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拗らせ捻くれ少年の秋の茜と青い春  作者: 使い捨て系鉛玉
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あい☆あむ☆あ☆ボッチ!!

ノリと勢いだけで書きました。

ついでのつもりなので超不定期更新になるかと。

その内エタると思うのでそれでもという方は是非に拙作をお読みいただけたらと。


 青春。

 それは愛を、恋を、友情を学ぶ時代。

 時には苦い思い出を築きながら、人はここで何より大切な時間を過ごす。

 誰にとってもこの時期こそが人生で最も輝いているのではないだろうか。

 ところがそんな時期に俺『在織 降雪』は、周囲のほとんどの人間から否定されていた。


 かつて親の虐待から妹を守り抜き、自身も逃げ切り、やっと始められるはずだった一般的で当たり前な日々は、しかし他者からの悪印象というどうしようもない何かにより、紡がれることは無かった。

 笑顔で会話を交わすべき級友ーーーいや、この表現は当てはまらないなーーー同じ教室に所属するだけの人間からは関わることを一切断念され、その状況を何とかするはずであり、先程述べた、愛を、恋を、友情を教える事を生業とする担任からは軽蔑にも酷似した悪辣な害意を抱かれている。

 これではまともに倫理を学ぶ事さえ叶わないし、こんな有様では、いつこの状況がイジメに発展しようと不自然では無い。

 と言うか既に俺はイジメられているのだと認識している人間も何人かいると思う。

 前にも何人かの不良にさも当然の様にカツアゲされかけたし。その時は素直に財布渡してトンズラこいたが。

 ドヤ顔の諭吉(にせさつ)がギッシリ入っていたはずなのできっと社会不適合者の方にも満足頂けたかと。


 ああ、勘違いしないで欲しい。

 別にこんな俺でも妹からは拒絶されていないし妹は今の自分の様な有様ではない。ちゃんと平穏を送れている。

 普通というにはあまりにも劇的だが、それでも平穏は平穏であり、それが続いて欲しいと心から願えるものだ。

 その為俺はあまり妹と関わらないようにしている。

 絶対悪すら名乗れそうな程に人から悪感情を向けられているこの俺が兄だとバレてしまったら、やはり迷惑をかけてしまうだろう。

 だから、会うにしても学校ではこっそりとだ。


 なので今現在この時点この状況を、簡潔に言い表すとすればーーー


 ーーー俺はボッチだ。

馬鹿みたいに短いです。

あと2話ほど明日明後日に投稿します。

ストックが5話を超えたら1話書く毎に更新します。

『秘密組織の序列十位は器用貧乏』の方もよろしければ読んでやってください。

一応そちらをメインに書いております。

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