僕と姉様は目まぐるしい日々を送っている。女王としての仕事、その補佐。大変だけど、この上なく幸せ。あぁ神様、僕を姉様の弟にしてくれてありがとう……。
そんな日々が1年ほど続いた今、僕は今日も姉様、、いや、女王陛下に午後の紅茶を届けている。
もうすぐ建国記念のパーティーが王宮で開かれる。その準備で王宮内は今大忙しなのである。そんな中でも女王陛下にはしっかりと休憩してもらわねばならない。
執務室の扉をコンコンとノックし、中へ入る。あぁ、いつみても机に向かう陛下は美しい……。
「失礼します。紅茶をお持ちしました。」
「ありがとうオリヴァー。せっかくだし、一緒に飲まない?」
「喜んで!」
僕に向けられる微笑みは優しくて、慈愛に満ちている。
紅茶を飲む所作は洗練され、無駄がない。ルビーのような煌めく瞳が紅茶に反射して輝いている。姉様の動きに合わせて揺れるシルバーブロンドのストレートの髪は絹のように美しい。僕は髪の色は同じだけれど、瞳は姉様のルビーに対してエメラルドの瞳だ。赤の補色は緑。ほら見ろ、僕は姉様の右腕になるように生まれてきたようなものだ。つい見蕩れていると、
「オリヴァー、大丈夫?少し休む?」
と気遣ってくれた。優しい、優しすぎる。
「姉さま…陛下こそお休みになられた方が良いのでは?」
「あらいいのよ。2人の時は"ねえさま"と呼んでも」
ふふふと笑う姿は眩しく、それだけで疲れなんて吹っ飛ぶ。
談笑もほどほどに楽しいお茶の時間を終え、僕はやる気を入れ直して再び仕事に戻った。
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1週間後、建国記念パーティーの日。
姉様は瞳と同じ赤いドレス、そしてルビーの細かな装飾品を身に纏っている。まさに"女王"と呼ぶに相応しい姿だ。僕は姉様の赤色を目立たせるため、緑を基調とした正装だ。
さあ貴族共、姉様の美しさにひれ伏せ!!
エスコートはもちろん僕だ。どこぞの馬の骨にさせるわけにはいかないからな。
最初の挨拶を済ませ、玉座に座る。僕は姉様の隣に立つような形でパーティーが始まった。
横から姉様を眺めていられる、なんて贅沢なんだろうか。今日は長い髪をまとめてアップにしているから、姉様の項が丸見えだ。……これは危険ではないか?姉様に惚れ込んでいる令息どもがこんなものを見てしまっては大変なことになってしまう。しっかりお守りしなければ__
そんなことを考えていると、
「シャルル・エルラッシュ・アルキオン!!!お前をこの国から追放する!!!」
そんな声が、会場に響き渡った。
「「……は?」」
姉様と声が被った。だって女王を国外追放?おかしくないか?
1人の男が僕らの前に歩み出てきた。この国の公爵、アルバン・クォーターだ。
「クォーター公爵、一体どういう意味ですか?」
落ち着き払って答える姉様、なんて素敵なんだ……!
「ゴホン。ここにいるみなにもよく聞いてほしい!ここにいる女王は、王族ではない!彼女は平民の子だ!!」
「!!!」
僕と姉様は顔を見合せた。"あれ"は禁句だ。そう、父が決めたはずだ。
今父と母は旅行に出ている。姉様が父と母に今までの疲れを癒して欲しいと準備したのだ。まぁ、それは置いておいて。
辺りは一気にざわつき始める。たが公爵は口を閉じない。
「シャルル・エルラッシュ・アルキオンは平民の血を引きながらも女王として君臨し、この国を支配している。だが彼女の優秀さは否定できなかった。だがしかし!彼女は許されない罪を犯したのだ!!」
罪?罪だって?この美しさの塊のような姉様が?コイツ頭おかしいんじゃないか?
「彼女は禁じられている古の術、黒魔法に手を出し、国民の忠誠心を強制的に手に入れたのだ!!」
会場のざわつきが最高潮に達する。
黒魔法__それは人の心身に害をなし、人間を傀儡にすることすらできてしまう恐ろしい魔法。
だがもちろん、姉様はそんなことしていない。
「どこにそんな証拠があるのですか?」
尚冷静な姉様、さすがです。
「ふっ……これは、神からのお告げだ。」
「…つまり教会からの…?」
「そうだ。いくら女王でも、神には背けまい。」
勝ち誇った顔でそう告げる公爵。何が何だか分からないという人々を前に、公爵は言った。
「よって今すぐに王位を剥奪し、新たにオリヴァー王子を即位させる!!!」
は?
僕?
「オリヴァー王子は先代の国王と侯爵家の血を引く、正真正銘の王である。反対するものはいるか?」
辺りはしんと静まり、異論を唱える者はいない。
「ちょっ、と、待て、公爵。僕が、王?」
「そうですオリヴァー王子…いや、国王陛下。」
「ふざけるな!!僕に王になる資格はない!!!真の王は女王陛下ただ1人だ!!!」
「オリヴァー…」
ルビーの瞳が哀しげに揺れる。
「姉様、そんな顔をしないでください。僕まで悲しくなってしまいます」
「ふむ…では罪人を庇うということですな?」
「陛下は罪人ではない。もし本当に国外追放にすると言うのなら、僕も姉様と共に行く!!」
「ほぉ…では新国王は我が公爵家の長男、ということで如何ですか?」
「あぁ、好きにしろ。もうこの国に興味はないからな」
公爵がニヤリと笑う。恐らくこれが目的だったのだろう。
衛兵がこちらに向けて歩き出した。彼らも買収済みなのだろう。今すぐこいつらを全員ぶん殴ってやりたいが、今は姉様を安全な場所へ連れ出すことが先だ。
「姉様、失礼します」
「え、オリ_きゃっ!?」
姉様を抱え_正確にはお姫様抱っこなのだが_、"力"を集中させる。
「__転移__」
「!」
公爵が苦虫を噛み潰したような顔をしたが、もう遅い。
瞬き1つの間に、僕らは姉様の執務室に"転移"した。
「姉様、今すぐ王宮を出ましょう。必要なものをカバンへ詰めてください」
「オリヴァー、あなた、魔法なんて_」
「詳しくは後ほど説明します。今は僕の言う通りにしてください」
「っ、分かったわ」
それから僕らは必要なものをカバンに詰め、最低限の衣服と食料を持ち、王宮を出たのだった。
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1ヶ月後。
僕ら家族は今、隣国の辺境で暮らしている。
気になることがたくさんあるって?まぁ順番にいこうか。
まず1つ目。
教会とはなんなのか。
教会って言うのは、この国を創ったと言われる女神を祀っているところ。教会では神のお告げが下され、またそれに背くことは許されない。
2つ目。
僕が使った魔法について。
この国には魔法が使える者が一部、存在する。僕ら魔法使いが使う魔法は、女神からの"ギフト"であり、生まれつきのものだ。ちなみに発現したのは5歳の時。でも僕は誰にも言わなかった。知られてしまえば、僕を王にしようとする者が増えるはずだし、第一、国のためじゃなくて姉様のためだけに使うべきものだ。晒してなるものかとひた隠し続け、来るべき時のために取っておいたのだ。
3つ目。
恐らくこれが1番気になるんじゃないのかい?
この1ヶ月、何があったのか。よく聞いときなよ?
僕はずっと、準備してたんだ。姉様が平民の血を引いていることがいつかは漏れると思ったからね。そしてそれが公になれば、もちろん姉様の王位は剥奪されるだろう。
だから僕はひっそりとその時のために備えた。
それは国外に味方を作ること。僕は忙しい姉様に代わって外交を担当していた。だから今いる隣国に、いわゆる"コネ"をつくったんだ。この国の皇帝陛下は寛大なお心を持っていて、また姉様を高く評価していた。そしてこの国に血筋を重視する文化は無い。だからこそ僕は、包み隠さず事情を話し、約束を交わした。姉様の身に危険が及んだ時には、こちらの帝国に匿ってもらう。そしてできる限りの支援をすると。そうして危険時の避難場所を確保した。
建国記念パーティーの日、僕はこの辺境に"転移"し、それからすぐさま魔法で両親に連絡をとった。
父も母も、最初は驚いたが、姉様を侮辱したことに激昂し、国には戻らないと言い切った。両親も隣国に迎え入れてもらい、僕ら家族は特になんの被害も無く無事を確保できた。
懸命に"いつも通り"を繕っていた姉様も、さすがに両親を前にすると涙を零した。当たり前だ。あれだけ必死に務めていたのに、身に覚えのない理由で罵倒され、国外追放とされたのだから。両親は優しく姉様をなだめ、これまでの頑張りを褒めたたえた。
目が赤く腫れている姉様を僕は優しく抱きしめた。姉様は小柄で、僕の腕の中に簡単に収まってしまう。そして僕はこう言った。
「奴らには罰が下るよ。ねえさまを傷付けた罰が、必ずね」
そう、罰が下る。いや、下すのだ。
どこの誰に何をしたのか、身をもって教えてやる。
そう、心に誓った。
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それからさらに1ヶ月。王宮にて______
「なぜだ…なぜ上手くいかないっ!?」
私はアルバン・クォーター。この国の公爵だ。2ヶ月前に目障りだった女王を"冤罪で"体良く排除し、息子を王に仕立てたことで、この国は我がものになった____はずだった。
民の統制が、まったく出来ていない…いや、出来ないのだ。まず最初に、我が息子が王になったとこへの反対の声といったら、凄まじいものだった。それからはもう悪循環だ。納税率が減少し、それに伴い財政は悪化。増税なんてできる状況では無い。女王を支持していた貴族達とは未だ対立関係にあり、政治もまったく進まない。多額の金を教会に寄付して嘘の証言をさせたというのに、まったく思い通りにならない。
それから貿易も滞った。国と国との契約書は、すべて女王の名のもとに結ばれていた。それも魔法を使ったもの。契約の年数は決められており、破ることはおろか、破棄することすらできない。また輸出品すら十分に生産できていない。1つの物に生産を集中させると、他のものの生産が滞る。費用が足りないだとか、資源が回ってきていないとか、各方面から苦情の嵐。そこで私は思い至った。不本意だが、女王の政治を参考にしてみようと。
この国の帳簿や資源管理に関する書類を見て、私は度肝を抜いた。どの事業にも、無駄なく、だが平等に、予算や資源が割り振られている。それはもう、完璧に。
執務室を片っ端から漁り、全ての書類に目を通した。
どれも"完璧"としか言いようがなかった。敵わないと、思ってしまった。だが真似しようにも、財政も統制も不安定な今、到底可能ではない。
なぜここまで、平民の子ができる?頭に浮かんだのはただそれだけだった。城中の書物を漁り、私は愕然とした。
目に入ったのは1枚の紙。
______『 シャルル・エルラッシュ・アルキオン ギフト 統治 』______
ギフト、統治。その名の通り、統治者としての才能だ。それも、ずば抜けて貴重なギフト。彼女は、王になるべくして生まれた子だったのだ。それを知っていたからこそ、王も、王妃も、王子も、彼女を王にと言ったのだ。
「…はは…はははっ…」
かろうじて出たのは乾いた笑い。後悔しても、もう遅い。
いなくなれば、国が傾くのは当然なのだ。なんということをしてしまったのだろうか。
私は残った僅かな気力で騎士を呼び出し、"元"女王の捜索に向かわせた______。
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「姉様、紅茶飲むかい?」
「えぇ、ありがとう」
すっかり元気を取り戻した姉様は、今日も美しい。
きっと明日も、明後日も、そのまた明日も、きっと美しいのだろう。
女王だった頃よりも生き生きとした笑顔をした姉様は言った。
「あの人たち、本当に頭が足りないのねぇ。統治者を追い出すなんて、愚行だわ」
「その通りだよ姉様」
「まぁ私は今の暮らしの方が好きだけど」
「僕は姉様がいればそれでいいよ」
「まぁ、オリヴァーったら!」
互いに笑い合い、茶菓子を手に取る。
「それにしても、ギフトを黙ってるなんてひどいんじゃない?」
「僕は姉様のためだけに使いたかったんだ」
「ふふふっ。オリヴァーのそういうところ、変わってないわね」
妖艶な笑みを浮かべる姉様にうっとりとする僕…。
あ、そうだ。
「今クォーター公爵が姉様を探させてるそうだよ?」
「今更?もう遅いわよ」
「アルキオンに未練はないの?」
「無いわよ?だって別に、女王になりたかったわけじゃないもの」
えっ?そうなの?
「私はただ、"上に立つ"のがどんなものなのか知りたかっただけ。だって快感じゃない?散々女だからとバカにしてきた人達を一瞬で黙らせることが出来るのよ?最高じゃないの!」
あははと楽しげに笑う姉様は、まるで子供のように可愛らしい。
「もうあそこは私の国じゃないし、どうなろうとどうでもいい。ゆっくり衰えていくのを眺めることにするわ」
「じゃあ僕もそうしようかな」
言い忘れていだが、姉様は薔薇の花のような人だ。棘すらも美しく身に纏い、人々に愛されてやまない薔薇の花。
姉様は聡明だが、決して性格が良いわけではない。悪戯好きで、自分の好奇心を刺激するものに目がないのだ。今の姉様を釘付けにしているのは、王国の滅亡という1つの演劇。
そしてそれを用意したのは、紛れもない僕だ。
各国との条約や貿易の契約はすべて魔法を使い、姉様以外との契約を不可能にした。そしてわざと書庫の奥深くに姉様のギフト判定の書類を隠し、気付いた頃にはもう手遅れというタイミングで見つかるようにした。
そして今はこの辺境から、追放された女王は統治者だったらしいという噂を流し始めている。
いつかアルキオンに届いた時、国はどのように傾くだろうか。愚かな貴族共はどんな顔をするだろうか。それが僕ら姉弟は楽しみで仕方がないのだ。
「姉様……」
跪き、手の甲にキスを添えると、
「私の可愛いオリヴァー…」
そういって額にキスを落としてくれた。
気を抜けば引き込まれそうなルビーの瞳に映るのは、今は僕たった1人。こんな時が一生続けばいいと思う。
僕が姉様で埋め尽くされているように、姉様も僕で埋め尽くされてしまえばいいのに。
この感情はきっと歪で、どす黒く染まっているのだろう。
あぁ姉様____
「この世で1番愛しています」
姉様は瞳を見開いたかと思えば、にっこりと微笑んで答えた。
「私も"大好き"よ」
「もう!焦れったいですよ姉様!」
うふふと愉快そうに笑う姉様。憎めないなぁ。憎むなんて到底できやしないんだけど。
姉様がこちらを向いて口を開いた。
「私も愛してるわ、オリヴァー」
「はわ……はいぃ…♡」
甘い言葉に酔いながら、僕は今日も姉様に見惚れたのだった………。
おしまい!
お読み頂きありがとうございました!
面白いと感じて頂ければ幸いです(*´˘`*)